[3622] ネットイヤーグループ の財務・株価分析レポート

過去の業績推移は?

以下は過去の営業利益・純利益と営業利益率の推移を示すグラフです

営業利益・純利益と営業利益率の推移グラフ

株価はどうなっている?

以下は過去の株価とPERの推移を示すグラフです。一般にPERはその企業の利益に対して、株価が割高なのか、それとも割安なのかを判断するための目安になります。

PER推移グラフ

事業内容は?

当社は、企業や行政に対してインターネット技術を活用したデジタルトランスフォーメーション(DX)やデジタルマーケティング支援をするSIPS(Strategic Internet Professional Services)事業を主な業務としています。

事業セグメント

  • ユーザー体験を軸としたデジタル戦略策定: 企業や行政がユーザーに対して、多様な接点を通じて提供すべき理想的な「あるべき体験」を設計し、現状課題との差分から逆算したデジタル戦略の策定を支援します。
  • デジタルマーケティング戦略策定: デジタル技術を中核に据えたマーケティング戦略、成長シナリオ、新規事業のビジネスモデル、オムニチャネル戦略、顧客育成戦略の策定を支援します。
  • 顧客接点でのユーザー体験を改善する各種システム開発: PC、スマートフォン、店頭端末など多様なデジタルデバイスで動くWebおよびモバイルアプリケーション、または、それらを支える業務システムを改善することで、企業や行政が提供する製品・サービスの品質が向上し、豊かなユーザー体験を通じて企業や行政の価値の向上を図ります。
  • デジタルマーケティング総合支援: 消費者向け企業(BtoC)および法人向け企業(BtoB)に対して、Webサイト、モバイルアプリ、オンラインストア、デジタル広告、SNS、LINE、メール、会員データベースなどを活用した多様なデジタルマーケティング業務を総合的に行います。
  • デジタル広告/SEO運用: デジタル広告や検索エンジン最適化(SEO)、コンテンツの最適化、および、効果測定や運用全般を支援します。

事業の特徴・強み

  • 創業より培ってきたユーザーエクスペリエンスデザイン(UXD)とデジタル技術のノウハウを活かし、時代の変化にあった新規事業開発やデジタルマーケティングに取り組む企業や行政に対してサービスを提供しています。

今後の展開・方針

地球規模で持続可能な社会への移行が進む中で、消費者の価値観のシフトに対応し、環境に優しい商品やサービスを提供し、デジタル技術を活用した働き方や業務の変革を支援します。

キャッシュフロー推移

以下は過去のキャッシュフローの推移を示すグラフです。

キャッシュフロー推移グラフ

どんなことに設備投資している?

過去数年間にわたり、当社は主に効率化を目的とした設備投資を行ってきました。セキュリティシステムやパーソナルコンピュータの購入、事務所設備工事、社内利用システムの取得など、ITインフラやオフィス環境の改善に重点を置いています。

※過去の投資内容は下記のとおりです。

  • 2015-03-31 (18百万円)
    目的: 効率化
    詳細: セキュリティーシステムの構築費用6百万円、パーソナルコンピュータの購入6百万円等
  • 2016-03-31 (28百万円)
    目的: 効率化
    詳細: セキュリティシステムの構築費用5百万円、パーソナルコンピュータの購入4百万円等
  • 2017-03-31 (9百万円)
    目的: 効率化
    詳細: 増床による事務所設備工事や什器備品の購入等
  • 2018-03-31 (33百万円)
    目的: 効率化
    詳細: 事務所内装工事や什器備品の購入等
  • 2019-03-31 (20百万円)
    目的: 効率化
    詳細: 社内利用システムの取得等
  • 2020-03-31 (3百万円)
    目的: 効率化
    詳細: 社内利用システムの取得等
  • 2021-03-31 (21百万円)
    目的: 効率化
    詳細: 社内利用システムの取得11百万円、ネットワーク機器等の設備投資額4百万円等

負債・純資産と自己資本比率の推移

以下は過去の負債・純資産と自己資本比率の推移を示すグラフです。自己資本比率とは、企業の総資産のうち、返済する必要のない「自己資本」がどのくらいの割合を占めているかを示す財務指標です。
簡単に言うと、その企業がどれだけ借金に頼らずに経営しているか、つまり財務の安全性がどれくらい高いかを表す指標となります。

負債・純資産と自己資本比率の推移グラフ

貸借対照表の比較図

以下は過去の貸借対照表の過去と現在を比較する図です。貸借対照表の比較図は、企業の財務状況の変化を時系列で把握するのに役立ちます。資産・負債・純資産の各項目が増減しているかを見ることで、会社の体力(安全性)が強まっているか、借金が増えてリスクが高まっているか、あるいは投資活動が活発かなどを一目で判断できます。これにより、単年度では見えない経営の傾向や潜在的な問題を読み解くことができます。

貸借対照表の比較図

純利益・配当推移

以下は過去の利益・配当の推移を示すグラフです。純利益・配当の推移グラフは、企業がどれだけ稼ぎ、その利益を株主にどれだけ還元しているかを示します。純利益の伸びと配当の増減を比較することで、企業の成長性、株主還元への姿勢、そして将来の投資に資金を回しているかなど、経営戦略を読み解くヒントが得られます。これにより、その企業が健全な成長をしているか、あるいは無理な配当をしていないかなどを判断できます。

利益・配当推移グラフ

純利益と配当性向の散布図

以下は過去の純利益と配当性向の散布図です。純利益と配当性向の散布図は、企業の稼ぐ力(純利益)と、その利益をどの程度株主に還元しているか(配当性向)の関係性を視覚的に示します。プロットされた各点が右上に位置するほど、純利益も配当性向も高いことを意味し、企業が成長しながら株主還元も積極的であることを示唆します。これにより、企業の利益創出力と株主還元のバランスを把握できます。

純利益と配当性向の散布図

棚卸資産と在庫回転率の推移

以下は過去の棚卸資産と在庫回転率の推移を示すグラフです。棚卸資産とは、企業が在庫として持っている商品や原材料などの資産のことです。在庫回転率とは、一定期間における棚卸資産の回転数を示す指標で、在庫の効率性を測るための指標です。在庫回転率が高いほど、在庫が効率的に回転していることを示し、在庫の滞留が少ないことを意味します。

棚卸資産と在庫回転率の推移グラフ

関連会社情報

以下は関連会社の情報です。

連結子会社

連結子会社の情報がありません。

持分法適用関連会社

持分法適用関連会社の情報がありません。

注釈

  • 有価証券報告書提出会社であります。
  • 議決権の所有割合は100分の50以下でありますが、実質的な支配力を持っているため親会社としております。
  • 議決権の所有割合又は被所有割合の( )内は、間接被所有割合で内数となっております。
  • 株式会社エヌ・ティ・ティ・データは2023年7月1日付で持株会社へ移行し、株式会社NTTデータグループに商号変更しました。
  • 株式会社NTTデータは、株式会社エヌ・ティ・ティ・データの国内事業を承継するために、2022年11月1日付で「株式会社NTTデータ国内事業準備会社」として設立され、2023年7月1日付で、株式会社NTTデータに商号変更しました。