[3440] 日創グループ の財務・株価分析レポート

日創グループの2024年08月期の営業利益は1,275百万円、営業利益率は7.2%と前年比963百万円増、営業利益率は4.7%pt増です。

過去の業績推移は?

以下は過去の営業利益・純利益と営業利益率の推移を示すグラフです

営業利益・純利益と営業利益率の推移グラフ

株価はどうなっている?

以下は過去の株価とPERの推移を示すグラフです。一般にPERはその企業の利益に対して、株価が割高なのか、それとも割安なのかを判断するための目安になります。

PER推移グラフ

事業内容は?

当社グループは、金属加工、ゴム加工、建設、タイル、その他の事業を展開しており、各種製品の企画、設計、加工、製造、販売を行っています。

事業セグメント

  • 金属加工事業: 建設、エネルギー、機械設備分野等における各種金属製品の企画、設計、加工、製造、販売を行っています。主要製品には太陽電池アレイ支持架台、金属サンドイッチパネル、空調関連機器、防音・消音設備、畜産排泄物処理設備があります。
  • ゴム加工事業: 住宅、機械、公共インフラ分野等における各種ゴム製品の企画、設計、加工、製造、販売を行っています。主要製品には下水道マンホール耐震性継手、止水テープがあります。
  • 建設事業: 上記事業に付随する建設事業を行っています。
  • タイル事業: 住宅・ビル外装タイル、内装タイル等の企画、設計、加工、製造、販売を行っています。主要製品には湿式タイル、乾式タイルがあります。
  • その他: ものづくりWEBサービス、システム受託開発、木材加工、販売を行っています。

セグメント別の業績は?

セグメント別利益の推移グラフ

事業の特徴・強み

  • 多様な分野における金属およびゴム製品の開発・製造能力を持ち、建設やエネルギー分野での実績があります。
  • 新たなセグメントとして、ものづくりWEBサービスやシステム受託開発を開始し、事業の多角化を図っています。

今後の展開・方針

2023年10月にカナエテ株式会社を設立し、2024年1月に株式会社マルトクを子会社化することで、事業の拡大と新たなセグメントの追加を進めています。

キャッシュフロー推移

以下は過去のキャッシュフローの推移を示すグラフです。

キャッシュフロー推移グラフ

どんなことに設備投資している?

過去数年間にわたり、当社は主に金属加工事業における生産能力の増強を目的として、福島工場を中心に新工場棟の建設や加工機械の取得を進めてきました。特に2021年以降は大規模な投資が行われ、2022年には1,252百万円の投資を実施しました。これにより、生産能力の向上と効率化を図っています。

※過去の投資内容は下記のとおりです。

  • 2016-08-31 (38百万)
    目的: 生産能力増強
    詳細: 福島工場における機械及び装置の取得
  • 2017-08-31 (341百万円)
    目的: 生産能力増強
    詳細: 金属加工事業で加工機械を中心に286百万円、ゴム加工事業で加工機械を中心に54百万円
  • 2018-08-31 (304百万円)
    目的: 生産能力増強
    詳細: 金属加工事業で加工機械を中心に259百万円、ゴム加工事業で加工機械を中心に38百万円、建設事業で車両を中心に6百万円
  • 2019-08-31 (344百万円)
    目的: 生産能力増強
    詳細: 金属加工事業で加工機械を中心に142百万円、ゴム加工事業で加工機械を中心に23百万円、新社屋の建設に178百万円
  • 2020-08-31 (246百万円)
    目的: 生産能力増強
    詳細: 金属加工事業で加工機械を中心に107百万円、新本社社屋の建設に137百万円
  • 2021-08-31 (764百万円)
    目的: 生産能力増強
    詳細: 福島工場の新工場棟の建設及び加工機械の取得を中心に755百万円、情報機器の取得に8百万円
  • 2022-08-31 (1,252百万円)
    目的: 生産能力増強
    詳細: 福島工場の新工場棟の建設及び加工機械の取得を中心に1,249百万円
  • 2023-08-31 (401百万円)
    目的: 生産能力増強
    詳細: 金属加工事業で加工設備の取得を中心に324百万円
  • 2024-08-31 (639百万円)
    目的: 生産能力増強
    詳細: 金属加工事業で加工設備の取得を中心に431百万円

負債・純資産と自己資本比率の推移

以下は過去の負債・純資産と自己資本比率の推移を示すグラフです。自己資本比率とは、企業の総資産のうち、返済する必要のない「自己資本」がどのくらいの割合を占めているかを示す財務指標です。
簡単に言うと、その企業がどれだけ借金に頼らずに経営しているか、つまり財務の安全性がどれくらい高いかを表す指標となります。

負債・純資産と自己資本比率の推移グラフ

貸借対照表の比較図

以下は過去の貸借対照表の過去と現在を比較する図です。貸借対照表の比較図は、企業の財務状況の変化を時系列で把握するのに役立ちます。資産・負債・純資産の各項目が増減しているかを見ることで、会社の体力(安全性)が強まっているか、借金が増えてリスクが高まっているか、あるいは投資活動が活発かなどを一目で判断できます。これにより、単年度では見えない経営の傾向や潜在的な問題を読み解くことができます。

貸借対照表の比較図

純利益・配当推移

以下は過去の利益・配当の推移を示すグラフです。純利益・配当の推移グラフは、企業がどれだけ稼ぎ、その利益を株主にどれだけ還元しているかを示します。純利益の伸びと配当の増減を比較することで、企業の成長性、株主還元への姿勢、そして将来の投資に資金を回しているかなど、経営戦略を読み解くヒントが得られます。これにより、その企業が健全な成長をしているか、あるいは無理な配当をしていないかなどを判断できます。

利益・配当推移グラフ

純利益と配当性向の散布図

以下は過去の純利益と配当性向の散布図です。純利益と配当性向の散布図は、企業の稼ぐ力(純利益)と、その利益をどの程度株主に還元しているか(配当性向)の関係性を視覚的に示します。プロットされた各点が右上に位置するほど、純利益も配当性向も高いことを意味し、企業が成長しながら株主還元も積極的であることを示唆します。これにより、企業の利益創出力と株主還元のバランスを把握できます。

純利益と配当性向の散布図

棚卸資産と在庫回転率の推移

以下は過去の棚卸資産と在庫回転率の推移を示すグラフです。棚卸資産とは、企業が在庫として持っている商品や原材料などの資産のことです。在庫回転率とは、一定期間における棚卸資産の回転数を示す指標で、在庫の効率性を測るための指標です。在庫回転率が高いほど、在庫が効率的に回転していることを示し、在庫の滞留が少ないことを意味します。

棚卸資産と在庫回転率の推移グラフ