[2708] 久世 の財務・株価分析レポート

27080 – 久世 財務分析レポート

27080 – 久世 財務分析レポート

作成日: 2025年07月07日

営業利益・純利益と営業利益率の推移

営業利益・純利益と営業利益率の推移グラフ

PER推移

PER推移グラフ

キャッシュフロー推移

キャッシュフロー推移グラフ

負債・純資産推移

負債・純資産推移グラフ

貸借対照表比較

貸借対照表比較グラフ

利益・配当推移

利益・配当推移グラフ

利益・配当散布図

利益・配当散布図

在庫回転率の推移

在庫回転率の推移グラフ

セグメント別利益の推移

セグメント別利益の推移グラフ

事業内容

事業の概要

当社の企業グループは、外食産業向け食材等の卸売業とブイヨン、スープ、ソース等の製造販売を主な事業とし、不動産賃貸業も行っています。

主要な事業分野

  • 食材卸売事業
  • 食材製造事業
  • 不動産賃貸事業

各事業分野の詳細

食材卸売事業

当社および連結子会社が国内外で外食産業向け業務用食材および資材の販売を行っています。関連会社も含め、首都圏を中心に関東・中部・関西地区にサービスを提供しています。

食材製造事業

連結子会社がホテル、レストラン向けにスープ、ソース、ブイヨン等の製造・販売を行っています。専門性の高い製品を提供し、業界での信頼を築いています。

不動産賃貸事業

主に連結子会社を対象に不動産賃貸業を展開しています。不動産資産を有効活用し、収益を確保しています。

事業の特徴・強み

  • 多角的事業展開: 食材卸売、食材製造、不動産賃貸という異なる分野で事業展開を行っており、リスク分散につながっています。
  • グローバル展開: 海外での食材卸売事業や製造事業を展開しており、国内外の顧客にサービスを提供しています。

今後の展開・戦略

当社は、引き続きグローバル市場での事業拡大を目指し、品質向上や効率化を図りながら、新たなビジネス機会を追求していく戦略を展開しています。特に、食品業界のトレンドに敏感に対応し、顧客ニーズに合った商品開発やサービス提供を重点的に行っていきます。

関連会社情報

【連結子会社】
| 会社名 | 住所 | 資本金 | 事業内容 | 所有割合 | 役員兼任 |
|———————–|————–|———–|—————–|———|———|
| キスコフーズ株式会社 | 東京都豊島区 | 300百万円 | 食材製造事業 | 100.0 | あり |
| 清水工場の賃貸株式会社 | 東京都豊島区 | 30百万円 | 食材卸売事業 | 100.0 | あり |
| KISCO FOODS INTERNATIONAL LIMITED | NEW ZEALAND CHRISTCHURCH | 6百万NZ$ | 食材製造事業 | 100.0 | あり |
| 久世(香港)有限公司 | 香港 | 40百万HK$ | 食材卸売事業 | 100.0 | あり |
| 旭水産株式会社 | 東京都江東区 | 50百万円 | 食材卸売事業 | 100.0 | あり |
| 上海日生食品物流有限公司 | 上海 | 1百万US$ | 食材卸売事業 | 100.0 | あり |
| 久華世(成都)商貿有限公司 | 成都 | 7百万元 | 食材卸売事業 | 100.0 | あり |

【注釈】
1. 主要な事業の内容欄には、セグメント情報に記載された名称を記載しております。
2. 「議決権の所有割合」欄の[内書]は、間接所有であります。
3. 特定子会社であります。

設備投資分析

設備投資の分析

投資の時期と規模

2018年03月期に最も大きな投資が行われ、総額は2億52百万円であり、食材製造事業に1億43百万円が投資されました。投資額は年々増加しており、2019年03月期には627百万円から2024年03月期には910百万円に増加しています。投資の頻度は毎年実施されており、継続的な業容拡大が行われています。

投資の目的と内容

主要な投資分野は食材製造事業であり、特に2018年から2024年にかけてその投資額が増加しています。投資の目的は業容拡大であり、生産能力の拡大や競争力強化が主眼とされています。投資の特徴は食材製造事業への集中投資であり、新規事業への投資は見られません。

投資の効果と影響

投資により食材製造事業の生産能力が拡大し、業績向上に寄与しています。一方、投資額の増加により資金調達やリスク管理が課題となっています。また、設備の除却や売却は行われておらず、積極的な資産活用が行われていると言えます。