24840 – 出前館 財務分析レポート
営業利益・純利益と営業利益率の推移
PER推移
キャッシュフロー推移
負債・純資産推移
貸借対照表比較
利益・配当推移
利益・配当散布図
在庫回転率の推移
セグメント別利益の推移
事業内容
事業の概要
当社グループは、デリバリー専門サイト・アプリの運営を主たる事業として展開しています。
主要な事業分野
- 出前館事業
各事業分野の詳細
出前館事業
出前館事業は、主に「出前館」と「Yahoo!クイックマート」で構成されています。ユーザーはパソコンやスマートフォンを通じて店舗やメニューを選択し、注文することができます。カスタマーセンターではトラブルやクレームに迅速に対応し、配達代行の配達員が商品を届けます。加盟店数は急速に拡大し、現在は10万店舗を超えております。ユーザーは様々な決済方法を利用可能であり、会員登録により便利なサービスを受けられます。収益は加盟店からの手数料や広告収入が主な源泉となっています。
事業の特徴・強み
- 急成長: 新型コロナウイルス感染拡大による需要増加を受け、加盟店数が急増している。
- 多様な決済方法: 現金やデジタル決済など、ユーザーにとって利便性の高い決済方法を提供している。
今後の展開・戦略
今後は、加盟店の多様化やサービスの拡充を図り、さらなるユーザー数の増加を目指す戦略を展開していきます。
関連会社情報
【連結子会社】
| 会社名 | 住所 | 資本金 | 事業内容 | 所有割合 | 役員兼任 |
|———————-|————–|———–|—————————-|———|———|
| 株式会社出前館コミュニケーションズ | 鹿児島県鹿児島市 | 8百万円 | 出前館事業 | 100.0 | 有 |
| NAVER Corporation | 韓国京畿道城南市 | 16,481百万韓国ウォン | ビジネスプラットフォームサービス事業 | 25.0 | 無 |
| NAVER J.Hub株式会社 | 東京都品川区 | 5,000万円 | ビジネスプラットフォームサービス事業 | 16.6 | 無 |
| 未来Fund有限責任事業組合 | 東京都新宿区 | 17,300百万円 | LINEグループとの事業シナジーを創出する事業やサービスに対する戦略投資の実行 | 16.6 | 無 |
【持分法適用関連会社】
| 会社名 | 住所 | 資本金 | 事業内容 | 所有割合 | 役員兼任 |
|———————-|————|———–|—————–|———|———|
| ソフトバンクグループ株式会社 | 東京都港区 | 238,772百万円 | 持株会社 | 37.4 | 無 |
| ソフトバンクグループジャパン株式会社 | 東京都港区 | 188,798百万円 | 持株会社 | 37.4 | 無 |
| ソフトバンク株式会社 | 東京都港区 | 214,394百万円 | 通信業 | 37.4 | 無 |
| Aホールディングス株式会社 | 東京都港区 | 100百万円 | 持株会社 | 37.4 | 無 |
| LINEヤフー株式会社 | 東京都千代田区 | 248,144百万円 | グループ会社の経営管理 | 37.4 | 有 |
【注釈】
1. 「主要な事業の内容」欄には、セグメントの名称を記載しております。
2. 議決権の所有(または被所有)割合欄の[ ]内は、間接所有割合で内数となっております。
3. 有価証券届出書、有価証券報告書を提出しております。
4. Zホールディングス株式会社は、2023年7月12日付で、2023年10月1日を効力発生日として、LINE株式会社が保有・管理する一定の海外株式その他吸収分割契約に定めるものを除き、LINE株式会社の資産、債務その他の権利義務の全てをZホールディングス株式会社が承継する吸収分割を行うことを取締役会において決議しました。これにより、LINE株式会社は、その他の関係会社に該当しないこととなりました。
5. Zホールディングス株式会社は、2023年10月1日をもって、LINEヤフー株式会社に商号変更をしております。
6. 株式会社くるめしは、2024年6月7日付で全株式を譲渡したため、持分法適用関連会社から除外されました。
設備投資分析
設備投資の分析
投資の時期と規模
2015年から2021年までの間に設備投資額は着実に増加し、2021年に最大の投資額である2,510,198千円を記録した。特に大きな投資は2021年に行われ、その主な投資対象は出前館事業におけるソフトウェアであった。投資の頻度は毎年行われており、継続的な投資が行われてきた。
投資の目的と内容
主な投資分野は出前館事業におけるソフトウェアであり、その他にも建物や無形固定資産への投資が行われている。投資の目的は主に出前館事業の拡大や効率化であり、特にソフトウェアへの投資が顕著である。また、減損損失が2020年と2021年に大きく発生しており、投資のリスクも考慮される必要がある。
投資の効果と影響
設備投資により、出前館事業の成長や効率化が進んでいると考えられる。しかし、減損損失の発生により投資の成果にはリスクが伴うことが示唆されている。今後の投資計画ではリスク管理が重要となるだろう。