[2984] ヤマイチ・ユニハイムエステート の財務・株価分析レポート

ヤマイチ・ユニハイムエステートの2025年03月期の営業利益は1,753百万円、営業利益率は8.4%と前年比590百万円減、営業利益率は3.3%pt減です。

過去の業績推移は?

以下は過去の営業利益・純利益と営業利益率の推移を示すグラフです

2023年03月期〜2025年03月期で、稼ぐ力がDOWN。営業利益率は1%pt以上減少、営業利益が30%以上減少

株価はどうなっている?

以下は過去の株価とPERの推移を示すグラフです。一般にPERはその企業の利益に対して、株価が割高なのか、それとも割安なのかを判断するための目安になります。

PER推移グラフ

事業内容は?

当社グループは不動産開発を通じて、土地の価値を最大限に発揮する事業を行っており、特に地権者調整が複雑な素地からの開発プロジェクトに強みを持ち、用地取得から宅地造成、売却または長期保有までをフルラインでカバーしています。

事業セグメント

  • 不動産開発・賃貸事業: 賃貸用不動産の開発・取得及び賃貸を行い、長期的なキャッシュ・フローを重視し、共同住宅、商業施設、オフィスビル及び駐車場等を保有。近畿圏を中心に東海エリア及び首都圏にも展開。
  • 不動産開発・販売事業: 住宅用地や産業用地の開発・販売、戸建住宅の建築請負を行い、和歌山県と兵庫県で分譲販売を展開。テナントのオーダーに基づいた店舗建築も行う。
  • マンション事業: ファミリー層向け分譲マンションの企画開発及び分譲販売を行い、自社ブランド「ユニハイム」「ユニハイムエクシア」「Only-I」「アウラ」を展開。投資家向けマンション開発も開始。
  • その他の事業: シニア向けマンションの賃貸・分譲・管理運営、訪問介護や居宅介護支援サービス、和食飲食店の運営及び温泉施設運営を行い、損害保険代理店業や太陽光発電による売電事業も含む。

事業の特徴・強み

  • 地権者調整が複雑な素地からの開発プロジェクトの経験と、用地取得から宅地造成、売却または長期保有までをフルラインでカバーする点をコア・コンピタンスとしている。
  • ニューライフサービス株式会社の分譲マンション管理ノウハウを活かし、顧客との長期リレーションを構築し、ストック関連ビジネスに進出。
  • 埼玉県を中心とした店舗開発事業を得意とし、人口増加が続く埼玉エリアで安定収益の拡大を図る。

今後の展開・方針

ニューライフサービス株式会社を通じて分譲マンションの管理業務を強化し、ストック関連ビジネスに進出。エルアンドビーの店舗開発事業を拡大し、埼玉エリアでの収益拡大を目指す。富士物産株式会社の賃貸事業を承継し、資産を整理しつつ安定収益源として活用。

キャッシュフロー推移

以下は過去のキャッシュフローの推移を示すグラフです。

キャッシュフロー推移グラフ

どんなことに設備投資している?

過去数年間にわたり、当社は主に不動産開発・賃貸事業における賃貸用不動産の取得及び改修に多額の投資を行ってきました。その他の事業や全社共通の設備取得にも継続的に投資を行い、効率的な運営を支えています。また、不動産開発・販売事業では常設住宅展示場の設置やソフトウェアの取得など、新たな取り組みも進めています。

※過去の投資内容は下記のとおりです。

  • 2022-03-31 (774,791千円)
    目的: 不動産開発・賃貸事業
    詳細: 賃貸用不動産の取得及び改修
  • 2022-03-31 (20,145千円)
    目的: その他の事業
    詳細: 不動産の取得
  • 2022-03-31 (19,059千円)
    目的: 全社共通
    詳細: 設備の取得
  • 2023-03-31 (1,815,141千円)
    目的: 不動産開発・賃貸事業
    詳細: 賃貸用不動産の取得及び改修
  • 2023-03-31 (38,724千円)
    目的: 不動産開発・販売事業
    詳細: 常設住宅展示場の設置等
  • 2023-03-31 (2,361千円)
    目的: その他の事業
    詳細: 設備等の取得
  • 2023-03-31 (5,657千円)
    目的: 全社共通
    詳細: 設備等の取得
  • 2024-03-31 (1,407,803千円)
    目的: 不動産開発・賃貸事業
    詳細: 賃貸用不動産の取得及び改修
  • 2024-03-31 (6,972千円)
    目的: 不動産開発・販売事業
    詳細: ソフトウェア等の取得
  • 2024-03-31 (487千円)
    目的: マンション事業
    詳細: ソフトウェア等の取得
  • 2024-03-31 (473千円)
    目的: その他の事業
    詳細: 設備等の取得
  • 2024-03-31 (50,785千円)
    目的: 全社共通
    詳細: 車両及び設備等の取得

負債・純資産と自己資本比率の推移

以下は過去の負債・純資産と自己資本比率の推移を示すグラフです。自己資本比率とは、企業の総資産のうち、返済する必要のない「自己資本」がどのくらいの割合を占めているかを示す財務指標です。
簡単に言うと、その企業がどれだけ借金に頼らずに経営しているか、つまり財務の安全性がどれくらい高いかを表す指標となります。

負債・純資産と自己資本比率の推移グラフ

貸借対照表の比較図

以下は過去の貸借対照表の過去と現在を比較する図です。貸借対照表の比較図は、企業の財務状況の変化を時系列で把握するのに役立ちます。資産・負債・純資産の各項目が増減しているかを見ることで、会社の体力(安全性)が強まっているか、借金が増えてリスクが高まっているか、あるいは投資活動が活発かなどを一目で判断できます。これにより、単年度では見えない経営の傾向や潜在的な問題を読み解くことができます。

貸借対照表の比較図

純利益・配当推移

以下は過去の利益・配当の推移を示すグラフです。純利益・配当の推移グラフは、企業がどれだけ稼ぎ、その利益を株主にどれだけ還元しているかを示します。純利益の伸びと配当の増減を比較することで、企業の成長性、株主還元への姿勢、そして将来の投資に資金を回しているかなど、経営戦略を読み解くヒントが得られます。これにより、その企業が健全な成長をしているか、あるいは無理な配当をしていないかなどを判断できます。

利益・配当推移グラフ

純利益と配当性向の散布図

以下は過去の純利益と配当性向の散布図です。純利益と配当性向の散布図は、企業の稼ぐ力(純利益)と、その利益をどの程度株主に還元しているか(配当性向)の関係性を視覚的に示します。プロットされた各点が右上に位置するほど、純利益も配当性向も高いことを意味し、企業が成長しながら株主還元も積極的であることを示唆します。これにより、企業の利益創出力と株主還元のバランスを把握できます。

純利益と配当性向の散布図

棚卸資産と在庫回転率の推移

以下は過去の棚卸資産と在庫回転率の推移を示すグラフです。棚卸資産とは、企業が在庫として持っている商品や原材料などの資産のことです。在庫回転率とは、一定期間における棚卸資産の回転数を示す指標で、在庫の効率性を測るための指標です。在庫回転率が高いほど、在庫が効率的に回転していることを示し、在庫の滞留が少ないことを意味します。

棚卸資産と在庫回転率の推移グラフ