[3624] アクセルマーク の財務・株価分析レポート

過去の業績推移は?

以下は過去の営業利益・純利益と営業利益率の推移を示すグラフです

営業利益・純利益と営業利益率の推移グラフ

株価はどうなっている?

以下は過去の株価とPERの推移を示すグラフです。一般にPERはその企業の利益に対して、株価が割高なのか、それとも割安なのかを判断するための目安になります。

PER推移グラフ

事業内容は?

当社は『「楽しい」で世界をつなぐ』を経営理念に掲げ、広告事業、トレカ事業、その他事業の3つの報告セグメントで事業を行っています。

事業セグメント

  • 広告事業: インターネット広告の企画・制作・運営、システム等の受託開発、運用保守を行っています。広告ネットワークサービスやトレーディングデスクを提供しています。
  • トレカ事業: トレーディングカードの販売・買取のノウハウを活かし、業務提携先とトレカの販売に特化した自動販売機の共同運営を開始しています。
  • その他事業: IoTヘルスケア領域における企画・開発・販売・運用を行い、ワンストップのIoTヘルスケアソリューションを提供しています。

セグメント別の業績は?

セグメント別利益の推移グラフ

事業の特徴・強み

  • 数多くのインターネット広告媒体をネットワーク化し、広告主に広告枠を販売する広告ネットワークサービスを提供しています。
  • トレカの販売・買取のノウハウを持ち、業務提携先と自動販売機の共同運営を行っています。
  • IoT分野やヘルスケア分野のノウハウとスマホアプリ開発の技術を活かしたプロダクト及びサービスを提供しています。

今後の展開・方針

トレカ事業では、店舗やECサイトの展開も視野に入れ、事業を拡大していく予定です。

キャッシュフロー推移

以下は過去のキャッシュフローの推移を示すグラフです。

キャッシュフロー推移グラフ

どんなことに設備投資している?

過去数年間にわたり、設備投資は主にソフトウェア開発とオフィス増床に集中しており、特にゲーム事業やモバイルゲーム事業に関連する投資が目立つ。2014年、2015年、2020年には重要な設備投資は行われなかったが、減損損失が計上されている年もある。

※過去の投資内容は下記のとおりです。

  • 2014-09-30 (なし)
    目的: なし
    詳細: 重要な設備投資等はありません。
  • 2015-09-30 (なし)
    目的: なし
    詳細: 重要な設備投資等はありません。減損損失7,938千円を計上。
  • 2016-09-30 (241,290千円)
    目的: 効率化
    詳細: ソフトウェアで194,121千円及び本社増床に伴う設備工事等で45,259千円。減損損失を計上。
  • 2017-09-30 (221,370千円)
    目的: 新規事業
    詳細: モバイルゲーム事業に供するソフトウエアの開発費等202,733千円及びオフィス増床に伴う設備工事等で16,986千円。
  • 2018-09-30 (499,683千円)
    目的: 新規事業
    詳細: ゲーム事業に供するソフトウエアの開発費等462,460千円及びExperience事業に供するソフトウエアの取得33,087千円。
  • 2019-09-30 (136,556千円)
    目的: 新規事業
    詳細: ゲーム事業に供するソフトウエアの開発費等132,617千円。減損損失482,872千円を計上。
  • 2020-09-30 (なし)
    目的: なし
    詳細: 重要な設備投資等はありません。減損損失142,149千円を計上。

負債・純資産と自己資本比率の推移

以下は過去の負債・純資産と自己資本比率の推移を示すグラフです。自己資本比率とは、企業の総資産のうち、返済する必要のない「自己資本」がどのくらいの割合を占めているかを示す財務指標です。
簡単に言うと、その企業がどれだけ借金に頼らずに経営しているか、つまり財務の安全性がどれくらい高いかを表す指標となります。

負債・純資産と自己資本比率の推移グラフ

貸借対照表の比較図

以下は過去の貸借対照表の過去と現在を比較する図です。貸借対照表の比較図は、企業の財務状況の変化を時系列で把握するのに役立ちます。資産・負債・純資産の各項目が増減しているかを見ることで、会社の体力(安全性)が強まっているか、借金が増えてリスクが高まっているか、あるいは投資活動が活発かなどを一目で判断できます。これにより、単年度では見えない経営の傾向や潜在的な問題を読み解くことができます。

貸借対照表の比較図

純利益・配当推移

以下は過去の利益・配当の推移を示すグラフです。純利益・配当の推移グラフは、企業がどれだけ稼ぎ、その利益を株主にどれだけ還元しているかを示します。純利益の伸びと配当の増減を比較することで、企業の成長性、株主還元への姿勢、そして将来の投資に資金を回しているかなど、経営戦略を読み解くヒントが得られます。これにより、その企業が健全な成長をしているか、あるいは無理な配当をしていないかなどを判断できます。

利益・配当推移グラフ

純利益と配当性向の散布図

以下は過去の純利益と配当性向の散布図です。純利益と配当性向の散布図は、企業の稼ぐ力(純利益)と、その利益をどの程度株主に還元しているか(配当性向)の関係性を視覚的に示します。プロットされた各点が右上に位置するほど、純利益も配当性向も高いことを意味し、企業が成長しながら株主還元も積極的であることを示唆します。これにより、企業の利益創出力と株主還元のバランスを把握できます。

純利益と配当性向の散布図

棚卸資産と在庫回転率の推移

以下は過去の棚卸資産と在庫回転率の推移を示すグラフです。棚卸資産とは、企業が在庫として持っている商品や原材料などの資産のことです。在庫回転率とは、一定期間における棚卸資産の回転数を示す指標で、在庫の効率性を測るための指標です。在庫回転率が高いほど、在庫が効率的に回転していることを示し、在庫の滞留が少ないことを意味します。

棚卸資産と在庫回転率の推移グラフ

関連会社情報

以下は関連会社の情報です。

連結子会社

連結子会社の情報がありません。

持分法適用関連会社

会社名 住所 資本金 事業内容 出資比率 役員兼任等
AscellaBiosystems,Inc. 米国カリフォルニア州サンフランシスコ市 千米ドル5,960 医療診断機器の開発 29.7

注釈

  • 2024年9月2日付で当社100%出資により「アクセルメディカ株式会社」を設立しましたが、重要性が乏しいため、非連結子会社としております。