[2483] 翻訳センター の財務・株価分析レポート

24830 – 翻訳センター 財務分析レポート

24830 – 翻訳センター 財務分析レポート

作成日: 2025年07月07日

営業利益・純利益と営業利益率の推移

営業利益・純利益と営業利益率の推移グラフ

PER推移

PER推移グラフ

キャッシュフロー推移

キャッシュフロー推移グラフ

負債・純資産推移

負債・純資産推移グラフ

貸借対照表比較

貸借対照表比較グラフ

利益・配当推移

利益・配当推移グラフ

利益・配当散布図

利益・配当散布図

在庫回転率の推移

在庫回転率の推移グラフ

セグメント別利益の推移

セグメント別利益の推移グラフ

事業内容

事業の概要

当社グループは、翻訳サービスを主たる業務として提供しています。主要な事業内容は翻訳事業、派遣事業、通訳事業、コンベンション事業などが含まれます。

主要な事業分野

  • 翻訳事業
  • 派遣事業
  • 通訳事業
  • コンベンション事業
  • その他

各事業分野の詳細

翻訳事業

翻訳事業では、特許分野、医薬分野、工業・ローカライゼーション分野、金融・法務分野などの分野に特化した翻訳サービスを提供しています。これには、特許出願書類、医薬品関連文書、技術仕様書、金融関連資料などの翻訳が含まれます。

派遣事業

派遣事業では、機密保持上の理由から社外に持ち出せない文書の翻訳業務や通訳者の派遣を行っています。顧客企業内での通訳業務にも従事しています。

通訳事業

通訳事業では、企業内の会議や国際会議における通訳業務を提供しています。専門知識を持った通訳者がサポートしています。

コンベンション事業

コンベンション事業では、国際会議や学会、展示会などの企画・運営業務を行っています。幅広いイベントに対応しています。

その他

その他の事業として、通訳者・翻訳者の養成、語学教育、特許明細書の作成から出願手続きの支援、データの収集・分析・活用支援などの業務を提供しています。

事業の特徴・強み

  • 幅広い分野への対応: 特許、医薬、工業、金融・法務など多岐にわたる分野に特化した翻訳サービスを提供している。
  • 専門知識の豊富なスタッフ: 各分野の専門知識を持った翻訳者や通訳者がサービスを提供しており、高品質な翻訳を実現している。

今後の展開・戦略

当社は、さらなる業務拡大を目指し、顧客ニーズに合わせた多様な翻訳サービスを提供することで市場シェアを拡大していく戦略を展開しています。また、新たな技術やツールの導入による業務効率化や品質向上にも注力しています。

関連会社情報

【連結子会社】
| 会社名 | 住所 | 資本金 | 事業内容 | 所有割合 | 役員兼任 |
|———————|————–|——–|————–|———-|———-|
| 株式会社アイ・エス・エス | 東京都港区 | 99,000 | 派遣事業、通訳事業、コンベンション事業、その他 | 100 | 有 |
| 株式会社メディア総合研究所 | 東京都港区 | 100,000 | 翻訳事業 | 100 | 有 |
| 株式会社FIPAS | 東京都港区 | 45,000 | その他 | 100 | 有 |
| 株式会社パナシア | 東京都港区 | 45,000 | 翻訳事業 | 100 | 有 |
| 株式会社福山産業翻訳センター | 広島県福山市 | 10,000 | 翻訳事業 | 100 | 有 |
| HC Language Solutions,Inc. | 米国カリフォルニア州 | 千米ドル1,000 | 翻訳事業 | 100 | 有 |

【持分法適用関連会社】
| 会社名 | 住所 | 資本金 | 事業内容 | 所有割合 | 役員兼任 |
|————-|————|——–|———-|———-|———-|
| ランゲージワン株式会社 | 東京都渋谷区 | 52,650 | その他 | 46.5 | 有 |

【注釈】
1. 「主要な事業の内容」欄には、セグメントの名称を記載しております。
2. 特定子会社に該当しております。
3. 株式会社アイ・エス・エスについては、売上高(連結会社相互間の内部売上高を除く。)の連結売上高に占める割合が10%を超えております。

設備投資分析

設備投資の分析

投資の時期と規模

2018年03月期に特に大規模な設備投資が行われ、95,312千円が投資されました。その後も2019年03月期に232,731千円、2020年03月期に185,334千円と継続的な投資が行われています。投資金額は増加傾向にあり、特に2019年03月期が最大規模の投資となっています。

投資の目的と内容

主たる投資内容は翻訳事業における効率化と最適化を推進するためのシステム開発費用であり、生産性向上が主な目的とされています。また、情報セキュリティ強化やリモートワーク管理ソリューションの導入など、新技術への対応や業務効率化に重点が置かれています。

投資の効果と影響

設備投資により翻訳事業の生産性が向上し、効率化が図られています。しかし、2020年03月期に外部委託したシステム開発に関する減損損失が計上された点が課題となっています。投資により事業への影響は正と負の両面があり、効果的な投資管理が求められています。