事業内容

事業の概要

当社グループは、酒類事業、食品飲料事業、不動産事業を主要な事業として展開しています。

主要な事業分野

• 酒類事業
• 食品飲料事業
• 不動産事業

各事業分野の詳細

酒類事業

酒類事業では、サッポロビール㈱を中心にビール・発泡酒、ワイン、その他の酒類の製造・販売が行われています。海外展開も積極的で、アジア市場ではSAPPORO VIETNAM LTD.が、北米市場ではSLEEMAN BREWERIES LTD.がサッポロブランドのビールを製造・販売しています。

食品飲料事業

食品飲料事業では、ポッカサッポロフード＆ビバレッジ㈱が飲料水・食品の製造・販売を担当しています。海外展開も行われており、シンガポールやマレーシアにおいても飲料水の製造・販売が行われています。

不動産事業

不動産事業では、サッポロ不動産開発㈱が恵比寿ガーデンプレイスやサッポロファクトリーなどの複合施設の管理・運営を行っています。また、不動産事業全体を統括しています。

事業の特徴・強み

• 多角的な事業展開: 酒類、食品飲料、不動産といった異なる分野で事業展開を行っており、多角的な収益源を持っている。
• グローバル展開: 海外市場に積極的に進出し、現地での製造・販売を行うことで国際的な事業展開を推進している。

今後の展開・戦略

今後も海外市場での事業拡大を重点的に推進し、特にアジア市場や北米市場においてブランドの認知度を高めることに注力する予定です。また、持続可能な事業展開を目指し、環境に配慮した取り組みや社会貢献活動を積極的に推進していきます。

関連会社情報

【連結子会社】
| 会社名 | 住所 | 資本金 | 事業内容 | 所有割合 | 役員兼任 |
|———————–|——————|——-|————|———-|———-|
| サッポロビール㈱ | 東京都渋谷区 | 10,000 | 酒類 | 100.0 | あり |
| ポッカサッポロフード＆ビバレッジ㈱ | 名古屋市中区 | 5,432 | 食品飲料 | 100.0 | あり |
| ㈱サッポロライオン | 東京都中央区 | 50 | 酒類 | 100.0 | なし |
| サッポロ不動産開発㈱ | 東京都渋谷区 | 2,080 | 不動産 | 100.0 | あり |
| サッポログループマネジメント㈱ | 東京都渋谷区 | 25 | その他 | 100.0 | なし |
| ㈱恵比寿ワインマート | 東京都渋谷区 | 100 | 酒類 | 100.0 | なし |
| フォーモストブルーシール㈱ | 沖縄県浦添市 | 100 | 食品飲料 | 100.0 | なし |
| サッポログループ食品㈱ | 東京都渋谷区 | 10 | 食品飲料 | 100.0 | なし |
| サッポロ不動産投資顧問㈱ | 東京都渋谷区 | 100 | 不動産 | 100.0 | なし |

【持分法適用関連会社】
| 会社名 | 住所 | 資本金 | 事業内容 | 所有割合 | 役員兼任 |
|———————–|————|——-|———-|———-|———-|
| 京葉ユーティリティ㈱ | 千葉県船橋市 | 600 | 酒類 | 20.0 | なし |
| ㈱ザ・クラブ・アット・エビスガーデン | 東京都目黒区 | 200 | 不動産 | 30.0 | なし |

【注釈】
1. 主要な事業の内容欄には、セグメント情報に記載された名称を記載しております。
2. 議決権の所有割合の（）内は、間接所有割合であり、内数となっております。
3. 特定子会社は、サッポロビール㈱、ポッカサッポロフード＆ビバレッジ㈱、サッポロ不動産開発㈱、サッポログループマネジメント㈱、SAPPORO CANADA INC.、ANCHOR BREWING COMPANY, LLC、SAPPORO VIETNAM LTD.、STONE BREWING CO.,LLCであります。
4. サッポログループマネジメント㈱は、2025年１月１日を効力発生日として、当社を存続会社とする吸収合併により解散しております。
5. ANCHOR BREWING COMPANY, LLCは、2023年７月12日付で解散を決議し、現在清算手続き中のため、（子会社）その他28社に含めて記載しております。
6. サッポロビール㈱、ポッカサッポロフード＆ビバレッジ㈱及びSAPPORO CANADA INC.については、売上収益（連結会社相互間の内部売上収益を除く）の連結売上収益に占める割合が10％を超えております。これらの会社の主要な損益情報等は次のとおりです。なお、SAPPORO CANADA INC.は、SLEEMAN BREWERIES LTD.を含む同社の子会社２社を連結した数値によっております。

設備投資分析

設備投資の分析

投資の時期と規模

2014年から2024年までの時系列で見ると、設備投資の金額は増加傾向にあり、2023年に最大の金額である481億円を記録しました。特に2019年と2024年には大きな投資が行われました。

投資の目的と内容

主要な投資分野は酒類事業や食品飲料事業であり、特に飲料水や食料品製造設備への投資が目立ちます。投資の目的は、生産能力の拡大や新設備の導入、不動産投資などが挙げられます。また、海外展開に伴う設備投資も行われています。

投資の効果と影響

設備投資により、生産能力が向上し、効率化が図られたことで生産性が向上しました。また、新規事業展開や海外進出により市場シェアの拡大が期待されます。一方で、設備投資に伴うコストやリスク管理が課題として挙げられます。