28190 – エバラ食品工業 財務分析レポート
営業利益・純利益と営業利益率の推移
PER推移
キャッシュフロー推移
負債・純資産推移
貸借対照表比較
利益・配当推移
利益・配当散布図
在庫回転率の推移
セグメント別利益の推移
事業内容
事業の概要
当社グループは食品事業、物流事業、その他事業の3つのセグメントに分かれています。国内の経営管理業務は株式会社エバラビジネス・マネジメントが、国外の経営管理業務はEBARA SINGAPORE PTE. LTD.が担当しています。
主要な事業分野
- 食品事業
- 物流事業
- その他事業
各事業分野の詳細
食品事業
食品事業では、家庭用商品と業務用商品の製造販売を行っています。家庭用商品には肉まわり調味料群、鍋物調味料群、野菜まわり調味料群、その他群があります。業務用商品には肉まわり調味料群、スープ群、その他群があります。また、海外のグループ会社も製品を仕入れて販売しています。
物流事業
物流事業では、倉庫業と貨物運送取扱業を株式会社エバラ物流が担当しています。
その他事業
その他事業では、広告宣伝事業と人材派遣事業を株式会社横浜エージェンシー&コミュニケーションズが行っています。
事業の特徴・強み
- 豊富な家庭用商品と業務用商品ラインナップ
- グループ会社間の効率的な経営管理体制
今後の展開・戦略
今後は、新商品開発や海外市場への進出を強化し、事業の多角化を図りながら持続的な成長を目指す戦略を展開していきます。
関連会社情報
【連結子会社】
| 会社名 | 住所 | 資本金 | 事業内容 | 所有割合 | 役員兼任 |
|———————————-|——————–|———–|—————————————-|———–|———–|
| 株式会社エバラビジネス・マネジメント | 横浜市西区 | 50百万円 | 国内グループ会社経営管理、新規事業推進、調味料等の輸出販売 | 100 | 有 |
| 株式会社横浜エージェンシー&コミュニケーションズ | 横浜市西区 | 15百万円 | 広告宣伝・人材派遣 | 100 | 無 |
| 株式会社エバラ物流 | 横浜市西区 | 45百万円 | 倉庫・貨物運送取扱 | 100 | 有 |
| 丸二株式会社 | 広島市中区 | 20百万円 | 調味料等の製造・販売 | 100 | 有 |
| EBARA SINGAPORE PTE. LTD. | Singapore | 3,635万 | 海外グループ会社経営管理、調味料等の販売 | 100 | 有 |
| 荏原食品(上海)有限公司 | 中華人民共和国上海市 | 9百万USドル | 調味料等の販売 | 100 | 有 |
| 荏原食品香港有限公司 | 中華人民共和国香港特別行政区 | 5百万香港ドル | 調味料等の販売 | 100 | 無 |
| 台灣荏原食品股份有限公司 | 台湾台北市 | 15百万台湾ドル | 調味料等の販売 | 100 | 有 |
| EBARA FOODS (THAILAND) CO., LTD. | Thailand | 830百万タイバーツ | 調味料等の販売 | 100 | 無 |
| EBARA FOODS MALAYSIA SDN. BHD. | Malaysia | 170万マレーシアリンギット | 調味料等の販売 | 100 | 有 |
【持分法適用関連会社】
| 会社名 | 住所 | 資本金 | 事業内容 | 所有割合 | 役員兼任 |
|——————————|————|———-|——————————|———-|———-|
| 株式会社スギショーテクニカルフーズ | 静岡県駿東郡 | 10百万円 | 液体調味料及び清涼飲料水の製造 | 20 | 無 |
【注釈】
1. 上記子会社のうちには有価証券届出書又は有価証券報告書を提出している会社はありません。
2. 特定子会社に該当しております。
3. 議決権の所有割合の( )内は、間接所有割合で内数であります。
4. 株式会社エバラ物流については、売上高(連結会社相互間の内部売上高を除く。)の連結売上高に占める割合が10%を超えていますが、当連結会計年度におけるセグメント情報の物流事業の売上高に占める当該連結子会社の売上高(セグメント間の内部売上高又は振替高を含む。)の割合が90%を超えているため、主要な損益情報等の記載を省略しております。
5. 当連結会計年度より、2023年10月2日に新たに株式を取得した丸二株式会社を連結の範囲に含めております。
6. EBARA SINGAPORE PTE. LTD. に、2023年5月に株式交換、2023年6月に増資を行いました。
7. EBARA SINGAPORE PTE. LTD. を通じて、2023年6月に、EBARA FOODS (THAILAND) CO., LTD. に増資を行いました。
設備投資分析
設備投資の分析
投資の時期と規模
2015年から2024年までの時系列で設備投資が行われており、特に大きな投資は2018年03月期に行われたことが注目されます。投資金額は年々増加し、2018年03月期の18億41百万円が最大であることが分かります。投資の頻度は毎年行われており、継続的な設備投資が行われています。
投資の目的と内容
主な投資分野は生産設備の増設や物流施設の新設であり、生産効率の向上や販売力の強化に対応するための投資が中心です。特に食品事業における生産設備や物流施設への投資が目立ちます。投資の目的は生産能力の拡大や効率化、物流機能の増強などが挙げられます。投資の特徴としては、食品事業に焦点を当てた設備投資が継続的に行われている点が挙げられます。
投資の効果と影響
設備投資により生産効率が向上し、販売力が強化されたことが事業への影響として挙げられます。特に物流施設の新設により物流機能が向上したことで、生産から出荷までの効率が向上したと考えられます。投資の成果としては、生産能力の拡大や生産効率の向上が挙げられますが、課題としては投資に伴うコストやリスク管理が重要なポイントとなります。