過去の業績推移は?
以下は過去の営業利益・純利益と営業利益率の推移を示すグラフです
株価はどうなっている?
以下は過去の株価とPERの推移を示すグラフです。一般にPERはその企業の利益に対して、株価が割高なのか、それとも割安なのかを判断するための目安になります。
事業内容は?
当社グループは、マーケティングリサーチを主な事業とし、日本及び韓国を中心にオンラインリサーチ、オフラインリサーチ、データベースサービスを提供しています。2023年6月期第4四半期より、日本事業と韓国事業の2つの報告セグメントで構成されています。
事業セグメント
- 日本事業: 日本において、独自開発の自動インターネットリサーチシステムを利用したオンラインリサーチ、デジタルリサーチ、オフラインリサーチ、データベースサービスを提供。オンラインリサーチ市場でNo.1の市場シェアを持ち、データ利活用支援事業やプラットフォーム型ソリューション開発を強化しています。
- 韓国事業: 韓国において、Macromill Embrain Co.,Ltd.とその子会社を通じてオンラインリサーチ、オフラインリサーチを提供。自社パネル基盤を活かし、日本で実施している購買データ提供等の新規事業を推進し、事業モデルの変革を追求しています。
事業の特徴・強み
- 日本のオンラインリサーチ市場でNo.1の市場シェアを有し、独自の自社パネルを活用した多様なデータ取得能力。グローバルなパネルネットワークを活用し、世界中の消費者インサイトを提供可能。
- デジタルデータやデジタル施策を使ったマーケティング活動を通じて、顧客企業のデジタル広告支出の最適化に貢献するデータを提供。
今後の展開・方針
当社グループは、総合マーケティング支援企業への事業モデル変革を推進し、消費者パネルから得られるデータを活用した革新的なサービスを提供することで、マーケティングビジネス領域全体にイノベーションを拡げることを目指しています。
キャッシュフロー推移
以下は過去のキャッシュフローの推移を示すグラフです。
どんなことに設備投資している?
過去数年間にわたり、マクロミルグループはデジタル・マーケティング関連のシステム改良とITインフラの増強に継続的に投資してきました。2024年度には、リサーチ基幹システムの刷新も行い、技術基盤の強化を図っています。これにより、デジタルマーケティングの効率化と新たなビジネスチャンスの創出を目指しています。
※過去の投資内容は下記のとおりです。
- 2019-06-30 (2,088百万円)
目的: デジタル・マーケティング関連のシステム改良、ITインフラ増強
詳細: マクロミルグループにおけるデジタル・マーケティング関連のシステム改良や、ITインフラ増強 - 2020-06-30 (1,922百万円)
目的: デジタル・マーケティング関連のシステム改良、ITインフラ増強
詳細: マクロミルグループにおけるデジタル・マーケティング関連のシステム改良や、ITインフラ増強 - 2021-06-30 (1,141百万円)
目的: デジタル・マーケティング関連のシステム改良、ITインフラ増強
詳細: マクロミルグループにおけるデジタル・マーケティング関連のシステム改良や、ITインフラ増強 - 2022-06-30 (1,228百万円)
目的: デジタル・マーケティング関連のシステム改良、ITインフラ増強
詳細: マクロミルグループにおけるデジタル・マーケティング関連のシステム改良や、ITインフラ増強 - 2023-06-30 (1,528百万円)
目的: デジタル・マーケティング関連のシステム改良、ITインフラ増強
詳細: マクロミルグループにおけるデジタル・マーケティング関連のシステム改良や、ITインフラ増強 - 2024-06-30 (1,345百万円)
目的: リサーチ基幹システムの刷新、ITインフラ増強
詳細: 当社グループにおけるリサーチ基幹システムの刷新や、ITインフラ増強
負債・純資産と自己資本比率の推移
以下は過去の負債・純資産と自己資本比率の推移を示すグラフです。自己資本比率とは、企業の総資産のうち、返済する必要のない「自己資本」がどのくらいの割合を占めているかを示す財務指標です。
簡単に言うと、その企業がどれだけ借金に頼らずに経営しているか、つまり財務の安全性がどれくらい高いかを表す指標となります。
貸借対照表の比較図
以下は過去の貸借対照表の過去と現在を比較する図です。貸借対照表の比較図は、企業の財務状況の変化を時系列で把握するのに役立ちます。資産・負債・純資産の各項目が増減しているかを見ることで、会社の体力(安全性)が強まっているか、借金が増えてリスクが高まっているか、あるいは投資活動が活発かなどを一目で判断できます。これにより、単年度では見えない経営の傾向や潜在的な問題を読み解くことができます。
純利益・配当推移
以下は過去の利益・配当の推移を示すグラフです。純利益・配当の推移グラフは、企業がどれだけ稼ぎ、その利益を株主にどれだけ還元しているかを示します。純利益の伸びと配当の増減を比較することで、企業の成長性、株主還元への姿勢、そして将来の投資に資金を回しているかなど、経営戦略を読み解くヒントが得られます。これにより、その企業が健全な成長をしているか、あるいは無理な配当をしていないかなどを判断できます。
純利益と配当性向の散布図
以下は過去の純利益と配当性向の散布図です。純利益と配当性向の散布図は、企業の稼ぐ力(純利益)と、その利益をどの程度株主に還元しているか(配当性向)の関係性を視覚的に示します。プロットされた各点が右上に位置するほど、純利益も配当性向も高いことを意味し、企業が成長しながら株主還元も積極的であることを示唆します。これにより、企業の利益創出力と株主還元のバランスを把握できます。
棚卸資産と在庫回転率の推移
以下は過去の棚卸資産と在庫回転率の推移を示すグラフです。棚卸資産とは、企業が在庫として持っている商品や原材料などの資産のことです。在庫回転率とは、一定期間における棚卸資産の回転数を示す指標で、在庫の効率性を測るための指標です。在庫回転率が高いほど、在庫が効率的に回転していることを示し、在庫の滞留が少ないことを意味します。
関連会社情報
以下は関連会社の情報です。
連結子会社
会社名 | 住所 | 資本金 | 事業内容 | 出資比率 | 役員兼任等 |
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株式会社電通マクロミルインサイト | 東京都中央区 | 360百万円 | 市場調査 | 52.0 | 調査受託 |
株式会社H.M.マーケティングリサーチ | 東京都中央区 | 30百万円 | 市場調査 | 51.0 | 調査受託 |
株式会社エイトハンドレッド | 東京都港区 | 3百万円 | マーケティング、データ分析等に関する企画及びコンサルティング | 81.0 | 調査受託 |
Macromill Embrain Co.,Ltd. | 韓国ソウル市 | 9,128百万ウォン | 市場調査 | 42.7[15.5] | 調査委託調査結果報告役員の兼任(1名) |
持分法適用関連会社
会社名 | 住所 | 資本金 | 事業内容 | 出資比率 | 役員兼任等 |
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EOLembrain Online Marketing Research Co., Ltd. | 台湾台北市 | 25,108千台湾ドル | 市場調査 | 40.0(40.0) | なし |
Toluna Holdings Ltd. | イギリスロンドン市 | 193,432英ポンド | 市場調査 | 17.4 | 役員の兼任(1名) |
注釈
- 1.有価証券届出書又は有価証券報告書を提出している会社はありません。
- 2.売上収益(連結会社相互間の内部売上収益を除く)の連結売上収益に占める割合が10%を超えています。2024年6月期に作成されたIFRSに基づく財務諸表における主要な損益情報等は以下の通りです。会社名売上収益(百万円)営業利益(百万円)当期利益(百万円)資本合計(百万円)総資産額(百万円)株式会社電通マクロミルインサイト5,8489386524,1765,592Macromill Embrain Co.,Ltd.6,1532021953,4945,708
- 3.議決権の所有割合の( )内は間接所有割合を内数で示し、[ ]内は緊密な者又は同意している者の所有割合を外数で示しています。
- 4.特定子会社に該当しています。なお、その他の連結子会社17社のうち、Macromill UK Holdings Ltd. は特定子会社に該当しています。
- 5.議決権の所有割合は100分の50以下ですが、他の株主と株主総会において当社の議決権行使に同意する旨の株主間契約を締結しており、当社がMacromill Embrain Co.,Ltd.への関与により生じる変動リターンに対するエクスポージャー又は権利を有し、かつ投資先に対するパワーにより当該リターンに影響を及ぼす能力を有している状況にあると判断し、子会社としています。
- 6.株式会社H.M.マーケティングリサーチは、2024年7月1日にQO株式会社に社名変更しています。