[3945] スーパーバッグ の財務・株価分析レポート

過去の業績推移は?

以下は過去の営業利益・純利益と営業利益率の推移を示すグラフです

営業利益・純利益と営業利益率の推移グラフ

株価はどうなっている?

以下は過去の株価とPERの推移を示すグラフです。一般にPERはその企業の利益に対して、株価が割高なのか、それとも割安なのかを判断するための目安になります。

PER推移グラフ

事業内容は?

当社グループは、紙袋、レジ袋の製造、販売及びこれらに関連する事業を行っています。

事業セグメント

  • 紙製品事業: 当社が自社主力工場で紙袋等を製造し、一部製品は北海道スーパーバッグ㈱に有償支給し、同社が製造した紙袋等を当社が一括購入して販売しています。また、上海世霸包装材料有限公司を経由して紙袋等を購入しています。
  • 化成品事業: 当社が国内外の協力工場へ製造委託したポリ袋等を購入し、国内市場にて販売しています。上海世霸包装材料有限公司を介して同社協力工場にて製造したポリ袋等も購入しています。
  • その他事業: 用度品、消耗資材の一括受注納品システムS・V・Sを中心とした事業部門です。台湾超級包装材料股份有限公司、上海世霸商貿有限公司及びNARAI SUPERBAG CO.,LTD.は独自に仕入並びに販売を行っています。

セグメント別の業績は?

セグメント別利益の推移グラフ

事業の特徴・強み

  • 自社主力工場での製造能力と、国内外の協力工場を活用した製造委託体制を持ち、幅広い製品ラインナップを提供しています。

今後の展開・方針

今後も国内外の協力工場との連携を強化し、製品の多様化と市場拡大を図ります。

キャッシュフロー推移

以下は過去のキャッシュフローの推移を示すグラフです。

キャッシュフロー推移グラフ

どんなことに設備投資している?

当社は長期的な成長が期待できる製品分野に重点を置き、主に紙袋生産設備およびポリエチレン加工品生産設備の増強を中心に設備投資を継続的に実施してきました。これにより、生産能力の向上と効率化を図り、各年度において着実に設備投資を行ってきました。

※過去の投資内容は下記のとおりです。

  • 2015-03-31 (132百万円)
    目的: 生産能力増強
    詳細: 紙袋生産設備の増強(所沢工場、鶴ヶ島工場、北海道スーパーバッグ(株))およびポリエチレン加工品生産設備の増強(上海世霸包装材料有限公司)
  • 2016-03-31 (274百万円)
    目的: 生産能力増強
    詳細: 紙袋生産設備の増強(所沢工場、鶴ヶ島工場、北海道スーパーバッグ(株))およびポリエチレン加工品生産設備の増強(上海世霸包装材料有限公司)
  • 2017-03-31 (641百万円)
    目的: 生産能力増強
    詳細: 紙袋生産設備の増強(所沢工場、鶴ヶ島工場、北海道スーパーバッグ(株))およびポリエチレン加工品生産設備の増強(㈱中土製袋所、上海世霸包装材料有限公司)
  • 2018-03-31 (578百万円)
    目的: 生産能力増強
    詳細: 紙袋生産設備の増強(所沢工場、鶴ヶ島工場、北海道スーパーバッグ(株))およびポリエチレン加工品生産設備の増強(㈱中土製袋所、上海世霸包装材料有限公司)
  • 2019-03-31 (789百万円)
    目的: 生産能力増強
    詳細: 紙袋生産設備の増強(所沢工場、鶴ヶ島工場、北海道スーパーバッグ(株))およびポリエチレン加工品生産設備の増強(㈱中土製袋所、上海世霸包装材料有限公司)
  • 2020-03-31 (204百万円)
    目的: 生産能力増強
    詳細: 紙袋生産設備の増強(所沢工場、鶴ヶ島工場、北海道スーパーバッグ(株))およびポリエチレン加工品生産設備の増強(㈱中土製袋所、上海世霸包装材料有限公司)
  • 2021-03-31 (213百万円)
    目的: 生産能力増強
    詳細: 紙袋生産設備の増強(所沢工場、鶴ヶ島工場)およびポリエチレン加工品生産設備の増強(㈱中土製袋所、上海世霸包装材料有限公司)
  • 2022-03-31 (132百万円)
    目的: 生産能力増強
    詳細: 紙袋生産設備の増強(所沢工場、鶴ヶ島工場)およびポリエチレン加工品生産設備の増強(上海世霸包装材料有限公司)
  • 2023-03-31 (123百万円)
    目的: 生産能力増強
    詳細: 紙袋生産設備の増強(所沢工場、鶴ヶ島工場)
  • 2024-03-31 (427百万円)
    目的: 生産能力増強
    詳細: 紙袋生産設備の増強(所沢工場、鶴ヶ島工場)

負債・純資産と自己資本比率の推移

以下は過去の負債・純資産と自己資本比率の推移を示すグラフです。自己資本比率とは、企業の総資産のうち、返済する必要のない「自己資本」がどのくらいの割合を占めているかを示す財務指標です。
簡単に言うと、その企業がどれだけ借金に頼らずに経営しているか、つまり財務の安全性がどれくらい高いかを表す指標となります。

負債・純資産と自己資本比率の推移グラフ

貸借対照表の比較図

以下は過去の貸借対照表の過去と現在を比較する図です。貸借対照表の比較図は、企業の財務状況の変化を時系列で把握するのに役立ちます。資産・負債・純資産の各項目が増減しているかを見ることで、会社の体力(安全性)が強まっているか、借金が増えてリスクが高まっているか、あるいは投資活動が活発かなどを一目で判断できます。これにより、単年度では見えない経営の傾向や潜在的な問題を読み解くことができます。

貸借対照表の比較図

純利益・配当推移

以下は過去の利益・配当の推移を示すグラフです。純利益・配当の推移グラフは、企業がどれだけ稼ぎ、その利益を株主にどれだけ還元しているかを示します。純利益の伸びと配当の増減を比較することで、企業の成長性、株主還元への姿勢、そして将来の投資に資金を回しているかなど、経営戦略を読み解くヒントが得られます。これにより、その企業が健全な成長をしているか、あるいは無理な配当をしていないかなどを判断できます。

利益・配当推移グラフ

純利益と配当性向の散布図

以下は過去の純利益と配当性向の散布図です。純利益と配当性向の散布図は、企業の稼ぐ力(純利益)と、その利益をどの程度株主に還元しているか(配当性向)の関係性を視覚的に示します。プロットされた各点が右上に位置するほど、純利益も配当性向も高いことを意味し、企業が成長しながら株主還元も積極的であることを示唆します。これにより、企業の利益創出力と株主還元のバランスを把握できます。

純利益と配当性向の散布図

棚卸資産と在庫回転率の推移

以下は過去の棚卸資産と在庫回転率の推移を示すグラフです。棚卸資産とは、企業が在庫として持っている商品や原材料などの資産のことです。在庫回転率とは、一定期間における棚卸資産の回転数を示す指標で、在庫の効率性を測るための指標です。在庫回転率が高いほど、在庫が効率的に回転していることを示し、在庫の滞留が少ないことを意味します。

棚卸資産と在庫回転率の推移グラフ

関連会社情報

以下は関連会社の情報です。

連結子会社

会社名 住所 資本金 事業内容 出資比率 役員兼任等
北海道スーパーバッグ㈱ 北海道三笠市 60百万円 紙製品事業 100.0% 役員の兼任 3名
上海世霸包装材料有限公司 中華人民共和国上海市 660万米ドル 化成品事業 100.0% 役員の兼任 4名
台湾超級包装材料股份有限公司 中華民国台湾省台北市 600万台湾ドル 紙製品事業 89.8% 役員の兼任 3名
上海世霸商貿有限公司 中華人民共和国上海市 50万人民元 その他事業 100.0% 役員の兼任なし

持分法適用関連会社

会社名 住所 資本金 事業内容 出資比率 役員兼任等
NARAI SUPERBAG CO.,LTD. BANGKOK,THAILAND 5,200万タイバーツ 紙製品事業 31.7% 役員の兼任 1名

注釈

  • 1.「主要な事業の内容」欄には、セグメント情報に記載された名称を記載しております。
  • 2.「議決権の所有(被所有)割合」欄の[内書]は間接所有であります。
  • 3.特定子会社であります。
  • 4.有価証券届出書又は有価証券報告書を提出している会社はありません。
  • 5.売上高(連結会社相互間の内部売上高を除く)の連結売上高に占める割合が10%未満のため、主要な損益情報等の記載を省略しております。