[3836] アバントグループ の財務・株価分析レポート

過去の業績推移は?

以下は過去の営業利益・純利益と営業利益率の推移を示すグラフです

営業利益・純利益と営業利益率の推移グラフ

株価はどうなっている?

以下は過去の株価とPERの推移を示すグラフです。一般にPERはその企業の利益に対して、株価が割高なのか、それとも割安なのかを判断するための目安になります。

PER推移グラフ

事業内容は?

当社グループは、企業価値向上を目指すお客様に対し、財務・非財務情報を基にした経営判断を支援するソフトウエア・システムの開発・販売・保守や、ソフトウエアベースのコンサルティング・BPOサービスを提供し、経営のデジタルトランスフォーメーションに貢献しています。

事業セグメント

  • 連結決算開示事業: 連結経営支援及び連結会計向け自社パッケージソフトであるDivaSystemの開発と保守を行い、連結決算・単体決算のアウトソーシングを提供することで、企業の情報開示を通じた価値創造を支援しています。
  • デジタルトランスフォーメーション推進事業: データプラットフォームからデータを分析・予測・可視化するAI・BIソリューション等を提供し、企業のデジタルトランスフォーメーションやデータドリブン経営の推進を支援しています。
  • 経営管理ソリューション事業: グループ経営、連結会計、事業管理を中心に、企業の「見えない価値」の可視化と最大化を目的とし、コンサルティングからシステムの企画、構築、導入、運用並びに保守までをワンストップで支援します。

事業の特徴・強み

  • ソフトウエアビジネスとアウトソーシングビジネスを融合させたビジネスモデルの確立を目指しています。
  • データ活用に特化した最新の情報活用方法を習得し、技術者の育成とデータ活用基盤製品の自社開発を進めています。
  • 企業価値の向上に役立つ経営情報を提供するソリューションを継続的に生み出す役割を担っています。

今後の展開・方針

当社は、主要クラウドベンダーからマルチクラウド対応ソフトウエア、生成AIに代表される最新の技術を活用し、当社グループの商材を拡充することを目的としています。

キャッシュフロー推移

以下は過去のキャッシュフローの推移を示すグラフです。

キャッシュフロー推移グラフ

どんなことに設備投資している?

当社グループは、急速な技術革新及び事業環境の変化に対応するため、製品開発機能の充実やお客様へのサービスの強化を目的として、計画的・継続的に設備投資を行っています。これにより、事務所設備やネットワーク設備の新設、ソフトウエアの導入などを通じて効率化を図り、組織基盤の強化を進めています。

※過去の投資内容は下記のとおりです。

  • 2015-06-30 (84,127千円)
    目的: 効率化
    詳細: 事務所設備、サーバー・パソコンその他周辺機器及び自社利用ソフトウエアの導入
  • 2016-06-30 (149,796千円)
    目的: 効率化
    詳細: 事務所設備、サーバー・パソコンその他周辺機器及び自社利用ソフトウエアの導入
  • 2017-06-30 (142,495千円)
    目的: 効率化
    詳細: 事務所設備、サーバー・パソコンその他周辺機器及び自社利用ソフトウエアの導入
  • 2018-06-30 (122百万円)
    目的: 効率化
    詳細: 事務所に関連した建物附属設備の新設及び自社利用ソフトウエアの導入
  • 2019-06-30 (213百万円)
    目的: 効率化
    詳細: 事務所に関連した建物附属設備の新設及び自社利用ソフトウエアの導入
  • 2020-06-30 (488百万円)
    目的: 効率化
    詳細: 事務所に関連した建物附属設備の新設及び自社利用ソフトウエアの導入
  • 2021-06-30 (543百万円)
    目的: 効率化
    詳細: 社内ネットワーク設備に関連した工具、器具及び備品の増設、自社利用ソフトウエアの導入、販売用ソフトウエアの開発
  • 2022-06-30 (385百万円)
    目的: 効率化
    詳細: 事務所に関連した建物附属設備の新設、社内ネットワーク設備に関連した工具、器具及び備品の増設、自社利用ソフトウエアの導入、販売用ソフトウエアの開発
  • 2023-06-30 (623百万円)
    目的: 効率化
    詳細: 事務所に関連した建物附属設備の新設、社内ネットワーク設備に関連した工具、器具及び備品の増設、自社利用ソフトウエアの導入、販売用ソフトウエアの開発
  • 2024-06-30 (360百万円)
    目的: 効率化
    詳細: 事務所に関連した建物附属設備の新設、社内ネットワーク設備に関連した工具、器具及び備品の増設、自社利用ソフトウエアの導入

負債・純資産と自己資本比率の推移

以下は過去の負債・純資産と自己資本比率の推移を示すグラフです。自己資本比率とは、企業の総資産のうち、返済する必要のない「自己資本」がどのくらいの割合を占めているかを示す財務指標です。
簡単に言うと、その企業がどれだけ借金に頼らずに経営しているか、つまり財務の安全性がどれくらい高いかを表す指標となります。

負債・純資産と自己資本比率の推移グラフ

貸借対照表の比較図

以下は過去の貸借対照表の過去と現在を比較する図です。貸借対照表の比較図は、企業の財務状況の変化を時系列で把握するのに役立ちます。資産・負債・純資産の各項目が増減しているかを見ることで、会社の体力(安全性)が強まっているか、借金が増えてリスクが高まっているか、あるいは投資活動が活発かなどを一目で判断できます。これにより、単年度では見えない経営の傾向や潜在的な問題を読み解くことができます。

貸借対照表の比較図

純利益・配当推移

以下は過去の利益・配当の推移を示すグラフです。純利益・配当の推移グラフは、企業がどれだけ稼ぎ、その利益を株主にどれだけ還元しているかを示します。純利益の伸びと配当の増減を比較することで、企業の成長性、株主還元への姿勢、そして将来の投資に資金を回しているかなど、経営戦略を読み解くヒントが得られます。これにより、その企業が健全な成長をしているか、あるいは無理な配当をしていないかなどを判断できます。

利益・配当推移グラフ

純利益と配当性向の散布図

以下は過去の純利益と配当性向の散布図です。純利益と配当性向の散布図は、企業の稼ぐ力(純利益)と、その利益をどの程度株主に還元しているか(配当性向)の関係性を視覚的に示します。プロットされた各点が右上に位置するほど、純利益も配当性向も高いことを意味し、企業が成長しながら株主還元も積極的であることを示唆します。これにより、企業の利益創出力と株主還元のバランスを把握できます。

純利益と配当性向の散布図

棚卸資産と在庫回転率の推移

以下は過去の棚卸資産と在庫回転率の推移を示すグラフです。棚卸資産とは、企業が在庫として持っている商品や原材料などの資産のことです。在庫回転率とは、一定期間における棚卸資産の回転数を示す指標で、在庫の効率性を測るための指標です。在庫回転率が高いほど、在庫が効率的に回転していることを示し、在庫の滞留が少ないことを意味します。

棚卸資産と在庫回転率の推移グラフ

関連会社情報

以下は関連会社の情報です。

連結子会社

会社名 住所 資本金 事業内容 出資比率 役員兼任等
株式会社アバント 東京都港区 100百万円 経営管理ソリューション事業 100.0% 役員の兼任あり
株式会社インターネットディスクロージャー 東京都中央区 39百万円 連結決算開示事業 100.0% 役員の兼任あり
株式会社ジール 東京都品川区 100百万円 デジタルトランスフォーメーション推進事業 100.0% 役員の兼任あり
株式会社ディーバ 東京都新宿区 100百万円 連結決算開示事業 100.0% 役員の兼任あり
DIVA CORPORATION OF AMERICA Burlingame, California, USA USD2,600,000 その他 100.0% 役員の兼任あり

持分法適用関連会社

持分法適用関連会社の情報がありません。

注釈

  • 「主要な事業の内容」欄には、セグメント情報に記載された名称を記載しております。なお、「その他」は各セグメントに含まれない事業セグメントであり、ITプロダクト・サービスの調査等であります。
  • 特定子会社に該当しております。
  • Metapraxis Limited は、当連結会計年度において実質的な影響力がなくなったため、持分法適用の範囲から除外しております。
  • DIVA CORPORATION OF AMERICA は、2024年3月7日付で1,500,000USDの株主割当増資を行い、資本金が増加しております。当該増資に伴う当社の議決権比率の変更はございません。
  • 売上高(連結会社相互間の内部売上高を除く)が連結売上高の10%を超える連結子会社の「主要な損益情報等」は、次の通りであります。