過去の業績推移は?
以下は過去の営業利益・純利益と営業利益率の推移を示すグラフです
株価はどうなっている?
以下は過去の株価とPERの推移を示すグラフです。一般にPERはその企業の利益に対して、株価が割高なのか、それとも割安なのかを判断するための目安になります。
事業内容は?
オークファングループは、国内外のBtoB卸売市場のDX化に取り組み、独自の再流通インフラを構築しています。特に、SmallB(個人事業主)・副業・インフルエンサーをAppreciatorと定義し、彼らが国境を越えて活躍できるインフラを提供しています。
事業セグメント
- ソリューション事業: AI技術を活用し、商品の時価を可視化し、価格と販路を最適化するソリューションを提供。主なサービスには、流通相場データを活用した『aucfan.com』、ネットショップ一元管理サービス『タテンポガイド』、RPAツール『オークファンロボ』、副業支援サービス『good sellers』、Amazonセラー専用アプリ『Amacode』があります。
- プラットフォーム事業: 企業の在庫・滞留商品等の流通を支援し、オンライン及びオフラインで複数のマーケットプレイスを運営。主なサービスには、BtoB卸モール『NETSEA』、滞留在庫の流動化支援『NETSEAオークション』、オフライン展示商談会『OSR』があります。
- インキュベーション事業: 事業投資及び投資先企業の支援を通じて、競合優位性を構築・維持するための知見とネットワークを得ることを目的とした事業。収益源は営業投資有価証券の売却益、投資先企業へのコンサルティング収益。
セグメント別の業績は?
事業の特徴・強み
- 700億件を超える売買データとAI技術を活用した商品の時価可視化と最適化。
- 国境を越えた流通インフラの構築により、Appreciatorが自己実現できる環境を提供。
今後の展開・方針
海外BtoB卸売市場への展開を進め、中国海南省に連結子会社を設立し、世界各国への流通インフラ構築を推進。2024年には中国と日本のサプライヤー・バイヤー間の展示会を開催し、海外市場への成長戦略を強化。
キャッシュフロー推移
以下は過去のキャッシュフローの推移を示すグラフです。
どんなことに設備投資している?
過去数年間にわたり、当社は主にサービス関連のソフトウエア開発に焦点を当てた設備投資を行ってきました。特に『aucfan.com』を中心としたメディア事業や、BtoBサービスを含む商品流通プラットフォーム事業における機能開発に注力しています。また、2023年には本社移転に伴う設備投資も行いました。これらの投資は、新規事業の拡大と効率化を目的としています。
※過去の投資内容は下記のとおりです。
- 2015-09-30 (227,330千円)
目的: 設備更新
詳細: サービスに伴うソフトウエア、サーバー設備及びその附属装置 - 2016-09-30 (362,759千円)
目的: 設備更新
詳細: サービスに伴うソフトウエア、サーバー設備及びその附属装置 - 2017-09-30 (365,632千円)
目的: 設備更新
詳細: サービスに伴うソフトウエア、サーバー設備及びその附属装置 - 2018-09-30 (312,235千円)
目的: 新規事業
詳細: メディア事業『aucfan.com』の追加機能開発、マーケットプレイス事業BtoBサービスの追加機能開発、ソリューション事業ゲームタイトル開発 - 2019-09-30 (317,355千円)
目的: 新規事業
詳細: メディア事業『aucfan.com』の追加機能開発、マーケットプレイス事業BtoBサービスの追加機能開発、ソリューション事業『タテンポガイド』の追加機能開発 - 2020-09-30 (317,679千円)
目的: 新規事業
詳細: 在庫価値ソリューション事業『aucfan.com』『zaicoban』『タテンポガイド』の追加機能開発、商品流通プラットフォーム事業BtoBサービス及びBtoCサービスの追加機能開発 - 2021-09-30 (270,299千円)
目的: 新規事業
詳細: 在庫価値ソリューション事業『aucfan.com』の追加機能開発、商品流通プラットフォーム事業BtoBサービス及びBtoCサービスの追加機能開発 - 2022-09-30 (320,638千円)
目的: 新規事業
詳細: 在庫価値ソリューション事業『aucfan.com』の追加機能開発、商品流通プラットフォーム事業BtoBサービスの追加機能開発 - 2023-09-30 (386,865千円)
目的: 新規事業
詳細: 在庫価値ソリューション事業『aucfan.com』の追加機能開発、商品流通プラットフォーム事業BtoBサービスの追加機能開発、本社移転に伴う内部造作及び什器等の取得 - 2024-09-30 (214,031千円)
目的: 新規事業
詳細: ソリューション事業『aucfan.com』の追加機能開発、プラットフォーム事業BtoBサービスの追加機能開発
負債・純資産と自己資本比率の推移
以下は過去の負債・純資産と自己資本比率の推移を示すグラフです。自己資本比率とは、企業の総資産のうち、返済する必要のない「自己資本」がどのくらいの割合を占めているかを示す財務指標です。
簡単に言うと、その企業がどれだけ借金に頼らずに経営しているか、つまり財務の安全性がどれくらい高いかを表す指標となります。
貸借対照表の比較図
以下は過去の貸借対照表の過去と現在を比較する図です。貸借対照表の比較図は、企業の財務状況の変化を時系列で把握するのに役立ちます。資産・負債・純資産の各項目が増減しているかを見ることで、会社の体力(安全性)が強まっているか、借金が増えてリスクが高まっているか、あるいは投資活動が活発かなどを一目で判断できます。これにより、単年度では見えない経営の傾向や潜在的な問題を読み解くことができます。
純利益・配当推移
以下は過去の利益・配当の推移を示すグラフです。純利益・配当の推移グラフは、企業がどれだけ稼ぎ、その利益を株主にどれだけ還元しているかを示します。純利益の伸びと配当の増減を比較することで、企業の成長性、株主還元への姿勢、そして将来の投資に資金を回しているかなど、経営戦略を読み解くヒントが得られます。これにより、その企業が健全な成長をしているか、あるいは無理な配当をしていないかなどを判断できます。
純利益と配当性向の散布図
以下は過去の純利益と配当性向の散布図です。純利益と配当性向の散布図は、企業の稼ぐ力(純利益)と、その利益をどの程度株主に還元しているか(配当性向)の関係性を視覚的に示します。プロットされた各点が右上に位置するほど、純利益も配当性向も高いことを意味し、企業が成長しながら株主還元も積極的であることを示唆します。これにより、企業の利益創出力と株主還元のバランスを把握できます。
棚卸資産と在庫回転率の推移
以下は過去の棚卸資産と在庫回転率の推移を示すグラフです。棚卸資産とは、企業が在庫として持っている商品や原材料などの資産のことです。在庫回転率とは、一定期間における棚卸資産の回転数を示す指標で、在庫の効率性を測るための指標です。在庫回転率が高いほど、在庫が効率的に回転していることを示し、在庫の滞留が少ないことを意味します。
関連会社情報
以下は関連会社の情報です。
連結子会社
会社名 | 住所 | 資本金 | 事業内容 | 出資比率 | 役員兼任等 |
---|---|---|---|---|---|
株式会社SynaBiz | 東京都品川区 | 25,000千円 | BtoBマーケットプレイス事業 | 100.0 | 役員の兼任 |
株式会社オークファンインキュベート | 東京都品川区 | 10,000千円 | 投資事業組合の組成、運用管理 | 100.0 | - |
オークファンインキュベートファンド1号投資事業有限責任組合 | 東京都品川区 | 683,000千円 | 国内外のベンチャー企業への投資 | 100.0 | - |
株式会社オークファンパートナーズ | 愛媛県松山市 | 16,000千円 | マーケットプレイス出店支援事業 | 100.0 | 役員の兼任 |
オーエスアールネット株式会社 | 大阪府大阪市中央区 | 22,000千円 | 繊維製品、日用品等の卸売業、インターネットによる通信販売 | 100.0 | - |
大阪船場流通マート株式会社 | 大阪府大阪市中央区 | 6,000千円 | 繊維製品、日用品等の卸売業、インターネットによる通信販売 | 100.0 (100.0) | - |
傲可凡(海南)网絡科技有限公司 | 中国海南省 | 183,045千円 | 越境ECプラットフォーム事業 | 66.99 | - |
傲可凡(義烏)進出口有限公司 | 中国浙江省 | 1,092千円 | 輸出代理業 | 66.99 (66.99) | - |
持分法適用関連会社
持分法適用関連会社の情報がありません。
注釈
- 1.特定子会社に該当しております。
- 2.議決権の所有割合の( )内は、間接所有割合であります。
- 3.株式会社SynaBizについては、売上高(連結会社相互間の内部売上を除く)の連結売上収益に占める割合が10%を超えております。主要な損益情報等は次の通りであります。