過去の業績推移は?
以下は過去の営業利益・純利益と営業利益率の推移を示すグラフです
株価はどうなっている?
以下は過去の株価とPERの推移を示すグラフです。一般にPERはその企業の利益に対して、株価が割高なのか、それとも割安なのかを判断するための目安になります。
事業内容は?
セルシスグループは、セルシスと連結子会社の&DC3を中心に、コンピューター関連のソフトウェア及び周辺機器の企画、開発、販売、使用許諾及び保守管理を行う事業を展開しています。
事業セグメント
- コンテンツ制作ソリューション事業: グラフィック技術の研究開発と実用化を推進し、イラスト・マンガ・Webtoon・アニメーション制作アプリ「CLIP STUDIO PAINT」シリーズの企画から開発までを行い、クリエイターの創作活動を支援するWebサイト「CLIP STUDIO」での販売や使用許諾を提供しています。
- コンテンツ流通ソリューション事業: グラフィック技術の研究開発成果をもとに、デジタルコンテンツ流通基盤ソリューション「DC3」を提供し、デジタルデータを唯一無二の「モノ」として扱うことを可能にし、信頼性・安全性を担保する機能を提供しています。また、電子書籍配信ソリューション「CLIP STUDIO READER」など、様々なデバイス・プラットフォームに対応したソリューションを提供しています。
セグメント別の業績は?
事業の特徴・強み
- グラフィック技術の研究開発と実用化を推進し、新しいコンテンツ制作技法や新デバイスに対応した製品ラインナップを拡充しています。
- デジタルコンテンツを唯一無二の「モノ」として扱うことができるDC3ソリューションにより、従来のデジタルコンテンツの課題を解決しています。
今後の展開・方針
今後もグラフィック技術の研究開発を進め、新しいコンテンツ制作技法やデバイスに対応した製品を拡充し、デジタルコンテンツ流通基盤ソリューションの信頼性・安全性を向上させることで、さらなる事業拡大を図ります。
キャッシュフロー推移
以下は過去のキャッシュフローの推移を示すグラフです。
どんなことに設備投資している?
当社グループは、過去10年間にわたり、主にPC、サーバー等の購入を通じた設備更新を行い、クリエイターサポートやUI/UX事業を中心に投資を行ってきました。2019年以降は本社事務所の改装工事にも多額の投資を行い、2024年にはコンテンツ制作および流通ソリューション事業におけるソフトウェア開発に大規模な投資を行うことで、新規事業の展開を図っています。
※過去の投資内容は下記のとおりです。
- 2014-12-31 (31,101千円)
目的: 設備更新
詳細: コンテンツソリューション事業、クリエイターサポート事業、UI/UX事業、アプリケーション事業でのPC、サーバー等の購入 - 2015-12-31 (34,292千円)
目的: 設備更新
詳細: コンテンツソリューション事業、クリエイターサポート事業、UI/UX事業でのPC、サーバー等の購入 - 2016-12-31 (30,402千円)
目的: 設備更新
詳細: クリエイターサポート事業、コンテンツソリューション事業、UI/UX事業でのPC、サーバー等の購入 - 2017-12-31 (55,991千円)
目的: 設備更新
詳細: クリエイターサポート事業、UI/UX事業でのPC、サーバー等の購入 - 2018-12-31 (37,366千円)
目的: 設備更新
詳細: クリエイターサポート事業、UI/UX事業でのPC、サーバー等の購入 - 2019-12-31 (208,048千円)
目的: 設備更新
詳細: クリエイターサポート事業、UI/UX事業でのPC、サーバー等の購入および本社事務所の改装工事 - 2020-12-31 (64,288千円)
目的: 設備更新
詳細: クリエイターサポート事業、UI/UX事業でのPC、サーバー等の購入および本社事務所の改装工事 - 2021-12-31 (83,019千円)
目的: 設備更新
詳細: クリエイターサポート事業、UI/UX事業でのPC、サーバー等の購入および本社事務所の改装工事 - 2022-12-31 (86,441千円)
目的: 設備更新
詳細: クリエイターサポート事業、UI/UX事業でのPC、サーバー等の購入および本社事務所の改装工事 - 2023-12-31 (54,833千円)
目的: 設備更新
詳細: コンテンツ制作ソリューション事業、コンテンツ流通ソリューション事業でのPC、サーバー等の購入および本社事務所の改装工事 - 2024-12-31 (650,953千円)
目的: 新規事業
詳細: コンテンツ制作ソリューション事業、コンテンツ流通ソリューション事業でのソフトウェアの開発
負債・純資産と自己資本比率の推移
以下は過去の負債・純資産と自己資本比率の推移を示すグラフです。自己資本比率とは、企業の総資産のうち、返済する必要のない「自己資本」がどのくらいの割合を占めているかを示す財務指標です。
簡単に言うと、その企業がどれだけ借金に頼らずに経営しているか、つまり財務の安全性がどれくらい高いかを表す指標となります。
貸借対照表の比較図
以下は過去の貸借対照表の過去と現在を比較する図です。貸借対照表の比較図は、企業の財務状況の変化を時系列で把握するのに役立ちます。資産・負債・純資産の各項目が増減しているかを見ることで、会社の体力(安全性)が強まっているか、借金が増えてリスクが高まっているか、あるいは投資活動が活発かなどを一目で判断できます。これにより、単年度では見えない経営の傾向や潜在的な問題を読み解くことができます。
純利益・配当推移
以下は過去の利益・配当の推移を示すグラフです。純利益・配当の推移グラフは、企業がどれだけ稼ぎ、その利益を株主にどれだけ還元しているかを示します。純利益の伸びと配当の増減を比較することで、企業の成長性、株主還元への姿勢、そして将来の投資に資金を回しているかなど、経営戦略を読み解くヒントが得られます。これにより、その企業が健全な成長をしているか、あるいは無理な配当をしていないかなどを判断できます。
純利益と配当性向の散布図
以下は過去の純利益と配当性向の散布図です。純利益と配当性向の散布図は、企業の稼ぐ力(純利益)と、その利益をどの程度株主に還元しているか(配当性向)の関係性を視覚的に示します。プロットされた各点が右上に位置するほど、純利益も配当性向も高いことを意味し、企業が成長しながら株主還元も積極的であることを示唆します。これにより、企業の利益創出力と株主還元のバランスを把握できます。
棚卸資産と在庫回転率の推移
以下は過去の棚卸資産と在庫回転率の推移を示すグラフです。棚卸資産とは、企業が在庫として持っている商品や原材料などの資産のことです。在庫回転率とは、一定期間における棚卸資産の回転数を示す指標で、在庫の効率性を測るための指標です。在庫回転率が高いほど、在庫が効率的に回転していることを示し、在庫の滞留が少ないことを意味します。
関連会社情報
以下は関連会社の情報です。
連結子会社
会社名 | 住所 | 資本金 | 事業内容 | 出資比率 | 役員兼任等 |
---|---|---|---|---|---|
㈱&DC3 | 東京都新宿区 | 10,000千円 | コンテンツ流通ソリューション事業 | 100.0% | 役員4名兼任 |
持分法適用関連会社
持分法適用関連会社の情報がありません。
注釈
- ㈱&DC3は、特定子会社であります。