[3804] システム ディ の財務・株価分析レポート

過去の業績推移は?

以下は過去の営業利益・純利益と営業利益率の推移を示すグラフです

営業利益・純利益と営業利益率の推移グラフ

株価はどうなっている?

以下は過去の株価とPERの推移を示すグラフです。一般にPERはその企業の利益に対して、株価が割高なのか、それとも割安なのかを判断するための目安になります。

PER推移グラフ

事業内容は?

当社グループは、当社及び子会社2社(㈱シンク、中村牧場㈱)により構成され、ソフトウェア事業とその他事業を営んでいます。

事業セグメント

  • ソフトウェア事業: 業種特化・業務特化のパッケージソフトを自社開発して提供。主力商品には学園トータルシステム『キャンパスプラン』シリーズ、公立小中高校向け校務支援システム『School Engine』、地方公会計パッケージソフト『PPP(トリプル・ピー) Ver.5 新統一基準対応版』、フィットネスクラブやレジャー施設向け会員管理・チケット管理システム『Hello』シリーズ、保険薬局向けレセコンシステム『GOHL2』『OKISS』などがある。業務特化パッケージソフトには『規程管理システム』や『契約書作成・管理システム』が含まれる。
  • その他事業: コンサルティング、テナント賃貸、各種広報宣伝の企画・制作等の業務を行う。

セグメント別の業績は?

セグメント別利益の推移グラフ

事業の特徴・強み

  • 業種特化パッケージソフトは特定業種に特化することで、ユーザが必要な機能を網羅した密度の濃いシステムを提供。
  • ほぼ全てのパッケージソフトにおいて、ライセンス料、カスタマイズ、導入支援、サポートサービス、関連ハード機器・他社商材の販売を行い、オンプレミス型またはクラウド型で提供。

今後の展開・方針

テキストに具体的な今後の展開・戦略の説明は記載されていません。

キャッシュフロー推移

以下は過去のキャッシュフローの推移を示すグラフです。

キャッシュフロー推移グラフ

どんなことに設備投資している?

2018年から2024年にかけて、主に設備更新を目的とした投資が行われており、特にソフトウェア事業に関連する不動産取得や本社設備の改装が含まれています。投資額は年によって変動しており、2022年には特に大規模な投資が行われました。

※過去の投資内容は下記のとおりです。

  • 2018-10-31 (215,136千円)
    目的: 設備更新
    詳細: 土地・建物の取得や、社内利用のパソコン購入
  • 2019-10-31 (10,485千円)
    目的: 設備更新
    詳細: 本社設備の改装や、社内利用のパソコン購入
  • 2020-10-31 (13,538千円)
    目的: 設備更新
    詳細: 本社設備の改装や、社内利用のパソコン購入
  • 2021-10-31 (26,139千円)
    目的: 設備更新
    詳細: 本社設備の改装や、社内利用のパソコン購入
  • 2022-10-31 (1,102,008千円)
    目的: 設備更新
    詳細: ソフトウェア事業における事業用不動産の取得及び本社設備の改装、社内利用のパソコン購入
  • 2023-10-31 (197,755千円)
    目的: 設備更新
    詳細: ソフトウェア事業における本社設備の改装、社内利用のパソコン購入
  • 2024-10-31 (17,341千円)
    目的: 設備更新
    詳細: ソフトウェア事業における札幌支社の設備改修、社内利用のパソコン購入

負債・純資産と自己資本比率の推移

以下は過去の負債・純資産と自己資本比率の推移を示すグラフです。自己資本比率とは、企業の総資産のうち、返済する必要のない「自己資本」がどのくらいの割合を占めているかを示す財務指標です。
簡単に言うと、その企業がどれだけ借金に頼らずに経営しているか、つまり財務の安全性がどれくらい高いかを表す指標となります。

負債・純資産と自己資本比率の推移グラフ

貸借対照表の比較図

以下は過去の貸借対照表の過去と現在を比較する図です。貸借対照表の比較図は、企業の財務状況の変化を時系列で把握するのに役立ちます。資産・負債・純資産の各項目が増減しているかを見ることで、会社の体力(安全性)が強まっているか、借金が増えてリスクが高まっているか、あるいは投資活動が活発かなどを一目で判断できます。これにより、単年度では見えない経営の傾向や潜在的な問題を読み解くことができます。

貸借対照表の比較図

純利益・配当推移

以下は過去の利益・配当の推移を示すグラフです。純利益・配当の推移グラフは、企業がどれだけ稼ぎ、その利益を株主にどれだけ還元しているかを示します。純利益の伸びと配当の増減を比較することで、企業の成長性、株主還元への姿勢、そして将来の投資に資金を回しているかなど、経営戦略を読み解くヒントが得られます。これにより、その企業が健全な成長をしているか、あるいは無理な配当をしていないかなどを判断できます。

利益・配当推移グラフ

純利益と配当性向の散布図

以下は過去の純利益と配当性向の散布図です。純利益と配当性向の散布図は、企業の稼ぐ力(純利益)と、その利益をどの程度株主に還元しているか(配当性向)の関係性を視覚的に示します。プロットされた各点が右上に位置するほど、純利益も配当性向も高いことを意味し、企業が成長しながら株主還元も積極的であることを示唆します。これにより、企業の利益創出力と株主還元のバランスを把握できます。

純利益と配当性向の散布図

棚卸資産と在庫回転率の推移

以下は過去の棚卸資産と在庫回転率の推移を示すグラフです。棚卸資産とは、企業が在庫として持っている商品や原材料などの資産のことです。在庫回転率とは、一定期間における棚卸資産の回転数を示す指標で、在庫の効率性を測るための指標です。在庫回転率が高いほど、在庫が効率的に回転していることを示し、在庫の滞留が少ないことを意味します。

棚卸資産と在庫回転率の推移グラフ

関連会社情報

以下は関連会社の情報です。

連結子会社

会社名 住所 資本金 事業内容 出資比率 役員兼任等
㈱シンク 大阪市中央区 500千円 ソフトウェア事業 100.0% 役員の兼任業務支援等
中村牧場㈱ 京都市伏見区 5,000千円 その他事業 100.0% 役員の兼任業務支援等

持分法適用関連会社

持分法適用関連会社の情報がありません。

注釈

  • 1.「主要な事業の内容」欄には、セグメントの名称を記載しております。
  • 2.MIRI Capital Management LLCの議決権の所有割合は、2024年9月11日付で同社から提出された大量保有報告書に基づいて記載しており、当社として当該株主名義の実質所有株式数の確認ができたものではありません。