[3712] 情報企画 の財務・株価分析レポート

過去の業績推移は?

以下は過去の営業利益・純利益と営業利益率の推移を示すグラフです

営業利益・純利益と営業利益率の推移グラフ

株価はどうなっている?

以下は過去の株価とPERの推移を示すグラフです。一般にPERはその企業の利益に対して、株価が割高なのか、それとも割安なのかを判断するための目安になります。

PER推移グラフ

事業内容は?

当社グループは、システム事業と不動産賃貸事業を展開しており、金融機関向けに信用リスク管理システムなどの開発・販売を行うとともに、大阪府内で不動産賃貸事業を運営しています。

事業セグメント

  • システム事業: システムインテグレーション部門では、金融機関向けに信用リスク管理システムなどの企画、開発、販売、カスタマイズ及びコンサルティングを行い、システムサポート部門では、販売したシステムの保守やデータ提供、代行入力業務を行っています。
  • 不動産賃貸事業: 手許資金の有効活用として安定的な事業収益を目的に、大阪府内で賃貸マンション、立体駐車場、賃貸オフィス及び賃貸店舗を取得し、不動産賃貸事業を行っています。

セグメント別の業績は?

セグメント別利益の推移グラフ

事業の特徴・強み

  • 金融機関向けに特化した信用リスク管理システムの豊富な開発経験と、現場のニーズに対応できるシステムを提供していること。
  • システムサポート部門におけるメンテナンス業務や代行入力業務の提供により、顧客の業務負担を軽減し、信頼性の高いサービスを提供していること。

今後の展開・方針

不動産賃貸事業においては、引き続き安定的な事業収益を獲得するために、賃貸物件の運営を継続し、システム事業では金融機関向けのシステム開発とサポートを強化していく予定です。

キャッシュフロー推移

以下は過去のキャッシュフローの推移を示すグラフです。

キャッシュフロー推移グラフ

どんなことに設備投資している?

過去数年間にわたり、当社は効率化を目的とした事務所移転やシステム事業の設備投資を行ってきました。2024年には不動産賃貸事業への大規模な投資を行い、新規事業の展開を図っています。

※過去の投資内容は下記のとおりです。

  • 2022-09-30 (42,495千円)
    目的: 効率化
    詳細: 事務所移転に伴う工事及び備品の購入、システム事業におけるサーバー等の事務用機器及びソフトウエアの購入
  • 2023-09-30 (55,584千円)
    目的: 効率化
    詳細: 事務所移転に伴う工事及び備品の購入、システム事業におけるサーバー等の事務用機器及びソフトウエアの購入
  • 2024-09-30 (805,301千円)
    目的: 新規事業
    詳細: 不動産賃貸事業における不動産取得763,675千円、システム事業におけるサーバー等の事務用機器及びソフトウエアの購入

負債・純資産と自己資本比率の推移

以下は過去の負債・純資産と自己資本比率の推移を示すグラフです。自己資本比率とは、企業の総資産のうち、返済する必要のない「自己資本」がどのくらいの割合を占めているかを示す財務指標です。
簡単に言うと、その企業がどれだけ借金に頼らずに経営しているか、つまり財務の安全性がどれくらい高いかを表す指標となります。

負債・純資産と自己資本比率の推移グラフ

貸借対照表の比較図

以下は過去の貸借対照表の過去と現在を比較する図です。貸借対照表の比較図は、企業の財務状況の変化を時系列で把握するのに役立ちます。資産・負債・純資産の各項目が増減しているかを見ることで、会社の体力(安全性)が強まっているか、借金が増えてリスクが高まっているか、あるいは投資活動が活発かなどを一目で判断できます。これにより、単年度では見えない経営の傾向や潜在的な問題を読み解くことができます。

貸借対照表の比較図

純利益・配当推移

以下は過去の利益・配当の推移を示すグラフです。純利益・配当の推移グラフは、企業がどれだけ稼ぎ、その利益を株主にどれだけ還元しているかを示します。純利益の伸びと配当の増減を比較することで、企業の成長性、株主還元への姿勢、そして将来の投資に資金を回しているかなど、経営戦略を読み解くヒントが得られます。これにより、その企業が健全な成長をしているか、あるいは無理な配当をしていないかなどを判断できます。

利益・配当推移グラフ

純利益と配当性向の散布図

以下は過去の純利益と配当性向の散布図です。純利益と配当性向の散布図は、企業の稼ぐ力(純利益)と、その利益をどの程度株主に還元しているか(配当性向)の関係性を視覚的に示します。プロットされた各点が右上に位置するほど、純利益も配当性向も高いことを意味し、企業が成長しながら株主還元も積極的であることを示唆します。これにより、企業の利益創出力と株主還元のバランスを把握できます。

純利益と配当性向の散布図

棚卸資産と在庫回転率の推移

以下は過去の棚卸資産と在庫回転率の推移を示すグラフです。棚卸資産とは、企業が在庫として持っている商品や原材料などの資産のことです。在庫回転率とは、一定期間における棚卸資産の回転数を示す指標で、在庫の効率性を測るための指標です。在庫回転率が高いほど、在庫が効率的に回転していることを示し、在庫の滞留が少ないことを意味します。

棚卸資産と在庫回転率の推移グラフ

関連会社情報

以下は関連会社の情報です。

連結子会社

会社名 住所 資本金 事業内容 出資比率 役員兼任等
㈱ダンク 茨城県日立市 80,000 システム事業 100 役員の兼任等があります。
㈱アイピーサポート 大阪市中央区 10,000 不動産賃貸事業 100 役員の兼任等があります。

持分法適用関連会社

持分法適用関連会社の情報がありません。

注釈

  • 「主要な事業の内容」欄には、セグメントの名称を記載しております。
  • 特定子会社に該当しております。