[3107] ダイワボウホールディングス の財務・株価分析レポート

ダイワボウホールディングスの2025年03月期の営業利益は34,899百万円、営業利益率は3.1%と前年比3,936百万円増、営業利益率は0.1%pt減です。

過去の業績推移は?

以下は過去の営業利益・純利益と営業利益率の推移を示すグラフです

営業利益・純利益と営業利益率の推移グラフ

株価はどうなっている?

以下は過去の株価とPERの推移を示すグラフです。一般にPERはその企業の利益に対して、株価が割高なのか、それとも割安なのかを判断するための目安になります。

PER推移グラフ

事業内容は?

当社グループは、情報機器の販売、工作機械等の製造販売等の事業を行っており、2023年4月1日付でアルファテック・ソリューションズ株式会社を連結子会社としました。また、2024年3月27日付で大和紡績株式会社の株式を譲渡し、繊維事業の関連会社を除外しました。

事業セグメント

  • ITインフラ流通事業: ダイワボウ情報システム株式会社がコンピュータ機器及び周辺機器の販売を行い、ディーアイエスサービス&ソリューション株式会社が物流サービスやIT機器の導入支援を提供しています。アルファテック・ソリューションズ株式会社はITインフラ及び情報系アプリケーションのサービスを提供しています。
  • 繊維事業: 大和紡績株式会社が繊維製品やゴム製品の製造・販売を行い、関連会社が染色整理業や縫製加工業を行っています。海外ではインドネシアと中国に拠点を持ち、現地での製造・販売を行っています。
  • 産業機械事業: 株式会社オーエム製作所が工作機械や産業機械の製造販売を行い、関連会社が自動機械の製造販売を行っています。海外では北米と中国に拠点を持ち、営業支援を行っています。
  • その他: ダイワエンジニアリング株式会社が土木建築業を行い、ダイワボウライフサポート株式会社が保険代理業及び金融業を行っています。

セグメント別の業績は?

セグメント別利益の推移グラフ

事業の特徴・強み

  • 全国・即納体制の物流サービスやIT機器の導入支援・設置・保守等の技術サービスを提供している点が強みです。

今後の展開・方針

今後は、連結ベースの数値に基づいてインサイダー取引規制の重要事実の軽微基準を判断し、事業の効率化と拡大を図ります。

キャッシュフロー推移

以下は過去のキャッシュフローの推移を示すグラフです。

キャッシュフロー推移グラフ

どんなことに設備投資している?

当社グループは、事業領域の拡大及び国内外の生産拠点の競争力強化を基本方針とし、各年度においてITインフラ流通事業、繊維事業、産業機械事業を中心に設備投資を行ってきました。特に、社内システムの強化や生産設備の増強を通じて、生産能力の向上と事業構造の改善を図っています。

※過去の投資内容は下記のとおりです。

  • 2015-03-31 (3,566百万円)
    目的: 生産能力増強
    詳細: ITインフラ流通事業での基幹情報システムの強化、化合繊・機能資材事業での不織布及び合繊設備の増設、衣料品・生活資材事業でのP.T.Daiwabo Garment Indonesiaでの工場増改築、工作・自動機械事業での株式会社オーエム製作所での工場増改築
  • 2016-03-31 (2,809百万円)
    目的: 生産能力増強
    詳細: 繊維事業でのP.T.Daiwabo Nonwoven Indonesiaでの不織布製造設備の増設、ITインフラ流通事業での社内システムの強化
  • 2017-03-31 (2,816百万円)
    目的: 生産能力増強
    詳細: 繊維事業でのダイワボウポリテック株式会社でのポリプロピレン単一繊維生産設備の増強、ITインフラ流通事業での社内システムの強化
  • 2018-03-31 (4,001百万円)
    目的: 生産能力増強
    詳細: 繊維事業でのダイワボウポリテック株式会社での複合繊維製造設備の増強、ITインフラ流通事業での本社移転に伴う什器設備及び社内システムの強化
  • 2019-03-31 (4,361百万円)
    目的: 生産能力増強
    詳細: 繊維事業でのダイワボウポリテック株式会社での複合繊維製造設備の増強、ITインフラ流通事業での基幹システム構築に伴う機器・ソフトウェアの取得
  • 2020-03-31 (3,898百万円)
    目的: 生産能力増強
    詳細: ITインフラ流通事業での基幹システム構築に伴う機器・ソフトウェアの取得、繊維事業での品質向上を図るための設備改修
  • 2021-03-31 (3,667百万円)
    目的: 生産能力増強
    詳細: 繊維事業での生産拠点再編による事業構造改善、ITインフラ流通事業での社内システム能力増強
  • 2022-03-31 (2,187百万円)
    目的: 生産能力増強
    詳細: 繊維事業での生産拠点再編による事業構造改善、ITインフラ流通事業での社内システム能力増強
  • 2023-03-31 (2,151百万円)
    目的: 生産能力増強
    詳細: 繊維事業での環境配慮型製品や高付加価値製品の生産性改善、ITインフラ流通事業での社内システム能力増強
  • 2024-03-31 (2,679百万円)
    目的: 生産能力増強
    詳細: 産業機械事業での長岡工場の拡張工事、ITインフラ流通事業での社内システム能力増強

負債・純資産と自己資本比率の推移

以下は過去の負債・純資産と自己資本比率の推移を示すグラフです。自己資本比率とは、企業の総資産のうち、返済する必要のない「自己資本」がどのくらいの割合を占めているかを示す財務指標です。
簡単に言うと、その企業がどれだけ借金に頼らずに経営しているか、つまり財務の安全性がどれくらい高いかを表す指標となります。

負債・純資産と自己資本比率の推移グラフ

貸借対照表の比較図

以下は過去の貸借対照表の過去と現在を比較する図です。貸借対照表の比較図は、企業の財務状況の変化を時系列で把握するのに役立ちます。資産・負債・純資産の各項目が増減しているかを見ることで、会社の体力(安全性)が強まっているか、借金が増えてリスクが高まっているか、あるいは投資活動が活発かなどを一目で判断できます。これにより、単年度では見えない経営の傾向や潜在的な問題を読み解くことができます。

貸借対照表の比較図

純利益・配当推移

以下は過去の利益・配当の推移を示すグラフです。純利益・配当の推移グラフは、企業がどれだけ稼ぎ、その利益を株主にどれだけ還元しているかを示します。純利益の伸びと配当の増減を比較することで、企業の成長性、株主還元への姿勢、そして将来の投資に資金を回しているかなど、経営戦略を読み解くヒントが得られます。これにより、その企業が健全な成長をしているか、あるいは無理な配当をしていないかなどを判断できます。

利益・配当推移グラフ

純利益と配当性向の散布図

以下は過去の純利益と配当性向の散布図です。純利益と配当性向の散布図は、企業の稼ぐ力(純利益)と、その利益をどの程度株主に還元しているか(配当性向)の関係性を視覚的に示します。プロットされた各点が右上に位置するほど、純利益も配当性向も高いことを意味し、企業が成長しながら株主還元も積極的であることを示唆します。これにより、企業の利益創出力と株主還元のバランスを把握できます。

純利益と配当性向の散布図

棚卸資産と在庫回転率の推移

以下は過去の棚卸資産と在庫回転率の推移を示すグラフです。棚卸資産とは、企業が在庫として持っている商品や原材料などの資産のことです。在庫回転率とは、一定期間における棚卸資産の回転数を示す指標で、在庫の効率性を測るための指標です。在庫回転率が高いほど、在庫が効率的に回転していることを示し、在庫の滞留が少ないことを意味します。

棚卸資産と在庫回転率の推移グラフ