[3150] グリムス の財務・株価分析レポート

グリムスの2025年03月期の営業利益は6,500百万円、営業利益率は19.5%と前年比1,283百万円増、営業利益率は2.1%pt増です。

過去の業績推移は?

以下は過去の営業利益・純利益と営業利益率の推移を示すグラフです

営業利益・純利益と営業利益率の推移グラフ

株価はどうなっている?

以下は過去の株価とPERの推移を示すグラフです。一般にPERはその企業の利益に対して、株価が割高なのか、それとも割安なのかを判断するための目安になります。

PER推移グラフ

事業内容は?

当社グループ(株式会社グリムス及び子会社4社)は、事業者と一般消費者を対象に、低圧から高圧まであらゆる電力需要家に向けてのエネルギーに関するコンサルティングや商品・サービスの提供、電力の小売、再生可能エネルギーの開発を行っています。

事業セグメント

  • エネルギーコストソリューション事業: 法人向けにエネルギーコスト削減の提案を行い、事業用太陽光発電システムの販売を主力としています。オンサイトPPAや運用改善、設備改善、調達改善を通じて電力コストの削減を図ります。
  • スマートハウスプロジェクト事業: 住宅用太陽光発電システムや蓄電池等のエネルギー関連商品の販売、再生可能エネルギーの開発を行っています。住宅向けのPPAやFIT制度を利用した電力販売も行っています。
  • 小売電気事業: 発電事業者との相対取引やJEPXから調達した電力を供給し、顧客からの電気料金を収益とする事業です。需給管理を委託し、調達価格高騰リスクの低減を図っています。

セグメント別の業績は?

セグメント別利益の推移グラフ

事業の特徴・強み

  • エネルギーコスト削減のための多様な改善提案(運用改善、設備改善、調達改善)を提供し、顧客の電力コストを効果的に削減します。
  • 住宅用エネルギー関連商品の販売において、多様な販売手法を活用し、再生可能エネルギーの開発を推進しています。
  • 小売電気事業において、需給管理を委託することでインバランスリスクを抑え、調達価格高騰リスクを低減しています。

今後の展開・方針

今後もエネルギー関連商品の販売と再生可能エネルギーの開発を推進し、電力コスト削減の提案を強化していきます。

キャッシュフロー推移

以下は過去のキャッシュフローの推移を示すグラフです。

キャッシュフロー推移グラフ

どんなことに設備投資している?

当社グループは、2015年から2024年にかけて、主にメガソーラーや事務所設備、ソフトウェアの取得を通じて新規事業の展開と効率化を図ってきました。特に、エネルギーコストソリューション事業やスマートハウスプロジェクト事業における投資が目立ち、近年ではソフトウェアへの投資が増加しています。

※過去の投資内容は下記のとおりです。

  • 2015-03-31 (422百万円)
    目的: 新規事業
    詳細: メガソーラー着手金353百万円、事務所設備等24百万円、CTIシステム関連16百万円、経理システム等12百万円、車両9百万円の固定資産の取得
  • 2016-03-31 (364百万円)
    目的: 新規事業
    詳細: メガソーラー282百万円、事務所設備等27百万円、車両15百万円の固定資産の取得
  • 2017-03-31 (438百万円)
    目的: 新規事業
    詳細: メガソーラー400百万円、事務所設備等16百万円、車両21百万円の固定資産の取得
  • 2018-03-31 (22百万円)
    目的: 設備更新
    詳細: 車両10百万円、事務所設備等7百万円の固定資産の取得
  • 2019-03-31 (75百万円)
    目的: 効率化
    詳細: 事務所設備等34百万円、ソフトウェア28百万円、車輌12百万円の固定資産の取得。エネルギーコストソリューション事業9百万円、スマートハウスプロジェクト事業29百万円、調整額35百万円
  • 2020-03-31 (55百万円)
    目的: 効率化
    詳細: 事務所設備等37百万円、車輌10百万円、ソフトウェア4百万円、土地4百万円の固定資産の取得。エネルギーコストソリューション事業2百万円、スマートハウスプロジェクト事業27百万円、調整額25百万円
  • 2021-03-31 (39百万円)
    目的: 効率化
    詳細: 事務所設備等19百万円、車輌15百万円、ソフトウェア3百万円の固定資産の取得。エネルギーコストソリューション事業11百万円、スマートハウスプロジェクト事業14百万円、調整額13百万円
  • 2022-03-31 (270百万円)
    目的: 効率化
    詳細: 事務所設備等220百万円、車輌9百万円、ソフトウエア40百万円の固定資産の取得。エネルギーコストソリューション事業182百万円、スマートハウスプロジェクト事業26百万円、小売電気事業1百万円、調整額60百万円
  • 2023-03-31 (682百万円)
    目的: 効率化
    詳細: 事務所設備等438百万円、車輌13百万円、ソフトウエア229百万円の固定資産の取得。エネルギーコストソリューション事業354百万円、スマートハウスプロジェクト事業81百万円、調整額245百万円
  • 2024-03-31 (157百万円)
    目的: 効率化
    詳細: 事務所設備等137百万円、車輌8百万円、ソフトウエア11百万円の固定資産の取得。エネルギーコストソリューション事業5百万円、スマートハウスプロジェクト事業132百万円、調整額19百万円

負債・純資産と自己資本比率の推移

以下は過去の負債・純資産と自己資本比率の推移を示すグラフです。自己資本比率とは、企業の総資産のうち、返済する必要のない「自己資本」がどのくらいの割合を占めているかを示す財務指標です。
簡単に言うと、その企業がどれだけ借金に頼らずに経営しているか、つまり財務の安全性がどれくらい高いかを表す指標となります。

負債・純資産と自己資本比率の推移グラフ

貸借対照表の比較図

以下は過去の貸借対照表の過去と現在を比較する図です。貸借対照表の比較図は、企業の財務状況の変化を時系列で把握するのに役立ちます。資産・負債・純資産の各項目が増減しているかを見ることで、会社の体力(安全性)が強まっているか、借金が増えてリスクが高まっているか、あるいは投資活動が活発かなどを一目で判断できます。これにより、単年度では見えない経営の傾向や潜在的な問題を読み解くことができます。

貸借対照表の比較図

純利益・配当推移

以下は過去の利益・配当の推移を示すグラフです。純利益・配当の推移グラフは、企業がどれだけ稼ぎ、その利益を株主にどれだけ還元しているかを示します。純利益の伸びと配当の増減を比較することで、企業の成長性、株主還元への姿勢、そして将来の投資に資金を回しているかなど、経営戦略を読み解くヒントが得られます。これにより、その企業が健全な成長をしているか、あるいは無理な配当をしていないかなどを判断できます。

利益・配当推移グラフ

純利益と配当性向の散布図

以下は過去の純利益と配当性向の散布図です。純利益と配当性向の散布図は、企業の稼ぐ力(純利益)と、その利益をどの程度株主に還元しているか(配当性向)の関係性を視覚的に示します。プロットされた各点が右上に位置するほど、純利益も配当性向も高いことを意味し、企業が成長しながら株主還元も積極的であることを示唆します。これにより、企業の利益創出力と株主還元のバランスを把握できます。

純利益と配当性向の散布図

棚卸資産と在庫回転率の推移

以下は過去の棚卸資産と在庫回転率の推移を示すグラフです。棚卸資産とは、企業が在庫として持っている商品や原材料などの資産のことです。在庫回転率とは、一定期間における棚卸資産の回転数を示す指標で、在庫の効率性を測るための指標です。在庫回転率が高いほど、在庫が効率的に回転していることを示し、在庫の滞留が少ないことを意味します。

棚卸資産と在庫回転率の推移グラフ