過去の業績推移は?
以下は過去の営業利益・純利益と営業利益率の推移を示すグラフです
株価はどうなっている?
以下は過去の株価とPERの推移を示すグラフです。一般にPERはその企業の利益に対して、株価が割高なのか、それとも割安なのかを判断するための目安になります。
事業内容は?
当社グループは、株式会社稲葉製作所を中心に、連結子会社3社及び非連結子会社2社で構成され、物置・ガレージ・倉庫等の製造・販売を行う鋼製物置セグメントと、机・椅子・壁面収納庫等の製造・販売を行うオフィス家具セグメントを展開しています。
事業セグメント
- 鋼製物置セグメント: 物置・ガレージ・倉庫等の製造・販売を行い、小型収納庫シリーズ、中型物置シリーズ、大型物置シリーズ、ガレージ・倉庫シリーズ、パブリックシリーズなどを展開しています。
- オフィス家具セグメント: 机・椅子・壁面収納庫等の製造・販売を行い、机シリーズ、椅子シリーズ、収納家具シリーズ、その他家具を展開しています。
セグメント別の業績は?
事業の特徴・強み
- 鋼製物置製品は、代理店・販売店を通じて販売され、連結子会社や非連結子会社を通じて広範囲に供給されています。
- オフィス家具製品も同様に代理店・販売店を通じて販売され、OEM製品の製造・販売も行っています。
今後の展開・方針
当社は製造・販売・研究開発及び子会社の統括機能を有し、物流業務や施工業務を通じて事業を支えています。
キャッシュフロー推移
以下は過去のキャッシュフローの推移を示すグラフです。
どんなことに設備投資している?
当社グループは、過去数年間にわたり、生産能力の増強、合理化、効率化、物流機能の強化、新製品開発、品質向上及び事業競争力の強化を目的とした設備投資を継続的に行ってきました。特に、富岡工場や犬山工場、柏工場などの生産設備への重点投資を通じて、品質力・技術力の維持と競争力の強化を図っています。これらの投資は、全て自己資金で賄われており、重要な設備の除却や売却は行われていません。
※過去の投資内容は下記のとおりです。
- 2015-07-31 (3,074百万円)
目的: 生産能力増強、合理化、効率化
詳細: 富岡工場の新設並びに合理化及び効率化等の投資 - 2016-07-31 (4,262百万円)
目的: 生産能力増強、合理化、効率化
詳細: 富岡工場生産設備等の投資 - 2017-07-31 (1,984百万円)
目的: 生産能力増強、合理化、効率化
詳細: 富岡第2倉庫、富岡工場生産設備及び新製品の金型等の投資 - 2018-07-31 (958百万円)
目的: 生産能力増強、合理化、効率化
詳細: 富岡工場第2倉庫、工場生産設備及び新製品の金型等の投資 - 2019-07-31 (1,872百万円)
目的: 合理化、効率化、新製品開発
詳細: 新製品の金型等の投資 - 2020-07-31 (2,545百万円)
目的: 生産能力増強、物流機能強化
詳細: 犬山工場の生産性向上・品質向上等を目的とする重点投資 - 2021-07-31 (3,211百万円)
目的: 生産能力増強、物流機能強化
詳細: 犬山工場の生産性向上・品質向上等を目的とする重点投資 - 2022-07-31 (2,122百万円)
目的: 生産能力増強、合理化
詳細: 柏工場生産設備、富岡工場生産設備の投資 - 2023-07-31 (1,018百万円)
目的: 生産能力強化、合理化、品質向上
詳細: 生産能力の強化、生産の合理化、品質向上及び事業競争力の強化のための投資 - 2024-07-31 (2,801百万円)
目的: 新製品開発、事業競争力強化、品質・生産性向上、省力化
詳細: 新製品開発、事業競争力の強化、品質・生産性の向上及び省力化のための設備投資
負債・純資産と自己資本比率の推移
以下は過去の負債・純資産と自己資本比率の推移を示すグラフです。自己資本比率とは、企業の総資産のうち、返済する必要のない「自己資本」がどのくらいの割合を占めているかを示す財務指標です。
簡単に言うと、その企業がどれだけ借金に頼らずに経営しているか、つまり財務の安全性がどれくらい高いかを表す指標となります。
貸借対照表の比較図
以下は過去の貸借対照表の過去と現在を比較する図です。貸借対照表の比較図は、企業の財務状況の変化を時系列で把握するのに役立ちます。資産・負債・純資産の各項目が増減しているかを見ることで、会社の体力(安全性)が強まっているか、借金が増えてリスクが高まっているか、あるいは投資活動が活発かなどを一目で判断できます。これにより、単年度では見えない経営の傾向や潜在的な問題を読み解くことができます。
純利益・配当推移
以下は過去の利益・配当の推移を示すグラフです。純利益・配当の推移グラフは、企業がどれだけ稼ぎ、その利益を株主にどれだけ還元しているかを示します。純利益の伸びと配当の増減を比較することで、企業の成長性、株主還元への姿勢、そして将来の投資に資金を回しているかなど、経営戦略を読み解くヒントが得られます。これにより、その企業が健全な成長をしているか、あるいは無理な配当をしていないかなどを判断できます。
純利益と配当性向の散布図
以下は過去の純利益と配当性向の散布図です。純利益と配当性向の散布図は、企業の稼ぐ力(純利益)と、その利益をどの程度株主に還元しているか(配当性向)の関係性を視覚的に示します。プロットされた各点が右上に位置するほど、純利益も配当性向も高いことを意味し、企業が成長しながら株主還元も積極的であることを示唆します。これにより、企業の利益創出力と株主還元のバランスを把握できます。
棚卸資産と在庫回転率の推移
以下は過去の棚卸資産と在庫回転率の推移を示すグラフです。棚卸資産とは、企業が在庫として持っている商品や原材料などの資産のことです。在庫回転率とは、一定期間における棚卸資産の回転数を示す指標で、在庫の効率性を測るための指標です。在庫回転率が高いほど、在庫が効率的に回転していることを示し、在庫の滞留が少ないことを意味します。
関連会社情報
以下は関連会社の情報です。
連結子会社
会社名 | 住所 | 資本金 | 事業内容 | 出資比率 | 役員兼任等 |
---|---|---|---|---|---|
イナバインターナショナル株式会社 | 東京都渋谷区 | 50,000千円 | オフィス家具 | 100.0% | 有 |
株式会社共進 | 群馬県前橋市 | 10,000千円 | 鋼製物置 | 100.0% | 無 |
イナバクリエイト株式会社 | 東京都大田区 | 20,000千円 | 鋼製物置 | 100.0% | 有 |
持分法適用関連会社
持分法適用関連会社の情報がありません。
注釈
- 「主要な事業の内容」欄には、セグメントの名称を記載しています。
- 上記子会社は、特定子会社に該当しません。
- 上記子会社は、有価証券届出書又は有価証券報告書を提出していません。
- イナバインターナショナル株式会社については、売上高(連結会社相互間の内部売上を除く)の連結売上高に占める割合が100分の10を超えています。