24980 – オリエンタルコンサルタンツホールディングス 財務分析レポート
営業利益・純利益と営業利益率の推移
PER推移
キャッシュフロー推移
負債・純資産推移
貸借対照表比較
利益・配当推移
利益・配当散布図
在庫回転率の推移
セグメント別利益の推移
事業内容
事業の概要
当社グループは、インフラ整備を中心としてマネジメントサービスを提供する持株会社です。連結子会社14社や関連会社を含む企業集団で、工事施工や不動産管理などの事業も展開しています。
主要な事業分野
- インフラ・マネジメントサービス事業
- 建設調査・設計・監理事業
- 環境マネジメント事業
- その他事業
各事業分野の詳細
インフラ・マネジメントサービス事業
この事業分野では、社会環境整備に関わる事業の知的サービスを提供しており、グローバルな総合コンサルタントとして活動しています。主な関連会社には㈱オリエンタルコンサルタンツや㈱ジェーエステックなどがあります。
建設調査・設計・監理事業
こちらの事業では、上下水道や廃棄物、環境、情報に関する調査や設計、維持・運営マネジメントなどを行っています。主要な企業には㈱アキバや㈱中央設計技術研究所が含まれます。
環境マネジメント事業
この事業分野では、地質・土質調査や環境浄化、構造物調査・リニューアルなどの環境に関する業務を展開しています。主な企業には㈱アサノ大成基礎エンジニアリングや㈱鈴木建築設計事務所が含まれます。
その他事業
その他の事業では、建設マネジメントや計測制御、資産管理に関するITソリューションの提供やアウトソーシング、リソースマネジメントなどを行っています。㈱リサーチアンドソリューションがこの分野で活動しています。
事業の特徴・強み
- グローバルな総合コンサルタントとしての地位
- 幅広い事業分野での展開
- 環境に配慮したサービス提供
今後の展開・戦略
当社は、グローバルな総合コンサルタントとしての地位を強化し、環境に配慮した事業展開を進めることで持続可能な成長を目指します。新たな技術やサービスの導入により、顧客ニーズに柔軟かつ効果的に対応していく戦略を展開しています。
関連会社情報
【連結子会社】
| 会社名 | 住所 | 資本金 | 事業内容 | 所有割合 | 役員兼任 |
|——————————-|————–|——–|————————|———-|————|
| ㈱オリエンタルコンサルタンツ | 東京都渋谷区 | 500 | インフラ・マネジメントサービス事業 | 100.0 | 有 |
| ㈱オリエンタルコンサルタンツグローバル | 東京都新宿区 | 490 | インフラ・マネジメントサービス事業 | 100.0 | 有 |
| ㈱アサノ大成基礎エンジニアリング | 東京都台東区 | 450 | 環境マネジメント事業 | 100.0 | 有 |
| ㈱中央設計技術研究所 | 石川県金沢市 | 30 | インフラ・マネジメントサービス事業 | 100.0 | 有 |
| ㈱エイテック | 東京都渋谷区 | 95 | インフラ・マネジメントサービス事業 | 100.0 | 有 |
| ㈱リサーチアンドソリューション | 福岡県福岡市博多区 | 10 | その他事業 | 100.0 | – |
| ㈱ジェーエステック | 埼玉県さいたま市中央区 | 31 | インフラ・マネジメントサービス事業 | 100.0 | – |
| ㈱アキバ | 島根県松江市 | 11 | インフラ・マネジメントサービス事業 | 100.0 | – |
| ㈱鈴木建築設計事務所 | 千葉県松戸市 | 10 | 環境マネジメント事業 | 100.0 | – |
| 三協建設㈱ | 静岡県浜松市浜名区 | 30 | 環境マネジメント事業 | 100.0 | – |
【持分法適用関連会社】
| 会社名 | 住所 | 資本金 | 事業内容 | 所有割合 | 役員兼任 |
|———————————-|—————–|——–|————————|———-|———-|
| Oriental Consultants India Private Limited. | インド国ニューデリー | 0 | インフラ・マネジメントサービス事業 | 100.0(99.0) | – |
| Oriental Consultants Japan Co.,Ltd. | ミャンマー連邦共和国ヤンゴン | 5 | インフラ・マネジメントサービス事業 | 100.0 | – |
| Oriental Consultants Philippines,Inc. | フィリピン国マカティ市 | 91 | インフラ・マネジメントサービス事業 | 83.8(83.8) | – |
| Oriental ConsultantsThailand | タイ国バンコク | 6 | インフラ・マネジメントサービス事業 | 49.0(49.0) | [6.0] |
【注釈】
1. ㈱オリエンタルコンサルタンツ、㈱オリエンタルコンサルタンツグローバル、㈱アサノ大成基礎エンジニアリング、㈱エイテック、Oriental Consultants Philippines,Inc.は特定子会社に該当いたします。
2. 議決権の所有割合の( )内は、間接所有割合で内数であります。
3. 議決権の所有割合の[ ]内は、緊密な者の所有割合で外数となっております。
4. 有価証券報告書を提出している会社はありません。
5. 主要な事業の内容欄には、セグメントの名称を記載しております。
6. 主要な損益情報等㈱オリエンタルコンサルタンツ、㈱オリエンタルコンサルタンツグローバル及び㈱アサノ大成基礎エンジニアリングの売上高(連結会社相互間の内部売上高を除く)は連結売上高に占める割合が10%を超えております。
設備投資分析
設備投資の分析
投資の時期と規模
2014年から2024年までの時期において、設備投資額は年々増加しており、2022年度が最も大きな投資額である1,589百万円を記録しています。特に2019年度から2022年度にかけて急激な増加が見られます。投資の頻度は毎年行われており、継続的な設備投資が行われています。
投資の目的と内容
主な投資分野はインフラ・マネジメントサービス事業であり、業務効率化や新たな事業展開を目的としています。主な投資内容は情報通信機器や周辺機器、社内管理システムの構築、業務用機器の購入などが挙げられます。特にテレワーク基盤の整備や社内システムの構築に重点が置かれています。
投資の効果と影響
設備投資により、業務の効率化や新たな事業展開が促進されています。特にテレワーク基盤の整備や社内管理システムの構築により、業務プロセスの効率化が図られています。また、インフラ・マネジメントサービス事業の成長や競争力強化に寄与しています。一方で、投資額の増加に伴う資金調達やリスク管理が課題となっています。