[2962] テクニスコ の財務・株価分析レポート

テクニスコの2024年06月期の営業利益は-476百万円、営業利益率は-10.2%と前年比749百万円減、営業利益率は15.3%pt減です。

過去の業績推移は?

以下は過去の営業利益・純利益と営業利益率の推移を示すグラフです

2023年06月期〜2024年06月期で、稼ぐ力が大幅DOWN。営業利益率は5%pt以上減少、営業利益が100%以上減少

株価はどうなっている?

以下は過去の株価とPERの推移を示すグラフです。一般にPERはその企業の利益に対して、株価が割高なのか、それとも割安なのかを判断するための目安になります。

PER推移グラフ

事業内容は?

当社グループは精密加工部品事業を主に営んでおり、ヒートシンク製品、ガラス製品、その他の精密加工部品を製造販売しています。これらの製品は産業機器、自動車、光・無線通信、ライフサイエンス、航空宇宙、環境エネルギー市場向けに提供されています。

事業セグメント

  • ヒートシンク製品: 電子部品の熱を吸収し放熱する構成部品で、半導体レーザー、パワー半導体、MPU向けの高機能ヒートシンク製品を提供。
  • ガラス製品: 光透過性、電気的絶縁性、気密性、耐薬品性を持つ電子部品用ガラスに微細加工を施し、電子デバイスの小型化、高機能化を可能にする製品。
  • その他: 各種金属材料、シリコン材料、セラミック材料の加工製品およびガラスやセラミック加工用のダイヤモンドツールを提供。

事業の特徴・強み

  • 複数の加工技術を組み合わせる『クロスエッジ®Technology』を活用し、顧客の要望に応じた製品化を実現する技術力と実現力。
  • 独自の技術開発により、複数の要素技術を組み合わせた独創的な加工技術を提供。

今後の展開・方針

自社製造の素材をもとにした自社開発製品を新たな事業展開の柱とし、サービスの付加価値を高めていく。特に高機能ヒートシンクの開発に注力し、次世代高出力レーザー用や5G・6G通信デバイス用のヒートシンク製品の開発を進める。

キャッシュフロー推移

以下は過去のキャッシュフローの推移を示すグラフです。

キャッシュフロー推移グラフ

どんなことに設備投資している?

過去から現在に至るまで、当社は主に広島工場を中心に生産能力増強を目的とした設備投資を行ってきました。ヒートシンク製品やガラス製品の生産設備増強に加え、新工場用地の土地開発にも投資を行い、TECNISCO(SuZhou)Co.,Ltd.やTECNISCO Advanced Materials Pte. Ltd.においてもそれぞれの製品の生産設備増強を実施しています。

※過去の投資内容は下記のとおりです。

  • 2023-06-30 (656,601千円)
    目的: 生産能力増強
    詳細: 広島工場を中心にヒートシンク製品の増産設備、その他製品の増産設備及び新工場用地の土地開発費用に投資。TECNISCO(SuZhou)Co.,Ltd.ではガラス製品の増産設備、TECNISCO Advanced Materials Pte. Ltd.ではシルバーダイヤの生産設備増強に投資。
  • 2024-06-30 (210,504千円)
    目的: 生産能力増強
    詳細: 広島工場を中心にヒートシンク製品の生産設備増強に投資。TECNISCO(SuZhou)Co.,Ltd.ではガラス製品の生産設備に投資。

負債・純資産と自己資本比率の推移

以下は過去の負債・純資産と自己資本比率の推移を示すグラフです。自己資本比率とは、企業の総資産のうち、返済する必要のない「自己資本」がどのくらいの割合を占めているかを示す財務指標です。
簡単に言うと、その企業がどれだけ借金に頼らずに経営しているか、つまり財務の安全性がどれくらい高いかを表す指標となります。

負債・純資産と自己資本比率の推移グラフ

貸借対照表の比較図

以下は過去の貸借対照表の過去と現在を比較する図です。貸借対照表の比較図は、企業の財務状況の変化を時系列で把握するのに役立ちます。資産・負債・純資産の各項目が増減しているかを見ることで、会社の体力(安全性)が強まっているか、借金が増えてリスクが高まっているか、あるいは投資活動が活発かなどを一目で判断できます。これにより、単年度では見えない経営の傾向や潜在的な問題を読み解くことができます。

貸借対照表の比較図

純利益・配当推移

以下は過去の利益・配当の推移を示すグラフです。純利益・配当の推移グラフは、企業がどれだけ稼ぎ、その利益を株主にどれだけ還元しているかを示します。純利益の伸びと配当の増減を比較することで、企業の成長性、株主還元への姿勢、そして将来の投資に資金を回しているかなど、経営戦略を読み解くヒントが得られます。これにより、その企業が健全な成長をしているか、あるいは無理な配当をしていないかなどを判断できます。

利益・配当推移グラフ

純利益と配当性向の散布図

以下は過去の純利益と配当性向の散布図です。純利益と配当性向の散布図は、企業の稼ぐ力(純利益)と、その利益をどの程度株主に還元しているか(配当性向)の関係性を視覚的に示します。プロットされた各点が右上に位置するほど、純利益も配当性向も高いことを意味し、企業が成長しながら株主還元も積極的であることを示唆します。これにより、企業の利益創出力と株主還元のバランスを把握できます。

純利益と配当性向の散布図

棚卸資産と在庫回転率の推移

以下は過去の棚卸資産と在庫回転率の推移を示すグラフです。棚卸資産とは、企業が在庫として持っている商品や原材料などの資産のことです。在庫回転率とは、一定期間における棚卸資産の回転数を示す指標で、在庫の効率性を測るための指標です。在庫回転率が高いほど、在庫が効率的に回転していることを示し、在庫の滞留が少ないことを意味します。

棚卸資産と在庫回転率の推移グラフ