[3565] アセンテック の財務・株価分析レポート

過去の業績推移は?

以下は過去の営業利益・純利益と営業利益率の推移を示すグラフです

営業利益・純利益と営業利益率の推移グラフ

株価はどうなっている?

以下は過去の株価とPERの推移を示すグラフです。一般にPERはその企業の利益に対して、株価が割高なのか、それとも割安なのかを判断するための目安になります。

PER推移グラフ

事業内容は?

当社グループは、情報セキュリティ対策として仮想デスクトップソリューションを中心に事業を展開し、海外メーカーとの代理店契約を通じて商品の輸入・販売・保守を行い、オリジナル製品・サービスを自社ブランド「Resalio」として開発・販売しています。

事業セグメント

  • 仮想デスクトップ事業: デスクトップ環境をサーバ側に集約し、ネットワークを介して配信するソリューションを提供。セキュリティ性の向上や運用管理の負担軽減を実現。
  • クラウドインフラ事業: 高性能なサーバやストレージをクラウドインフラとして提供し、仮想デスクトップの導入障壁を解決するリモートPCアレイを提供。
  • クラウドサービス事業: 仮想デスクトップソフトウェアのサービスプロバイダー向けライセンス、AI as a Serviceとして「Gcore Edge AI」、クラウド型サービス「Resalio DaaS」を提供。

事業の特徴・強み

  • メーカーの技術認定試験に合格した専門のエンジニアによるコンサルティングから保守・運用までの一貫したサービス提供体制。
  • 仮想デスクトップ環境での利用に特化したセキュリティ性の高いシンクライアント端末を提供。

今後の展開・方針

仮想デスクトップの普及を促進し、クラウド型サービスの提供を強化することで、ITインフラ事業の拡大を目指します。

キャッシュフロー推移

以下は過去のキャッシュフローの推移を示すグラフです。

キャッシュフロー推移グラフ

どんなことに設備投資している?

過去から現在に至るまでの設備投資戦略は、主に販売能力の増強を目的とし、取扱製品のデモや検証用機器の取得、保守サービスのための交換機器の取得に重点を置いています。また、新しい事務所設備の取得も行い、社内のITインフラの強化を図っています。

※過去の投資内容は下記のとおりです。

  • 2024-01-31 (28,155千円)
    目的: 販売能力増強
    詳細: 当社取扱製品のデモや検証をするためのサーバやストレージや新製品販売のための貸出機の取得11,574千円及び保守サービスを提供するための交換機器の取得16,581千円
  • 2025-01-31 (42,373千円)
    目的: 販売能力増強
    詳細: 当社取扱製品のデモや検証をするためのサーバやストレージや新製品販売のための貸出機の取得5,129千円及び保守サービスを提供するための交換機器の取得19,520千円、社内で利用するオフィス事務機器やIT機器の取得3,106千円、新しい開設した事務所設備の取得14,617千円

負債・純資産と自己資本比率の推移

以下は過去の負債・純資産と自己資本比率の推移を示すグラフです。自己資本比率とは、企業の総資産のうち、返済する必要のない「自己資本」がどのくらいの割合を占めているかを示す財務指標です。
簡単に言うと、その企業がどれだけ借金に頼らずに経営しているか、つまり財務の安全性がどれくらい高いかを表す指標となります。

負債・純資産と自己資本比率の推移グラフ

貸借対照表の比較図

以下は過去の貸借対照表の過去と現在を比較する図です。貸借対照表の比較図は、企業の財務状況の変化を時系列で把握するのに役立ちます。資産・負債・純資産の各項目が増減しているかを見ることで、会社の体力(安全性)が強まっているか、借金が増えてリスクが高まっているか、あるいは投資活動が活発かなどを一目で判断できます。これにより、単年度では見えない経営の傾向や潜在的な問題を読み解くことができます。

貸借対照表の比較図

純利益・配当推移

以下は過去の利益・配当の推移を示すグラフです。純利益・配当の推移グラフは、企業がどれだけ稼ぎ、その利益を株主にどれだけ還元しているかを示します。純利益の伸びと配当の増減を比較することで、企業の成長性、株主還元への姿勢、そして将来の投資に資金を回しているかなど、経営戦略を読み解くヒントが得られます。これにより、その企業が健全な成長をしているか、あるいは無理な配当をしていないかなどを判断できます。

利益・配当推移グラフ

純利益と配当性向の散布図

以下は過去の純利益と配当性向の散布図です。純利益と配当性向の散布図は、企業の稼ぐ力(純利益)と、その利益をどの程度株主に還元しているか(配当性向)の関係性を視覚的に示します。プロットされた各点が右上に位置するほど、純利益も配当性向も高いことを意味し、企業が成長しながら株主還元も積極的であることを示唆します。これにより、企業の利益創出力と株主還元のバランスを把握できます。

純利益と配当性向の散布図

棚卸資産と在庫回転率の推移

以下は過去の棚卸資産と在庫回転率の推移を示すグラフです。棚卸資産とは、企業が在庫として持っている商品や原材料などの資産のことです。在庫回転率とは、一定期間における棚卸資産の回転数を示す指標で、在庫の効率性を測るための指標です。在庫回転率が高いほど、在庫が効率的に回転していることを示し、在庫の滞留が少ないことを意味します。

棚卸資産と在庫回転率の推移グラフ

関連会社情報

以下は関連会社の情報です。

連結子会社

会社名 住所 資本金 事業内容 出資比率 役員兼任等
㈱ブレイクアウト 東京都千代田区 10百万円 情報セキュリティ製品の開発、販売 100% 役員の兼任
㈱ワンズコーポレーション 東京都千代田区 20百万円 ITコンサルからシステム開発、ネットワーク構築、IT人材サービス 100% 役員の兼任
㈱エスアイピー 東京都千代田区 10百万円 システム開発からITインフラ提供、保守運用までのトータルサービス 100% 役員の兼任
㈱CXJ 東京都千代田区 101百万円 Citrix製品の販売、サポートサービスの提供、及び仮想デスクトップに関連する製品開発、販売 100% なし

持分法適用関連会社

持分法適用関連会社の情報がありません。

注釈

関連会社に関する注釈がありません。