過去の業績推移は?
以下は過去の営業利益・純利益と営業利益率の推移を示すグラフです
株価はどうなっている?
以下は過去の株価とPERの推移を示すグラフです。一般にPERはその企業の利益に対して、株価が割高なのか、それとも割安なのかを判断するための目安になります。
事業内容は?
当社グループは、SCAT株式会社及び連結子会社2社により構成され、美容ICT事業、ビジネスサービス事業、及び介護サービス事業を展開しています。
事業セグメント
- 美容ICT事業: 美容業界向けにICTを活用した経営サポートやソリューションを提供。ソフトウエアの自社開発、販売、サロン集客支援、システム及びハードウエア保守をワンストップで行い、全国に7拠点を展開。
- ビジネスサービス事業: 栃木県を中心に中小企業への経営支援を実践。BPOサービス及びビジネスサービスを提供し、経理代行や事務代行、リモートサービス、経営分析などを行う。
- 介護サービス事業: 栃木県佐野市、群馬県館林市、長野県小諸市において、介護付き有料老人ホームを運営。介護保険法上の居宅サービスに該当し、各県から指定を受けている。
事業の特徴・強み
- 美容ICT事業では、POSレジ顧客管理システムや集客支援ツールなどを提供し、美容サロンの経営をサポート。クラウドサービス対応や多店舗経営サロンへの対応力が強み。
- ビジネスサービス事業では、中小企業の経営資源を補完するBPOサービスを提供し、経理や事務の効率化を支援。
- 介護サービス事業では、有料老人ホームでの介護サービスを提供し、医療機関と連携したターミナルケアを実施。事業継続プログラムにより、緊急時の対応力を備えている。
今後の展開・方針
今後も各事業において、ICT技術を活用したサービスの拡充や地域密着型のサービス展開を進め、顧客ニーズに応えるソリューションを提供していく予定です。
キャッシュフロー推移
以下は過去のキャッシュフローの推移を示すグラフです。
どんなことに設備投資している?
過去から現在に至るまで、主力商品の機能充実・強化を目的とした設備投資を継続的に実施しており、美容サロン向けICT事業を中心にソフトウエアへの投資が多く見られる。また、介護サービス事業や全社共通設備への投資も行い、特定の年度では本社移転や不動産の売却なども実施している。
※過去の投資内容は下記のとおりです。
- 2016-10-31 (90,891千円)
目的: 生産能力増強
詳細: 美容サロン向けICT事業でソフトウエアを中心に投資。介護サービス事業で工具器具及び備品に投資。全社共通で工具器具備品、ソフトウエア、建物附属設備に投資。 - 2017-10-31 (94,364千円)
目的: 生産能力増強
詳細: 美容サロン向けICT事業でソフトウエアを中心に投資。介護サービス事業で建物附属設備に投資。全社共通で構築物、工具器具備品、ソフトウエア等に投資。 - 2018-10-31 (95,601千円)
目的: 生産能力増強
詳細: 美容サロン向けICT事業でソフトウエアを中心に投資。介護サービス事業で工具、器具及び備品に投資。全社共通で建物附属設備、工具、器具及び備品、ソフトウエア等に投資。 - 2019-10-31 (127,711千円)
目的: 生産能力増強
詳細: 美容サロン向けICT事業でソフトウエアを中心に投資。介護サービス事業で建物附属設備に投資。全社共通で工具、器具及び備品、ソフトウエア等に投資。 - 2020-10-31 (136,316千円)
目的: 生産能力増強
詳細: 美容サロン向けICT事業でソフトウエアを中心に投資。中小企業向けビジネスサービス事業で工具、器具備品に投資。介護サービス事業で工具、器具備品に投資。全社共通で建物付属設備、工具、器具及び備品、ソフトウエア等に投資。 - 2021-10-31 (113,444千円)
目的: 生産能力増強
詳細: 美容サロン向けICT事業でソフトウエアを中心に投資。介護サービス事業で建物附属設備、工具、器具及び備品に投資。全社共通で建物附属設備、工具、器具及び備品、ソフトウエアに投資。栃木県小山市の駐車場一部を売却。 - 2022-10-31 (123,916千円)
目的: 生産能力増強
詳細: 美容サロン向けICT事業でソフトウエアを中心に投資。介護サービス事業で建物附属設備、工具、器具及び備品に投資。全社共通でソフトウエア、建物附属設備、構築物に投資。栃木県小山市の本社家屋の土地・建物等を譲渡。 - 2023-10-31 (158,070千円)
目的: 生産能力増強
詳細: 美容サロン向けICT事業で東京本社移転に伴う内装・設備工事等、ソフトウエアに投資。中小企業向けビジネスサービス事業で事務所の設備工事に投資。介護サービス事業で建物附属設備、車両運搬具に投資。全社共通で東京本社移転に伴う内装工事等に投資。 - 2024-10-31 (108,294千円)
目的: 生産能力増強
詳細: 美容ICT事業でソフトウエアを中心に投資。ビジネスサービス事業で工具、器具及び備品に投資。介護サービス事業で建物附属設備、工具、器具及び備品に投資。全社共通で建物附属設備に投資。賃貸等不動産として所有していた土地・建物の一部を売却。
負債・純資産と自己資本比率の推移
以下は過去の負債・純資産と自己資本比率の推移を示すグラフです。自己資本比率とは、企業の総資産のうち、返済する必要のない「自己資本」がどのくらいの割合を占めているかを示す財務指標です。
簡単に言うと、その企業がどれだけ借金に頼らずに経営しているか、つまり財務の安全性がどれくらい高いかを表す指標となります。
貸借対照表の比較図
以下は過去の貸借対照表の過去と現在を比較する図です。貸借対照表の比較図は、企業の財務状況の変化を時系列で把握するのに役立ちます。資産・負債・純資産の各項目が増減しているかを見ることで、会社の体力(安全性)が強まっているか、借金が増えてリスクが高まっているか、あるいは投資活動が活発かなどを一目で判断できます。これにより、単年度では見えない経営の傾向や潜在的な問題を読み解くことができます。
純利益・配当推移
以下は過去の利益・配当の推移を示すグラフです。純利益・配当の推移グラフは、企業がどれだけ稼ぎ、その利益を株主にどれだけ還元しているかを示します。純利益の伸びと配当の増減を比較することで、企業の成長性、株主還元への姿勢、そして将来の投資に資金を回しているかなど、経営戦略を読み解くヒントが得られます。これにより、その企業が健全な成長をしているか、あるいは無理な配当をしていないかなどを判断できます。
純利益と配当性向の散布図
以下は過去の純利益と配当性向の散布図です。純利益と配当性向の散布図は、企業の稼ぐ力(純利益)と、その利益をどの程度株主に還元しているか(配当性向)の関係性を視覚的に示します。プロットされた各点が右上に位置するほど、純利益も配当性向も高いことを意味し、企業が成長しながら株主還元も積極的であることを示唆します。これにより、企業の利益創出力と株主還元のバランスを把握できます。
棚卸資産と在庫回転率の推移
以下は過去の棚卸資産と在庫回転率の推移を示すグラフです。棚卸資産とは、企業が在庫として持っている商品や原材料などの資産のことです。在庫回転率とは、一定期間における棚卸資産の回転数を示す指標で、在庫の効率性を測るための指標です。在庫回転率が高いほど、在庫が効率的に回転していることを示し、在庫の滞留が少ないことを意味します。
関連会社情報
以下は関連会社の情報です。
連結子会社
会社名 | 住所 | 資本金 | 事業内容 | 出資比率 | 役員兼任等 |
---|---|---|---|---|---|
TBCシルバーサービス株式会社 | 栃木県小山市 | 50,000千円 | 介護サービス事業 | 100.0% | 役員の兼任2名 |
VID株式会社 | 福岡県福岡市中央区 | 10,000千円 | 美容ICT事業 | 100.0% | 役員の兼任1名(うち当社従業員1名) |
持分法適用関連会社
持分法適用関連会社の情報がありません。
注釈
- 1.「主要な事業の内容」欄には、セグメント情報に記載された名称を記載しております。
- 2.特定子会社であります。
- 3.有価証券届出書又は有価証券報告書を提出している会社はありません。
- 4.TBCシルバーサービス㈱については、売上高(連結会社相互間の内部売上高を除く)の連結売上高に占める割合が10%を超えております。主要な損益情報等①売上高739,806千円 ②経常利益50,345千円 ③当期純利益33,175千円 ④純資産額556,526千円 ⑤総資産額924,352千円