[3683] サイバーリンクス の財務・株価分析レポート

過去の業績推移は?

以下は過去の営業利益・純利益と営業利益率の推移を示すグラフです

営業利益・純利益と営業利益率の推移グラフ

株価はどうなっている?

以下は過去の株価とPERの推移を示すグラフです。一般にPERはその企業の利益に対して、株価が割高なのか、それとも割安なのかを判断するための目安になります。

PER推移グラフ

事業内容は?

当社グループは、共同利用型クラウドサービス「シェアクラウド」を提供し、顧客企業のITコスト削減や経営効率化を支援し、業界全体の発展に貢献する事業を推進しています。

事業セグメント

  • 流通クラウド事業: 流通食品小売業向け基幹業務クラウドサービス「@rms基幹」を主力とした食品小売業向けサービス、大手食品卸売業を主要顧客としたEDI等の卸売業向けサービス、商品画像データベース等をクラウドで提供。
  • 官公庁クラウド事業: 地方自治体向けに行政情報システム等の導入、保守・運用サービス、防災行政無線システムの施工・保守を提供。また、小中学校向け校務支援クラウドサービスや医療機関間の医療情報連携クラウドサービスを提供。
  • トラスト事業: ブロックチェーン技術を活用したデジタル証明書発行サービス「CloudCerts」の提供や、マイナンバーカードを活用したトラストサービスを展開。
  • モバイルネットワーク事業: 株式会社NTTドコモの一次代理店であるコネクシオ株式会社と締結した代理店契約に基づき、二次代理店として和歌山県下にドコモショップ10店舗を運営。

事業の特徴・強み

  • 「気高く、強く、一筋に」の経営理念のもと、クラウドサービスを通じて顧客企業のITコスト削減や経営効率化を支援し、業界全体の発展に貢献。

今後の展開・方針

詳細は記載されていませんが、報告セグメントの区分を変更し、事業を推進していることが示されています。

キャッシュフロー推移

以下は過去のキャッシュフローの推移を示すグラフです。

キャッシュフロー推移グラフ

どんなことに設備投資している?

過去数年間にわたり、主にデータセンター設備の増強と流通食品小売業向け基幹業務クラウドサービスに関連するソフトウエアの取得を中心に設備投資を行ってきた。これにより、生産能力の増強を図り、継続的な設備投資を実施している。

※過去の投資内容は下記のとおりです。

  • 2019-12-31 (662,037千円)
    目的: 生産能力増強
    詳細: データセンター関連設備の増強、流通食品小売業向け基幹業務クラウドサービスに関連するソフトウエアの取得及び機能追加の開発
  • 2020-12-31 (460,430千円)
    目的: 生産能力増強
    詳細: データセンター関連設備の増強、流通食品小売業向け基幹業務クラウドサービスに関連するソフトウエアの取得及び機能追加の開発
  • 2021-12-31 (727,061千円)
    目的: 生産能力増強
    詳細: データセンター関連設備の増強、流通食品小売業向け基幹業務クラウドサービスに関連するソフトウエアの取得及び機能追加の開発
  • 2022-12-31 (1,751百万円)
    目的: 生産能力増強
    詳細: データセンター関連設備の増強、流通食品小売業向け基幹業務クラウドサービスに関連するソフトウエアの取得及び機能追加の開発
  • 2023-12-31 (1,328百万円)
    目的: 生産能力増強
    詳細: データセンター関連設備の増強、流通食品小売業向け基幹業務クラウドサービスに関連するソフトウエアの取得及び機能追加の開発
  • 2024-12-31 (1,102百万円)
    目的: 生産能力増強
    詳細: データセンター関連設備の増強、流通食品小売業向け基幹業務クラウドサービスに関連するソフトウエアの取得及び機能追加の開発

負債・純資産と自己資本比率の推移

以下は過去の負債・純資産と自己資本比率の推移を示すグラフです。自己資本比率とは、企業の総資産のうち、返済する必要のない「自己資本」がどのくらいの割合を占めているかを示す財務指標です。
簡単に言うと、その企業がどれだけ借金に頼らずに経営しているか、つまり財務の安全性がどれくらい高いかを表す指標となります。

負債・純資産と自己資本比率の推移グラフ

貸借対照表の比較図

以下は過去の貸借対照表の過去と現在を比較する図です。貸借対照表の比較図は、企業の財務状況の変化を時系列で把握するのに役立ちます。資産・負債・純資産の各項目が増減しているかを見ることで、会社の体力(安全性)が強まっているか、借金が増えてリスクが高まっているか、あるいは投資活動が活発かなどを一目で判断できます。これにより、単年度では見えない経営の傾向や潜在的な問題を読み解くことができます。

貸借対照表の比較図

純利益・配当推移

以下は過去の利益・配当の推移を示すグラフです。純利益・配当の推移グラフは、企業がどれだけ稼ぎ、その利益を株主にどれだけ還元しているかを示します。純利益の伸びと配当の増減を比較することで、企業の成長性、株主還元への姿勢、そして将来の投資に資金を回しているかなど、経営戦略を読み解くヒントが得られます。これにより、その企業が健全な成長をしているか、あるいは無理な配当をしていないかなどを判断できます。

利益・配当推移グラフ

純利益と配当性向の散布図

以下は過去の純利益と配当性向の散布図です。純利益と配当性向の散布図は、企業の稼ぐ力(純利益)と、その利益をどの程度株主に還元しているか(配当性向)の関係性を視覚的に示します。プロットされた各点が右上に位置するほど、純利益も配当性向も高いことを意味し、企業が成長しながら株主還元も積極的であることを示唆します。これにより、企業の利益創出力と株主還元のバランスを把握できます。

純利益と配当性向の散布図

棚卸資産と在庫回転率の推移

以下は過去の棚卸資産と在庫回転率の推移を示すグラフです。棚卸資産とは、企業が在庫として持っている商品や原材料などの資産のことです。在庫回転率とは、一定期間における棚卸資産の回転数を示す指標で、在庫の効率性を測るための指標です。在庫回転率が高いほど、在庫が効率的に回転していることを示し、在庫の滞留が少ないことを意味します。

棚卸資産と在庫回転率の推移グラフ

関連会社情報

以下は関連会社の情報です。

連結子会社

会社名 住所 資本金 事業内容 出資比率 役員兼任等
株式会社南大阪電子計算センター 大阪府貝塚市 80百万円 官公庁クラウド事業 100.0% 役員の兼任(注3)
株式会社シナジー 沖縄県宜野湾市 80百万円 官公庁クラウド事業 100.0% 役員の兼任(注5)

持分法適用関連会社

持分法適用関連会社の情報がありません。

注釈

  • 注1.「主要な事業の内容」欄には、セグメントの名称を記載しております。
  • 注2.有価証券届出書又は有価証券報告書を提出しておりません。
  • 注3.当社の役員4名が㈱南大阪電子センターの役員を、同社の役員1名が当社の役員をそれぞれ兼任しております。
  • 注4.株式会社南大阪電子計算センターについては、売上高(連結会社相互間の内部売上高を除く)の連結売上高に占める割合が10%を超えております。
  • 注5.当社の役員4名が㈱シナジーの役員を兼任しております。