[3435] サンコーテクノ の財務・株価分析レポート

サンコーテクノの2025年03月期の営業利益は1,282百万円、営業利益率は6.0%と前年比784百万円減、営業利益率は3.7%pt減です。

過去の業績推移は?

以下は過去の営業利益・純利益と営業利益率の推移を示すグラフです

営業利益・純利益と営業利益率の推移グラフ

株価はどうなっている?

以下は過去の株価とPERの推移を示すグラフです。一般にPERはその企業の利益に対して、株価が割高なのか、それとも割安なのかを判断するための目安になります。

PER推移グラフ

事業内容は?

当社グループは、アンカー、ドリル、ファスナー等の製造・販売及び耐震補強事業、各種維持・保全事業、太陽光関連事業を担うファスニング事業と、FRPシート関連及び各種測定器、電動油圧工具等の製造・販売、電子プリント基板の製造・販売、包装・物流関連機器の製造・輸入・販売を担う機能材事業を主な事業として取り組んでいます。

事業セグメント

  • ファスニング事業: あと施工アンカーを中心とするドリル、ファスナー等の建設資材の企画開発・原材料調達から製造・販売・施工ツールに至る一貫した価値を創造し、顧客に提供。また、耐震補強事業、各種維持・保全事業、太陽光関連事業の工事関連の施工管理を行う。
  • 機能材事業: 紫外線を照射して硬化する繊維強化プラスチック(FRP)製のシート関連及び電動油圧工具等の製造・販売、アルコール検知器等の製造・販売、車両の表示板や観測機、コンピューター周辺機器・通信機器向けの電子プリント基板の製造・販売、包装・物流関連機器の製造・輸入・販売を行う。

セグメント別の業績は?

セグメント別利益の推移グラフ

事業の特徴・強み

  • あと施工アンカーをはじめとする締結技術を応用し、建設資材の企画開発から施工ツールに至る一貫した価値を創造し、顧客に提供。
  • 耐震補強事業において、材料や施工工具の選定・施工方法等のアドバイスと、製商品の供給から施工管理まで、幅広いサービスを有資格者が提供。
  • 太陽光関連事業において、ソーラーパネル設置時に安全に留め付ける工法を開発し、施工指導と施工管理を実施。

今後の展開・方針

今後も各事業において、技術の応用と一貫した価値提供を通じて、顧客ニーズに応える製品とサービスの提供を継続していく。

キャッシュフロー推移

以下は過去のキャッシュフローの推移を示すグラフです。

キャッシュフロー推移グラフ

どんなことに設備投資している?

当社グループは、過去数年間にわたり主にファスニング事業を中心に生産設備の更新・増設を行い、生産能力の強化を図ってきました。近年では販売施設の新設にも注力し、販売能力の増強を進めています。これらの投資は自己資金及び借入金を活用して実施され、有形固定資産のみならず無形固定資産への投資も含まれています。

※過去の投資内容は下記のとおりです。

  • 2015-03-31 (331百万円)
    目的: 生産能力増強
    詳細: ファスニング事業の生産設備更新・増設、ファスニング事業野田工場生産設備
  • 2016-03-31 (274百万円)
    目的: 生産能力増強
    詳細: ファスニング事業の生産設備増設、ファスニング事業SANKO FASTEM(THAILAND)LTD.生産設備
  • 2017-03-31 (653百万円)
    目的: 生産能力増強
    詳細: 流山事業所増築工事、野田工場製造設備、株式会社IKK製造設備
  • 2018-03-31 (331百万円)
    目的: 生産能力増強
    詳細: ファスニング事業の製造設備増設、札幌支店新築工事、野田工場製造設備
  • 2019-03-31 (158百万円)
    目的: 生産能力増強
    詳細: ファスニング事業の製造設備更新・増設
  • 2020-03-31 (139百万円)
    目的: 生産能力増強
    詳細: 製造設備更新・増設
  • 2021-03-31 (237百万円)
    目的: 生産能力増強
    詳細: ファスニング事業の製造設備更新・増設
  • 2022-03-31 (1,228百万円)
    目的: 販売能力増強
    詳細: ファスニング事業の販売施設新設
  • 2023-03-31 (618百万円)
    目的: 販売能力増強
    詳細: ファスニング事業の販売施設新設
  • 2024-03-31 (371百万円)
    目的: 生産能力増強
    詳細: ファスニング事業及び機能材事業の製造設備増設

負債・純資産と自己資本比率の推移

以下は過去の負債・純資産と自己資本比率の推移を示すグラフです。自己資本比率とは、企業の総資産のうち、返済する必要のない「自己資本」がどのくらいの割合を占めているかを示す財務指標です。
簡単に言うと、その企業がどれだけ借金に頼らずに経営しているか、つまり財務の安全性がどれくらい高いかを表す指標となります。

負債・純資産と自己資本比率の推移グラフ

貸借対照表の比較図

以下は過去の貸借対照表の過去と現在を比較する図です。貸借対照表の比較図は、企業の財務状況の変化を時系列で把握するのに役立ちます。資産・負債・純資産の各項目が増減しているかを見ることで、会社の体力(安全性)が強まっているか、借金が増えてリスクが高まっているか、あるいは投資活動が活発かなどを一目で判断できます。これにより、単年度では見えない経営の傾向や潜在的な問題を読み解くことができます。

貸借対照表の比較図

純利益・配当推移

以下は過去の利益・配当の推移を示すグラフです。純利益・配当の推移グラフは、企業がどれだけ稼ぎ、その利益を株主にどれだけ還元しているかを示します。純利益の伸びと配当の増減を比較することで、企業の成長性、株主還元への姿勢、そして将来の投資に資金を回しているかなど、経営戦略を読み解くヒントが得られます。これにより、その企業が健全な成長をしているか、あるいは無理な配当をしていないかなどを判断できます。

利益・配当推移グラフ

純利益と配当性向の散布図

以下は過去の純利益と配当性向の散布図です。純利益と配当性向の散布図は、企業の稼ぐ力(純利益)と、その利益をどの程度株主に還元しているか(配当性向)の関係性を視覚的に示します。プロットされた各点が右上に位置するほど、純利益も配当性向も高いことを意味し、企業が成長しながら株主還元も積極的であることを示唆します。これにより、企業の利益創出力と株主還元のバランスを把握できます。

純利益と配当性向の散布図

棚卸資産と在庫回転率の推移

以下は過去の棚卸資産と在庫回転率の推移を示すグラフです。棚卸資産とは、企業が在庫として持っている商品や原材料などの資産のことです。在庫回転率とは、一定期間における棚卸資産の回転数を示す指標で、在庫の効率性を測るための指標です。在庫回転率が高いほど、在庫が効率的に回転していることを示し、在庫の滞留が少ないことを意味します。

棚卸資産と在庫回転率の推移グラフ