[3955] イムラ の財務・株価分析レポート

過去の業績推移は?

以下は過去の営業利益・純利益と営業利益率の推移を示すグラフです

営業利益・純利益と営業利益率の推移グラフ

株価はどうなっている?

以下は過去の株価とPERの推移を示すグラフです。一般にPERはその企業の利益に対して、株価が割高なのか、それとも割安なのかを判断するための目安になります。

PER推移グラフ

事業内容は?

当社グループは、封筒の製造販売事業及びダイレクトメール等の発送代行事業をコア事業とし、その他の事業として子会社による諸事業を行っています。

事業セグメント

  • パッケージソリューション事業: 通信、電気、ガス料金等各種の請求用、株主総会招集通知用、官公庁等の諸通知用、銀行窓口の現金用及び一般事務用等として使用される封筒や印刷物の製造販売、運送・倉庫業を行っています。
  • メーリング&デジタルソリューション事業: ダイレクトメールの企画、製作並びに発送代行、顧客リストの管理業務、データプリントサービス、メディアマッチング業務、キャンペーン事務局、ロジスティックサービス業務、ソフトウエアの開発業務等のサービスを行っています。
  • その他: 医療機関用印刷物及び医療機関用諸物品の販売、機械器具の自動制御装置及び電子回路の設計製造販売、紙器・ダンボール箱及び包装用品の製造販売を行っています。

セグメント別の業績は?

セグメント別利益の推移グラフ

事業の特徴・強み

  • 多様な封筒製品の製造販売と発送代行サービスを提供し、幅広い業界のニーズに応えています。

今後の展開・方針

当連結会計年度より報告セグメントの区分を変更し、事業の効率化と拡大を図っています。

キャッシュフロー推移

以下は過去のキャッシュフローの推移を示すグラフです。

キャッシュフロー推移グラフ

どんなことに設備投資している?

過去から現在に至るまで、主に生産能力の増強を目的とした設備投資を継続的に行っており、特にパッケージソリューション事業における設備の増設・更新、新工場用地の取得や建設に注力している。これにより、コスト競争力の強化と製品の品質向上を図っている。

※過去の投資内容は下記のとおりです。

  • 2015-01-31 (7億13百万円)
    目的: 生産能力増強
    詳細: 封筒事業において設備の増設・更新および改善・改良等を実施
  • 2016-01-31 (6億11百万円)
    目的: 生産能力増強
    詳細: 封筒事業において設備の増設・更新および改善・改良等を実施
  • 2017-01-31 (4億77百万円)
    目的: 生産能力増強
    詳細: 封筒事業において設備の増設・更新および改善・改良等を実施
  • 2018-01-31 (9億26百万円)
    目的: 生産能力増強
    詳細: 封筒事業とメーリングサービス事業において設備の増設・更新および改善・改良等を実施
  • 2019-01-31 (4億40百万円)
    目的: 生産能力増強
    詳細: 封筒事業とメーリングサービス事業において設備の増設・更新および改善・改良等を実施
  • 2020-01-31 (670百万円)
    目的: 生産能力増強
    詳細: パッケージソリューション事業において設備の増設・更新および改善・改良等を実施、大阪本社移転に伴う事務所設備等を実施
  • 2021-01-31 (736百万円)
    目的: 生産能力増強
    詳細: パッケージソリューション事業において設備の増設・更新および改善・改良等を実施
  • 2022-01-31 (631百万円)
    目的: 生産能力増強
    詳細: パッケージソリューション事業において設備の増設・更新および改善・改良等を実施、基幹システムの構築を実施
  • 2023-01-31 (1,382百万円)
    目的: 生産能力増強
    詳細: パッケージソリューション事業において設備の増設・更新および改善・改良、新工場用地の取得を実施
  • 2024-01-31 (1,431百万円)
    目的: 生産能力増強
    詳細: パッケージソリューション事業において設備の増設・更新および改善・改良、新工場用地の取得を実施
  • 2025-01-31 (2,194百万円)
    目的: 生産能力増強
    詳細: パッケージソリューション事業において設備の増設・更新および改善・改良、新工場建設を進める。連結子会社のファブレス化に伴う賃貸用不動産建設を実施

負債・純資産と自己資本比率の推移

以下は過去の負債・純資産と自己資本比率の推移を示すグラフです。自己資本比率とは、企業の総資産のうち、返済する必要のない「自己資本」がどのくらいの割合を占めているかを示す財務指標です。
簡単に言うと、その企業がどれだけ借金に頼らずに経営しているか、つまり財務の安全性がどれくらい高いかを表す指標となります。

負債・純資産と自己資本比率の推移グラフ

貸借対照表の比較図

以下は過去の貸借対照表の過去と現在を比較する図です。貸借対照表の比較図は、企業の財務状況の変化を時系列で把握するのに役立ちます。資産・負債・純資産の各項目が増減しているかを見ることで、会社の体力(安全性)が強まっているか、借金が増えてリスクが高まっているか、あるいは投資活動が活発かなどを一目で判断できます。これにより、単年度では見えない経営の傾向や潜在的な問題を読み解くことができます。

貸借対照表の比較図

純利益・配当推移

以下は過去の利益・配当の推移を示すグラフです。純利益・配当の推移グラフは、企業がどれだけ稼ぎ、その利益を株主にどれだけ還元しているかを示します。純利益の伸びと配当の増減を比較することで、企業の成長性、株主還元への姿勢、そして将来の投資に資金を回しているかなど、経営戦略を読み解くヒントが得られます。これにより、その企業が健全な成長をしているか、あるいは無理な配当をしていないかなどを判断できます。

利益・配当推移グラフ

純利益と配当性向の散布図

以下は過去の純利益と配当性向の散布図です。純利益と配当性向の散布図は、企業の稼ぐ力(純利益)と、その利益をどの程度株主に還元しているか(配当性向)の関係性を視覚的に示します。プロットされた各点が右上に位置するほど、純利益も配当性向も高いことを意味し、企業が成長しながら株主還元も積極的であることを示唆します。これにより、企業の利益創出力と株主還元のバランスを把握できます。

純利益と配当性向の散布図

棚卸資産と在庫回転率の推移

以下は過去の棚卸資産と在庫回転率の推移を示すグラフです。棚卸資産とは、企業が在庫として持っている商品や原材料などの資産のことです。在庫回転率とは、一定期間における棚卸資産の回転数を示す指標で、在庫の効率性を測るための指標です。在庫回転率が高いほど、在庫が効率的に回転していることを示し、在庫の滞留が少ないことを意味します。

棚卸資産と在庫回転率の推移グラフ

関連会社情報

以下は関連会社の情報です。

連結子会社

会社名 住所 資本金 事業内容 出資比率 役員兼任等
東杏印刷株式会社 東京都杉並区 20百万円 医療機関用諸物品の購入当社製品の販売資金の貸付 100.0%
株式会社メトロテック 埼玉県戸田市 30百万円 封入機械等の購入当社製品の販売 95.0%
株式会社イムラプリンティング 神奈川県相模原市中央区 10百万円 商業印刷物の購入資金の貸付 100.0%
株式会社ロジテック 神奈川県相模原市中央区 15百万円 運送業や保管業務当社製品の配送 100.0%

持分法適用関連会社

会社名 住所 資本金 事業内容 出資比率 役員兼任等
SONGLAM TRADING AND PACKAGING PRODUCTION JOINT STOCK COMPANY ベトナムハノイ市 37,000百万ベトナムドン 資金の貸付 55.0%

注釈

  • 「主要な事業の内容」欄には、セグメント情報に記載された名称を記載しております。
  • 有価証券届出書又は有価証券報告書を提出している会社はありません。