[4013] 勤次郎 の財務・株価分析レポート

勤次郎の2024年12月期の営業利益は729百万円、営業利益率は16.7%と前年比157百万円増、営業利益率は2.1%pt増です。

過去の業績推移は?

以下は過去の営業利益・純利益と営業利益率の推移を示すグラフです

営業利益・純利益と営業利益率の推移グラフ

株価はどうなっている?

以下は過去の株価とPERの推移を示すグラフです。一般にPERはその企業の利益に対して、株価が割高なのか、それとも割安なのかを判断するための目安になります。

PER推移グラフ

事業内容は?

当社グループは、勤次郎ベトナム有限会社との2社で構成され、「CSR&イノベーション」を企業理念とし、HRM事業と不動産賃貸事業を展開しています。HRM事業では、就業・人事・給与管理システムと健康管理システムの開発・販売を行い、クラウドサービスやコンサルサポートを提供しています。不動産賃貸事業では、オフィス用賃貸物件を提供しています。

事業セグメント

  • HRM事業: 多業種の事業者向けに就業・人事・給与管理システムと健康管理システムのソフトウェアおよびハードウェア製品の開発・販売を行い、クラウドサービスやコンサルサポートを提供。クラウド事業とオンプレミス事業に区分され、勤次郎シリーズを中心に提供。
  • 不動産賃貸事業: 当社所有のビルの空きフロアをオフィス用賃貸物件として賃貸。

事業の特徴・強み

  • 顧客企業の働き方改革&健康経営の実現をサポートし、労働生産性向上に貢献。クラウドサービスの提供により、企業は初期コストや保有コストを削減可能。勤次郎シリーズは5,000を超す企業・団体への導入実績があり、使いやすさと満足度の高さが特徴。

今後の展開・方針

クラウド基盤の刷新により、高速・高性能で柔軟なシステム構成を実現し、働き方に応じた従業員情報をベースにしたアクセス制御の容易性を追求。クラウドサービスを通じて顧客企業の満足度向上を図り、リカーリングレベニューを得ることを目指す。

キャッシュフロー推移

以下は過去のキャッシュフローの推移を示すグラフです。

キャッシュフロー推移グラフ

どんなことに設備投資している?

当社は主にクラウドサービスの生産能力増強を目的としたサーバーの増設を継続的に行っており、近年では名古屋本部ビルの取得や改修を通じて新規事業や効率化にも注力しています。設備の除却や売却は一部行われていますが、全体としてはHRM事業を中心に設備投資を進めています。

※過去の投資内容は下記のとおりです。

  • 2020-12-31 (98,623千円)
    目的: 生産能力増強
    詳細: クラウドサービスの資源増強を目的としたサーバーの増設
  • 2021-12-31 (348,494千円)
    目的: 生産能力増強
    詳細: クラウドサービスの資源増強を目的としたサーバーの増設、従業員の教育研修を目的とした研修所の取得
  • 2022-12-31 (69,178千円)
    目的: 生産能力増強
    詳細: クラウドサービスの設備増強を目的としたサーバーの増設、事業所及び研修所の改修
  • 2022-12-31 (5,239,325千円)
    目的: 新規事業
    詳細: 名古屋本部ビルの取得
  • 2023-12-31 (384,980千円)
    目的: 生産能力増強
    詳細: クラウドサービスの設備増強を目的としたサーバーの増設
  • 2023-12-31 (32,765千円)
    目的: 効率化
    詳細: 名古屋本部として使用する部分の改修
  • 2024-12-31 (226,857千円)
    目的: 生産能力増強
    詳細: クラウドサービスの設備増強を目的としたサーバーの増設
  • 2024-12-31 (6,680千円)
    目的: 効率化
    詳細: 名古屋本部として使用する部分の改修

負債・純資産と自己資本比率の推移

以下は過去の負債・純資産と自己資本比率の推移を示すグラフです。自己資本比率とは、企業の総資産のうち、返済する必要のない「自己資本」がどのくらいの割合を占めているかを示す財務指標です。
簡単に言うと、その企業がどれだけ借金に頼らずに経営しているか、つまり財務の安全性がどれくらい高いかを表す指標となります。

負債・純資産と自己資本比率の推移グラフ

貸借対照表の比較図

以下は過去の貸借対照表の過去と現在を比較する図です。貸借対照表の比較図は、企業の財務状況の変化を時系列で把握するのに役立ちます。資産・負債・純資産の各項目が増減しているかを見ることで、会社の体力(安全性)が強まっているか、借金が増えてリスクが高まっているか、あるいは投資活動が活発かなどを一目で判断できます。これにより、単年度では見えない経営の傾向や潜在的な問題を読み解くことができます。

貸借対照表の比較図

純利益・配当推移

以下は過去の利益・配当の推移を示すグラフです。純利益・配当の推移グラフは、企業がどれだけ稼ぎ、その利益を株主にどれだけ還元しているかを示します。純利益の伸びと配当の増減を比較することで、企業の成長性、株主還元への姿勢、そして将来の投資に資金を回しているかなど、経営戦略を読み解くヒントが得られます。これにより、その企業が健全な成長をしているか、あるいは無理な配当をしていないかなどを判断できます。

利益・配当推移グラフ

純利益と配当性向の散布図

以下は過去の純利益と配当性向の散布図です。純利益と配当性向の散布図は、企業の稼ぐ力(純利益)と、その利益をどの程度株主に還元しているか(配当性向)の関係性を視覚的に示します。プロットされた各点が右上に位置するほど、純利益も配当性向も高いことを意味し、企業が成長しながら株主還元も積極的であることを示唆します。これにより、企業の利益創出力と株主還元のバランスを把握できます。

純利益と配当性向の散布図

棚卸資産と在庫回転率の推移

以下は過去の棚卸資産と在庫回転率の推移を示すグラフです。棚卸資産とは、企業が在庫として持っている商品や原材料などの資産のことです。在庫回転率とは、一定期間における棚卸資産の回転数を示す指標で、在庫の効率性を測るための指標です。在庫回転率が高いほど、在庫が効率的に回転していることを示し、在庫の滞留が少ないことを意味します。

棚卸資産と在庫回転率の推移グラフ