[3598] 山喜の財務・株価分析レポート

過去の業績推移は？

以下は過去の営業利益・純利益と営業利益率の推移を示すグラフです

株価はどうなっている？

以下は過去の株価とPERの推移を示すグラフです。一般にPERはその企業の利益に対して、株価が割高なのか、それとも割安なのかを判断するための目安になります。

事業内容は？

当社グループは、ドレスシャツおよびカジュアルの製造国内販売、海外販売を主な業務としています。

事業セグメント

国内販売事業: 日本国内におけるドレスシャツ、カジュアルウエア、レディースシャツの卸売、小売事業およびそれに付随する物流事業、不動産賃貸事業を行っています。
製造事業: 国内、海外におけるドレスシャツ、カジュアルウエア、レディースシャツの製造事業を行っています。
海外販売事業: 海外におけるドレスシャツ、カジュアルウエア、レディースシャツの販売事業を行っています。

セグメント別の業績は？

事業の特徴・強み

国内外での製造および販売ネットワークを有し、物流事業と不動産賃貸事業を通じた多角的な事業展開を行っています。

今後の展開・方針

香港山喜有限公司とジョイリンクピーティーイーリミテッドの清算手続きが完了し、事業の効率化を図っています。

キャッシュフロー推移

以下は過去のキャッシュフローの推移を示すグラフです。

どんなことに設備投資している？

過去から現在に至るまで、主に国内販売セグメントと製造セグメントにおいて、効率化を目的とした設備投資が行われている。特に、建物の改修やシステムの導入、製造設備の購入が中心であり、近年ではECサイトのリニューアルや空調設備の入れ替えなども実施されている。

※過去の投資内容は下記のとおりです。

2015-03-31 (352百万円)
目的: 販売能力増強
詳細: 国内販売セグメントの賃貸用土地建物の取得（ソレアード三貴、大阪府東大阪市）
2016-03-31 (91百万円)
目的: 効率化
詳細: 製造セグメントの縫製機械や建物の改修
2016-03-31 (54百万円)
目的: 効率化
詳細: 国内販売セグメントの会計・人事給与システムソフトウェアの取得
2017-03-31 (1億15百万円)
目的: 効率化
詳細: 国内販売セグメントの建物附属設備の改修、販売システムや物流システム等のソフトウェアの改修、製造セグメントの海外縫製工場の製造設備等
2018-03-31 (1億1百万円)
目的: 効率化
詳細: 国内販売セグメントの建物附属設備の改修、製造セグメントの海外縫製工場の製造設備購入等
2019-03-31 (343百万円)
目的: 効率化
詳細: 国内販売セグメントの建物及び建物附属設備の増改築、基幹システムのリプレース、製造セグメントの縫製工場の製造設備購入等
2020-03-31 (95百万円)
目的: 効率化
詳細: 国内販売セグメントの建物及び建物附属設備の増改築、オーダーシャツ受注システム等のソフトウェアの購入、製造セグメントの縫製工場の製造設備購入等
2021-03-31 (57百万円)
目的: 効率化
詳細: 国内販売セグメントのECサイトのリニューアル、製造セグメントの縫製工場の製造設備購入等
2022-03-31 (37百万円)
目的: 効率化
詳細: 国内販売セグメントの物流システムの改修、製造セグメントの縫製工場の製造設備購入等
2023-03-31 (54百万円)
目的: 効率化
詳細: 国内販売セグメントの本社ビルの空調入れ替え、製造セグメントの縫製工場の製造設備購入等
2024-03-31 (80百万円)
目的: 効率化
詳細: 国内販売セグメントの本社ビルの空調入れ替え、製造セグメントの縫製工場の製造設備購入等

負債・純資産と自己資本比率の推移

以下は過去の負債・純資産と自己資本比率の推移を示すグラフです。自己資本比率とは、企業の総資産のうち、返済する必要のない「自己資本」がどのくらいの割合を占めているかを示す財務指標です。
簡単に言うと、その企業がどれだけ借金に頼らずに経営しているか、つまり財務の安全性がどれくらい高いかを表す指標となります。

貸借対照表の比較図

以下は過去の貸借対照表の過去と現在を比較する図です。貸借対照表の比較図は、企業の財務状況の変化を時系列で把握するのに役立ちます。資産・負債・純資産の各項目が増減しているかを見ることで、会社の体力（安全性）が強まっているか、借金が増えてリスクが高まっているか、あるいは投資活動が活発かなどを一目で判断できます。これにより、単年度では見えない経営の傾向や潜在的な問題を読み解くことができます。

純利益・配当推移

以下は過去の利益・配当の推移を示すグラフです。純利益・配当の推移グラフは、企業がどれだけ稼ぎ、その利益を株主にどれだけ還元しているかを示します。純利益の伸びと配当の増減を比較することで、企業の成長性、株主還元への姿勢、そして将来の投資に資金を回しているかなど、経営戦略を読み解くヒントが得られます。これにより、その企業が健全な成長をしているか、あるいは無理な配当をしていないかなどを判断できます。

純利益と配当性向の散布図

以下は過去の純利益と配当性向の散布図です。純利益と配当性向の散布図は、企業の稼ぐ力（純利益）と、その利益をどの程度株主に還元しているか（配当性向）の関係性を視覚的に示します。プロットされた各点が右上に位置するほど、純利益も配当性向も高いことを意味し、企業が成長しながら株主還元も積極的であることを示唆します。これにより、企業の利益創出力と株主還元のバランスを把握できます。

棚卸資産と在庫回転率の推移

以下は過去の棚卸資産と在庫回転率の推移を示すグラフです。棚卸資産とは、企業が在庫として持っている商品や原材料などの資産のことです。在庫回転率とは、一定期間における棚卸資産の回転数を示す指標で、在庫の効率性を測るための指標です。在庫回転率が高いほど、在庫が効率的に回転していることを示し、在庫の滞留が少ないことを意味します。

会社名	住所	資本金	事業内容	出資比率	役員兼任等
山喜ロジテック株式会社	大阪市中央区	60,000千円	国内販売	100.0%	役員の兼任２名
山喜ソーイング株式会社	大阪市中央区	70,000千円	製造	100.0%	役員の兼任１名
ラオヤマキ　カンパニーリミテッド	ラオスビエンチャン市	US＄千2,300	製造	100.0%	役員の兼任２名
上海山喜商貿有限公司	中国上海市	US＄千140	海外販売	100.0%	役員の兼任２名

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