営業利益・純利益と営業利益率の推移
PER推移
事業内容
当社グループは医療機関への総合経営支援サービスを中心に、シニア関連事業、高度管理医療機器事業、治療経過データ解析及び製薬企業向け営業活動支援サービスを提供しています。医療費・社会保障費の適正配分を実現し、ヘルスケアの産業化を目指しています。
主な事業セグメント
- 医療経営総合支援事業: 医療機関の経営支援を行い、経営課題の解決や生産性向上を推進。具体的なサービスには、医療経営コンサルティング、資金調達支援、運転資金の貸し付け、医療機関関連不動産のセール&リースバック、院内業務のDX化支援、人事労務体制の最適化支援、調達・購買体制の最適化支援、医療施設の建築・改修コンサルティング、事業承継・M&A支援が含まれます。
- シニア関連事業: 高齢者向け介護施設の運営や入居相談・施設紹介を行い、入居者とその家族のQOL向上を目指しています。介護職員の処遇改善や業務効率の向上にも取り組んでいます。
- 高度管理医療機器事業: 子会社の株式会社シンシアにおいて、コンタクトレンズの製造・販売を行っています。市場の成長に合わせ、多様な消費者ニーズに対応する製品を展開しています。
- その他事業: 治療経過データ解析及び製薬企業向け営業活動支援サービスを提供。匿名加工データを解析し、MR教育研修ソフトの提供や製薬企業向け営業活動支援を行っています。
事業の特徴・強み
- 医療経営コンサルティングにおいて、経営改善ノウハウを基盤に、提携医療法人に対して伴走型で経営課題の解決を支援しています。
- シニア関連事業では、入居相談から施設紹介、要介護者の受入・介護・生活支援までをワンストップで提供し、入居者とwin-winの関係を構築しています。
- 高度管理医療機器事業では、シリコーンハイドロゲル素材を採用した製品を中心に、多様な消費者ニーズに対応しています。
今後の展開・方針
超高齢社会の進展に伴い、シニア関連事業を強化し、全国の介護施設へのネットワークを活用した事業範囲の拡大を順次展開していきます。また、治療経過データ解析を通じて医療全般の在り方に影響を与える可能性のある事業活動を推進します。
キャッシュフロー推移
設備投資分析
分析要約
2024年度の設備投資は、医療経営総合支援事業とシニア関連事業における新規事業への投資が中心であり、提携医療法人向け不動産と有料老人ホームのリース資産取得に大きな資金が投入されました。重要な設備の除却や売却は行われていません。
過去の投資
- 2024-12-31 (935,163千円)
目的: 新規事業
詳細: 提携医療法人向けの賃貸等不動産の取得 - 2024-12-31 (1,883,671千円)
目的: 新規事業
詳細: 株式会社クラーチが運営する有料老人ホームにおけるリース資産の取得
負債・純資産推移
貸借対照表比較
利益・配当推移
利益・配当散布図
関連会社情報
連結子会社
会社名 | 住所 | 資本金 | 事業内容 | 出資比率 | 役員兼任等 |
---|---|---|---|---|---|
㈱メディカル・アドバイザーズ | 東京都千代田区 | 100,000千円 | 医療機関の組織再編・事業承継コンサルティング | 100.0% | 無 |
㈱ストラクト | 東京都千代田区 | 100,000千円 | 建築・構造物の企画立案・設計・施工 | 100.0% | 有 |
㈱あいらいふ | 東京都新宿区 | 30,000千円 | 高齢者施設の入居相談・紹介 | 100.0% | 有 |
㈱クラーチ | 東京都千代田区 | 50,000千円 | 高齢者施設運営等 | 100.0% | 有 |
㈱シンシア | 東京都文京区 | 273,422千円 | コンタクトレンズの製造・卸売販売 | 63.3% | 無 |
㈱カラコンワークス | 東京都文京区 | 9,900千円 | コンタクトレンズの販売 | 100.0%(100.0%) | 無 |
Sincere Vision Co.,Ltd. | 香港・中西区 | 千香港ドル100 | コンタクトレンズの販売 | 100.0%(100.0%) | 無 |
新視野光學股份有限公司 | 台湾・高雄市 | 千新台湾元2,000 | コンタクトレンズの販売 | 100.0%(100.0%) | 無 |
㈱ジェネリックコーポレーション | 東京都文京区 | 33,500千円 | コンタクトレンズの販売 | 100.0%(100.0%) | 無 |
㈱タロスシステムズ | 千葉県千葉市美浜区 | 10,000千円 | パッケージシステムの設計、開発、販売及び保守 | 100.0%(100.0%) | 無 |
持分法適用関連会社
持分法適用関連会社の情報がありません。
注釈
- ㈱シンシアは、有価証券報告書の提出会社であります。また、㈱カラコンワークス、Sincere Vision Co.,Ltd.、新視野光學股份有限公司、㈱ジェネリックコーポレーション、㈱タロスシステムズは、㈱シンシアの連結子会社であります。
- 「議決権の所有(又は被所有)割合」欄の(内書)は間接所有であります。
- 特定子会社であります。
- 債務超過会社であり、2024年12月末時点での債務超過額は、△958,443千円であります。
- 売上高(連結会社相互間の内部売上高を除く)の連結売上高に占める割合が10%を超えておりますが、当該連結子会社は、有価証券報告書の提出会社であるため、主要な損益情報等の記載を省略しております。
- ㈱クラーチについては、売上高(連結会社相互間の内部売上高を除く)の連結売上高に占める割合が10%を超えております。主要な損益情報等 ① 売上高 5,444,607千円 ② 経常利益 98,891千円 ③ 当期純損失(△) △16,681千円 ④ 純資産額 △958,443千円 ⑤ 総資産額 17,953,531千円
- ㈱YAOKIは、全株式を売却したことにより当連結会計年度より連結の範囲から除外しております。
- 当社連結子会社の㈱シンシアは、㈱タロスシステムズの株式49.0%を2024年3月29日付で追加取得しました。
- 上記の他、非連結子会社5社及び持分法非適用関連会社5社を有しておりますが、重要性が乏しいため記載を省略しております。