[3092] ZOZO の財務・株価分析レポート

ZOZOの2025年03月期の営業利益は64,756百万円、営業利益率は30.4%と前年比4,677百万円増、営業利益率は0.1%pt減です。

過去の業績推移は?

以下は過去の営業利益・純利益と営業利益率の推移を示すグラフです

営業利益・純利益と営業利益率の推移グラフ

株価はどうなっている?

以下は過去の株価とPERの推移を示すグラフです。一般にPERはその企業の利益に対して、株価が割高なのか、それとも割安なのかを判断するための目安になります。

PER推移グラフ

事業内容は?

当社グループは、ファッションECサイト「ZOZOTOWN」やファッションメディア「WEAR」の運営を主な事業とし、EC事業の単一セグメントで構成されています。

事業セグメント

  • ZOZOTOWN事業: 買取・製造販売、受託販売、USED販売から構成され、各ブランドからの仕入れやテナント形式での出店、個人ユーザーからの中古品買取を行う。
  • LINEヤフーコマース: Yahoo!ショッピングやYahoo!オークションにZOZOTOWNやZOZOUSEDを出店し、商品を販売する。
  • BtoB事業: アパレルメーカー向けにECサイトのシステム開発、デザイン制作、物流請負、マーケティング支援を提供する。
  • 広告事業: 「ZOZOTOWN」及び「WEAR」のユーザーリーチ基盤を活用し、広告枠を提供して広告収入を得る。
  • その他: ZOZOTOWN事業に付随した送料収入、決済手数料収入、ZOZOMOを経由した商材の販売、ZOZOSUITの有料販売などを行う。

事業の特徴・強み

  • ZOZOTOWNやWEARといった強力なファッションプラットフォームを持ち、幅広いユーザーリーチ基盤を活用している。

今後の展開・方針

今後もZOZOTOWNやWEARを中心に、オンラインとオフラインを融合した新たな販売形態や広告収入の拡大を図る。

キャッシュフロー推移

以下は過去のキャッシュフローの推移を示すグラフです。

キャッシュフロー推移グラフ

どんなことに設備投資している?

過去から現在に至るまで、当社グループは効率化と新規事業を目的とした設備投資を継続的に行ってきました。初期の投資は物流センターの効率化とサーバーの増強に重点を置いていましたが、2018年以降は新規サービス開発や新事業所の建設にも注力しています。近年では、商品取扱高とアクセス数の増加に対応するための物流関連機材の追加が主な投資内容となっています。

※過去の投資内容は下記のとおりです。

  • 2015-03-31 (353百万円)
    目的: 効率化
    詳細: 物流センターのレイアウト変更及び設備の更新、アクセス数の増加に対応したサーバーの増強
  • 2016-03-31 (1,174百万円)
    目的: 効率化
    詳細: 物流センターのレイアウト変更及び設備の更新、アクセス数の増加に対応したサーバーの増強
  • 2017-03-31 (1,107百万円)
    目的: 効率化
    詳細: 物流センターのレイアウト変更及び設備の更新、アクセス数の増加に対応したサーバーの増強
  • 2018-03-31 (4,565百万円)
    目的: 新規事業
    詳細: 新規サービス開発への設備投資、商品取扱高及びアクセス数の増加に対応したサーバーの増強
  • 2019-03-31 (3,635百万円)
    目的: 新規事業
    詳細: 新規サービス開発への設備投資、商品取扱高及びアクセス数の増加に対応したサーバーの増強
  • 2020-03-31 (5,171百万円)
    目的: 新規事業
    詳細: 商品取扱高及びアクセス数の増加に対応したサーバーの増強、新事業所の建設
  • 2021-03-31 (3,352百万円)
    目的: 新規事業
    詳細: 商品取扱高及びアクセス数の増加に対応したサーバーの増強、新事業所の建設
  • 2022-03-31 (1,336百万円)
    目的: 効率化
    詳細: 商品取扱高及びアクセス数の増加に対応するための物流関連機材の追加やサーバーの増強
  • 2023-03-31 (9,271百万円)
    目的: 効率化
    詳細: 商品取扱高及びアクセス数の増加に対応するための物流関連機材の追加やサーバーの増強
  • 2024-03-31 (9,364百万円)
    目的: 効率化
    詳細: 商品取扱高の増加に対応するための物流関連機材の追加

負債・純資産と自己資本比率の推移

以下は過去の負債・純資産と自己資本比率の推移を示すグラフです。自己資本比率とは、企業の総資産のうち、返済する必要のない「自己資本」がどのくらいの割合を占めているかを示す財務指標です。
簡単に言うと、その企業がどれだけ借金に頼らずに経営しているか、つまり財務の安全性がどれくらい高いかを表す指標となります。

負債・純資産と自己資本比率の推移グラフ

貸借対照表の比較図

以下は過去の貸借対照表の過去と現在を比較する図です。貸借対照表の比較図は、企業の財務状況の変化を時系列で把握するのに役立ちます。資産・負債・純資産の各項目が増減しているかを見ることで、会社の体力(安全性)が強まっているか、借金が増えてリスクが高まっているか、あるいは投資活動が活発かなどを一目で判断できます。これにより、単年度では見えない経営の傾向や潜在的な問題を読み解くことができます。

貸借対照表の比較図

純利益・配当推移

以下は過去の利益・配当の推移を示すグラフです。純利益・配当の推移グラフは、企業がどれだけ稼ぎ、その利益を株主にどれだけ還元しているかを示します。純利益の伸びと配当の増減を比較することで、企業の成長性、株主還元への姿勢、そして将来の投資に資金を回しているかなど、経営戦略を読み解くヒントが得られます。これにより、その企業が健全な成長をしているか、あるいは無理な配当をしていないかなどを判断できます。

利益・配当推移グラフ

純利益と配当性向の散布図

以下は過去の純利益と配当性向の散布図です。純利益と配当性向の散布図は、企業の稼ぐ力(純利益)と、その利益をどの程度株主に還元しているか(配当性向)の関係性を視覚的に示します。プロットされた各点が右上に位置するほど、純利益も配当性向も高いことを意味し、企業が成長しながら株主還元も積極的であることを示唆します。これにより、企業の利益創出力と株主還元のバランスを把握できます。

純利益と配当性向の散布図

棚卸資産と在庫回転率の推移

以下は過去の棚卸資産と在庫回転率の推移を示すグラフです。棚卸資産とは、企業が在庫として持っている商品や原材料などの資産のことです。在庫回転率とは、一定期間における棚卸資産の回転数を示す指標で、在庫の効率性を測るための指標です。在庫回転率が高いほど、在庫が効率的に回転していることを示し、在庫の滞留が少ないことを意味します。

棚卸資産と在庫回転率の推移グラフ