[3633] GMOペパボ の財務・株価分析レポート

過去の業績推移は?

以下は過去の営業利益・純利益と営業利益率の推移を示すグラフです

営業利益・純利益と営業利益率の推移グラフ

株価はどうなっている?

以下は過去の株価とPERの推移を示すグラフです。一般にPERはその企業の利益に対して、株価が割高なのか、それとも割安なのかを判断するための目安になります。

PER推移グラフ

事業内容は?

当社グループは、表現活動を支援するためのインターネットサービスを展開し、GMOインターネットグループの一員としてインターネットインフラ事業を中心に活動しています。

事業セグメント

  • ドメイン・レンタルサーバー(ホスティング)事業: ロリポップ!、ムームードメイン、ヘテムル、グーペなどのサービスを通じて、簡単で多機能なレンタルサーバーやドメイン取得代行サービスを提供。
  • EC支援事業: カラーミーショップ、SUZURIを通じて、ECサイト構築サービスやオリジナルグッズ作成・販売サービスを提供。
  • ハンドメイド事業: minneを通じて、ハンドメイドマーケットサービスを提供。
  • 金融支援事業: FREENANCEを通じて、フリーランス向けファクタリングサービスを提供。

セグメント別の業績は?

セグメント別利益の推移グラフ

事業の特徴・強み

  • 「もっとおもしろくできる」という経営理念のもと、インターネットで何かをはじめたい方に向けて、利用しやすい価格でサービスを提供することをミッションとしている。

今後の展開・方針

当社は、事業内容を明確にするためにセグメントの名称を変更し、引き続きインターネットインフラ事業を中心にサービスを展開していく予定です。

キャッシュフロー推移

以下は過去のキャッシュフローの推移を示すグラフです。

キャッシュフロー推移グラフ

どんなことに設備投資している?

過去から現在に至るまで、主に提供サービスの強化を目的とした設備投資が行われており、サーバー等の通信機器設備の追加や自社利用サービスのためのソフトウェアの新規開発及び機能追加が継続的に実施されている。

※過去の投資内容は下記のとおりです。

  • 2014-12-31 (184,347千円)
    目的: サービス安定化
    詳細: サービス安定化のためのサーバーの増強増設、自社利用サービスのためのソフトウェアの新規開発及び機能追加開発
  • 2015-12-31 (315,767千円)
    目的: 新規サービス及び既存サービスの強化
    詳細: 新規サービス及び既存サービスに係るサーバー等の通信機器設備の追加、自社利用サービスのためのソフトウェアの新規開発及び機能追加
  • 2016-12-31 (178,805千円)
    目的: 提供サービスの強化
    詳細: 提供サービスに係るサーバー等の通信機器設備の追加、自社利用サービスのためのソフトウェアの新規開発及び機能追加
  • 2019-12-31 (364,533千円)
    目的: 提供サービスの強化
    詳細: 提供サービスに係るサーバー等の通信機器設備の追加、自社利用サービスのためのソフトウェアの新規開発及び機能追加
  • 2020-12-31 (385,982千円)
    目的: 提供サービスの強化
    詳細: 提供サービスに係るサーバー等の通信機器設備の追加、自社利用サービスのためのソフトウェアの新規開発及び機能追加
  • 2021-12-31 (479,036千円)
    目的: 提供サービスの強化
    詳細: 提供サービスに係るサーバー等の通信機器設備の追加、自社利用サービスのためのソフトウェアの新規開発及び機能追加
  • 2022-12-31 (752,049千円)
    目的: 提供サービスの強化
    詳細: 提供サービスに係るサーバー等の通信機器設備の追加、自社利用サービスのためのソフトウェアの新規開発及び機能追加
  • 2023-12-31 (671,405千円)
    目的: 提供サービスの強化
    詳細: 提供サービスに係るサーバー等の通信機器設備の追加、自社利用サービスのためのソフトウェアの新規開発及び機能追加
  • 2024-12-31 (351,958千円)
    目的: 提供サービスの強化
    詳細: 提供サービスに係るサーバー等の通信機器設備の追加、自社利用サービスのためのソフトウェアの新規開発及び機能追加

負債・純資産と自己資本比率の推移

以下は過去の負債・純資産と自己資本比率の推移を示すグラフです。自己資本比率とは、企業の総資産のうち、返済する必要のない「自己資本」がどのくらいの割合を占めているかを示す財務指標です。
簡単に言うと、その企業がどれだけ借金に頼らずに経営しているか、つまり財務の安全性がどれくらい高いかを表す指標となります。

負債・純資産と自己資本比率の推移グラフ

貸借対照表の比較図

以下は過去の貸借対照表の過去と現在を比較する図です。貸借対照表の比較図は、企業の財務状況の変化を時系列で把握するのに役立ちます。資産・負債・純資産の各項目が増減しているかを見ることで、会社の体力(安全性)が強まっているか、借金が増えてリスクが高まっているか、あるいは投資活動が活発かなどを一目で判断できます。これにより、単年度では見えない経営の傾向や潜在的な問題を読み解くことができます。

貸借対照表の比較図

純利益・配当推移

以下は過去の利益・配当の推移を示すグラフです。純利益・配当の推移グラフは、企業がどれだけ稼ぎ、その利益を株主にどれだけ還元しているかを示します。純利益の伸びと配当の増減を比較することで、企業の成長性、株主還元への姿勢、そして将来の投資に資金を回しているかなど、経営戦略を読み解くヒントが得られます。これにより、その企業が健全な成長をしているか、あるいは無理な配当をしていないかなどを判断できます。

利益・配当推移グラフ

純利益と配当性向の散布図

以下は過去の純利益と配当性向の散布図です。純利益と配当性向の散布図は、企業の稼ぐ力(純利益)と、その利益をどの程度株主に還元しているか(配当性向)の関係性を視覚的に示します。プロットされた各点が右上に位置するほど、純利益も配当性向も高いことを意味し、企業が成長しながら株主還元も積極的であることを示唆します。これにより、企業の利益創出力と株主還元のバランスを把握できます。

純利益と配当性向の散布図

棚卸資産と在庫回転率の推移

以下は過去の棚卸資産と在庫回転率の推移を示すグラフです。棚卸資産とは、企業が在庫として持っている商品や原材料などの資産のことです。在庫回転率とは、一定期間における棚卸資産の回転数を示す指標で、在庫の効率性を測るための指標です。在庫回転率が高いほど、在庫が効率的に回転していることを示し、在庫の滞留が少ないことを意味します。

棚卸資産と在庫回転率の推移グラフ

関連会社情報

以下は関連会社の情報です。

連結子会社

会社名 住所 資本金 事業内容 出資比率 役員兼任等
GMOクリエイターズネットワーク株式会社 東京都渋谷区 100,000千円 フリーランス向け金融支援事業 76.6% 役員の兼任5名

持分法適用関連会社

会社名 住所 資本金 事業内容 出資比率 役員兼任等
有限責任事業組合福岡市スタートアップ支援施設運営委員会 福岡県福岡市 250,000千円 スタートアップ運営支援施設 20.0% 従業員の常駐

注釈

  • GMOインターネットグループ株式会社は、有価証券報告書の提出会社です。
  • 議決権の所有(又は被所有)割合欄の( )内は間接所有(又は被所有)割合であり、所有(又は被所有)割合の内数であります。
  • 特定子会社であります。
  • GMOクリエイターズネットワーク株式会社は、債務超過の状況にあり、その債務超過額は1,381,883千円であります。