[3551] ダイニックの財務・株価分析レポート

過去の業績推移は？

以下は過去の営業利益・純利益と営業利益率の推移を示すグラフです

株価はどうなっている？

以下は過去の株価とPERの推移を示すグラフです。一般にPERはその企業の利益に対して、株価が割高なのか、それとも割安なのかを判断するための目安になります。

事業内容は？

当社グループは、印刷情報関連、住生活環境関連、包材関連の製造および国内外での製品販売を主な事業としています。

事業セグメント

印刷情報関連事業: 書籍装幀用クロス、印刷・ビジネス用各種クロス、パッケージ用化粧クロス、銀行通帳用クロス、フィルムコーティング製品、表示ラベル用素材、複合フィルム、プリンターリボン、名刺プリンタ、文具紙工品、磁気関連製品、有機EL用水分除去シートを取り扱っています。
住生活環境関連事業: カーペット、壁装材、天井材、ブラインド、自動車内装用不織布・カーペット、フィルター、産業用ターポリン、テント地、雨衣、産業用不織布、接着芯地を取り扱っています。
包材関連事業: 容器密封用アルミ箔・蓋材、各種紙管紙器、パップ剤用フィルム加工、食品鮮度保持剤を取り扱っています。
その他: ファンシー商品、商品等運送・庫内整理等を取り扱っています。

セグメント別の業績は？

事業の特徴・強み

多様な製品ラインナップを持ち、国内外での製品販売を展開しています。

今後の展開・方針

テキストには具体的な今後の展開・戦略の説明は含まれていません。

キャッシュフロー推移

以下は過去のキャッシュフローの推移を示すグラフです。

どんなことに設備投資している？

過去から現在に至るまでの設備投資戦略は、売上規模拡大が期待できる製品分野に重点を置き、省力化、生産性向上、品質安定向上維持及び新製品開発を目的とした投資を継続的に実施してきました。各年度において、印刷情報関連事業、住生活環境関連事業、包材関連事業における設備の更新や環境対策を中心に投資が行われ、全体として生産能力の増強を図っています。

※過去の投資内容は下記のとおりです。

2015-03-31 (2,955百万円)
目的: 生産能力増強
詳細: 印刷情報関連事業で生産性向上及び省人化、省力化を中心に設備の更新投資等で605百万円、住生活環境関連事業で工場建屋建替及び生産性向上、品質安定向上維持を中心に2,033百万円、包材関連事業で環境対策、生産性向上を中心に215百万円の投資を実施
2016-03-31 (2,814百万円)
目的: 生産能力増強
詳細: 印刷情報関連事業で生産性向上及び省人化、省力化を中心に1,205百万円、住生活環境関連事業で工場建屋建替及び生産性向上、品質安定向上維持を中心に1,204百万円、包材関連事業で環境対策、生産性向上を中心に377百万円の投資を実施
2017-03-31 (1,506百万円)
目的: 生産能力増強
詳細: 印刷情報関連事業で生産性向上及び省人化、省力化を中心に722百万円、住生活環境関連事業で生産性向上、品質安定向上維持を中心に275百万円、包材関連事業で環境対策、生産性向上を中心に246百万円の投資を実施
2018-03-31 (1,818百万円)
目的: 生産能力増強
詳細: 印刷情報関連事業で生産性向上及び省人化、省力化を中心に412百万円、住生活環境関連事業で生産性向上、品質安定向上維持を中心に953百万円、包材関連事業で環境対策、生産性向上を中心に274百万円の投資を実施
2019-03-31 (1,389百万円)
目的: 生産能力増強
詳細: 印刷情報関連事業で生産性向上及び省人化、省力化を中心に431百万円、住生活環境関連事業で生産性向上、品質安定向上維持を中心に590百万円、包材関連事業で生産性向上、環境対策を中心に319百万円の投資を実施
2020-03-31 (1,480百万円)
目的: 生産能力増強
詳細: 印刷情報関連事業で生産性向上及び省人化、省力化を中心に767百万円、住生活環境関連事業で生産性向上、品質安定向上維持を中心に443百万円、包材関連事業で生産性向上、環境対策を中心に209百万円の投資を実施
2021-03-31 (1,813百万円)
目的: 生産能力増強
詳細: 印刷情報関連事業で生産性向上、省力化を中心に541百万円、住生活環境関連事業で生産性向上、省力化を中心に419百万円、包材関連事業で生産性向上、環境対策を中心に624百万円の投資を実施
2022-03-31 (1,690百万円)
目的: 生産能力増強
詳細: 印刷情報関連事業で生産性向上、省力化を中心に414百万円、住生活環境関連事業で生産性向上、環境対策を中心に551百万円、包材関連事業で生産性向上、環境対策を中心に355百万円の投資を実施
2023-03-31 (1,463百万円)
目的: 生産能力増強
詳細: 印刷情報関連事業で生産性向上、省力化を中心に657百万円、住生活環境関連事業で生産性向上、環境対策を中心に462百万円、包材関連事業で生産性向上、環境対策を中心に301百万円の投資を実施
2024-03-31 (1,206百万円)
目的: 生産能力増強
詳細: 印刷情報関連事業で生産性向上、省力化を中心に539百万円、住生活環境関連事業で生産性向上、環境対策を中心に393百万円、包材関連事業で生産性向上、環境対策を中心に252百万円の投資を実施

負債・純資産と自己資本比率の推移

以下は過去の負債・純資産と自己資本比率の推移を示すグラフです。自己資本比率とは、企業の総資産のうち、返済する必要のない「自己資本」がどのくらいの割合を占めているかを示す財務指標です。
簡単に言うと、その企業がどれだけ借金に頼らずに経営しているか、つまり財務の安全性がどれくらい高いかを表す指標となります。

貸借対照表の比較図

以下は過去の貸借対照表の過去と現在を比較する図です。貸借対照表の比較図は、企業の財務状況の変化を時系列で把握するのに役立ちます。資産・負債・純資産の各項目が増減しているかを見ることで、会社の体力（安全性）が強まっているか、借金が増えてリスクが高まっているか、あるいは投資活動が活発かなどを一目で判断できます。これにより、単年度では見えない経営の傾向や潜在的な問題を読み解くことができます。

純利益・配当推移

以下は過去の利益・配当の推移を示すグラフです。純利益・配当の推移グラフは、企業がどれだけ稼ぎ、その利益を株主にどれだけ還元しているかを示します。純利益の伸びと配当の増減を比較することで、企業の成長性、株主還元への姿勢、そして将来の投資に資金を回しているかなど、経営戦略を読み解くヒントが得られます。これにより、その企業が健全な成長をしているか、あるいは無理な配当をしていないかなどを判断できます。

純利益と配当性向の散布図

以下は過去の純利益と配当性向の散布図です。純利益と配当性向の散布図は、企業の稼ぐ力（純利益）と、その利益をどの程度株主に還元しているか（配当性向）の関係性を視覚的に示します。プロットされた各点が右上に位置するほど、純利益も配当性向も高いことを意味し、企業が成長しながら株主還元も積極的であることを示唆します。これにより、企業の利益創出力と株主還元のバランスを把握できます。

棚卸資産と在庫回転率の推移

以下は過去の棚卸資産と在庫回転率の推移を示すグラフです。棚卸資産とは、企業が在庫として持っている商品や原材料などの資産のことです。在庫回転率とは、一定期間における棚卸資産の回転数を示す指標で、在庫の効率性を測るための指標です。在庫回転率が高いほど、在庫が効率的に回転していることを示し、在庫の滞留が少ないことを意味します。

会社名	住所	資本金	事業内容	出資比率	役員兼任等
オフィス・メディア㈱	東京都港区	千円100,000	印刷情報関連事業	100.00	なし
ダイニック・ジュノ㈱	東京都港区	千円90,000	印刷情報関連事業、住生活環境関連事業	100.00	あり
大和紙工㈱	埼玉県深谷市	千円60,000	包材関連事業	100.00	あり
ニックフレート㈱	埼玉県所沢市	千円20,000	その他	100.00	なし
ダイニックファクトリーサービス㈱	埼玉県深谷市	千円20,000	同上	100.00	なし
Dynic USA Corp.	アメリカ合衆国オレゴン州	US＄11	印刷情報関連事業	100.00	あり
DYNIC SINGAPORE PTE. LTD.	シンガポール	千US＄900	同上	100.00	あり
Dynic (H.K) Ltd.	香港	千HK＄5,000	同上	100.00	あり
Dynic (U.K) Ltd.	イギリスウェールズ	千￡400	同上	100.00	あり
DYNIC (CZ) s.r.o.	チェコ共和国プラハ	千CZK 13,000	同上	100.00	あり
昆山司達福紡織有限公司	中華人民共和国江蘇省昆山市	千人民元99,375	住生活環境関連事業	100.00	あり
大連大尼克辦公設備有限公司	中華人民共和国大連市	千円434,158	印刷情報関連事業	100.00	あり
PT.DYNIC TEXTILE PRESTIGE	インドネシア共和国西ジャワ州	百万IDR164,397	住生活環境関連事業	51.00	あり

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