[4047] 関東電化工業 の財務・株価分析レポート

関東電化工業の2025年03月期の営業利益は4,272百万円、営業利益率は6.9%と前年比6,240百万円増、営業利益率は9.9%pt増です。

過去の業績推移は?

以下は過去の営業利益・純利益と営業利益率の推移を示すグラフです

営業利益・純利益と営業利益率の推移グラフ

株価はどうなっている?

以下は過去の株価とPERの推移を示すグラフです。一般にPERはその企業の利益に対して、株価が割高なのか、それとも割安なのかを判断するための目安になります。

PER推移グラフ

事業内容は?

当社は無機・有機化学薬品等の基礎化学品事業、フッ素系ガスおよび電池材料等の精密化学品事業、キャリヤーおよび鉄酸化物等の鉄系事業、製品販売等の商事事業および化学工業用設備工事等の設備事業を展開しています。

事業セグメント

  • 基礎化学品事業: 当社が無機・有機化学薬品等を製造販売しています。
  • 精密化学品事業: 当社および関東電化ファインプロダクツ韓国㈱がフッ素系ガスおよび電池材料等を製造販売しています。また、関東電化KOREA㈱は韓国で、台灣關東電化股份有限公司は台湾で製品を販売しています。
  • 鉄系事業: 当社がキャリヤーおよび鉄酸化物等を製造販売し、㈱関東電化ファインテックが鉄酸化物を製造販売しています。
  • 商事事業: 関電興産㈱が当社製品を販売し、当社は同社より原材料を購入しています。また、同社はフッ素系ガスの容器整備を行っています。
  • 設備事業: ㈱上備製作所が化学設備関連および一般産業用の工事を行い、当社は同社に対して設備等の設計、建設、保全工事等を委託しています。

セグメント別の業績は?

セグメント別利益の推移グラフ

事業の特徴・強み

  • 当社は多様な化学品事業を展開し、国内外での製造販売ネットワークを持っています。

今後の展開・方針

宣城科地克科技有限公司は本格稼働に向け工事を進めており、今後も国際的な事業展開を強化していきます。

キャッシュフロー推移

以下は過去のキャッシュフローの推移を示すグラフです。

キャッシュフロー推移グラフ

どんなことに設備投資している?

当社グループは、フッ素系製品の製造設備の増強と合理化を中心に、毎年継続的に設備投資を行ってきました。特に精密化学品事業における投資が大部分を占め、近年では海外製造子会社の工場建設工事にも注力しています。これにより、生産能力の向上と効率化を図り、競争力を強化しています。

※過去の投資内容は下記のとおりです。

  • 2015-03-31 (1,383百万円)
    目的: 生産能力増強
    詳細: フッ素系製品製造設備の増強・合理化
  • 2016-03-31 (3,338百万円)
    目的: 生産能力増強
    詳細: フッ素系製品製造設備の増強・合理化
  • 2017-03-31 (8,102百万円)
    目的: 生産能力増強
    詳細: フッ素系製品の増強・合理化
  • 2018-03-31 (6,177百万円)
    目的: 生産能力増強
    詳細: フッ素系製品の増強・合理化
  • 2019-03-31 (10,243百万円)
    目的: 生産能力増強
    詳細: フッ素系製品の増強・合理化及び韓国製造子会社の工場建設工事
  • 2020-03-31 (10,213百万円)
    目的: 生産能力増強
    詳細: フッ素系製品の増強・合理化及び韓国製造子会社の工場建設工事
  • 2021-03-31 (8,435百万円)
    目的: 生産能力増強
    詳細: フッ素系製品の増強・合理化及び韓国製造子会社の工場建設工事
  • 2022-03-31 (12,284百万円)
    目的: 生産能力増強
    詳細: フッ素系製品の増強・合理化や、海外製造子会社の増強及び工場建設工事
  • 2023-03-31 (16,624百万円)
    目的: 生産能力増強
    詳細: フッ素系製品及び電池材料系製品の増強・合理化や、海外製造子会社の増強及び工場建設工事
  • 2024-03-31 (13,875百万円)
    目的: 生産能力増強
    詳細: フッ素系製品及び電池材料系製品の増強・合理化や、海外製造子会社の増強及び工場建設工事

負債・純資産と自己資本比率の推移

以下は過去の負債・純資産と自己資本比率の推移を示すグラフです。自己資本比率とは、企業の総資産のうち、返済する必要のない「自己資本」がどのくらいの割合を占めているかを示す財務指標です。
簡単に言うと、その企業がどれだけ借金に頼らずに経営しているか、つまり財務の安全性がどれくらい高いかを表す指標となります。

負債・純資産と自己資本比率の推移グラフ

貸借対照表の比較図

以下は過去の貸借対照表の過去と現在を比較する図です。貸借対照表の比較図は、企業の財務状況の変化を時系列で把握するのに役立ちます。資産・負債・純資産の各項目が増減しているかを見ることで、会社の体力(安全性)が強まっているか、借金が増えてリスクが高まっているか、あるいは投資活動が活発かなどを一目で判断できます。これにより、単年度では見えない経営の傾向や潜在的な問題を読み解くことができます。

貸借対照表の比較図

純利益・配当推移

以下は過去の利益・配当の推移を示すグラフです。純利益・配当の推移グラフは、企業がどれだけ稼ぎ、その利益を株主にどれだけ還元しているかを示します。純利益の伸びと配当の増減を比較することで、企業の成長性、株主還元への姿勢、そして将来の投資に資金を回しているかなど、経営戦略を読み解くヒントが得られます。これにより、その企業が健全な成長をしているか、あるいは無理な配当をしていないかなどを判断できます。

利益・配当推移グラフ

純利益と配当性向の散布図

以下は過去の純利益と配当性向の散布図です。純利益と配当性向の散布図は、企業の稼ぐ力(純利益)と、その利益をどの程度株主に還元しているか(配当性向)の関係性を視覚的に示します。プロットされた各点が右上に位置するほど、純利益も配当性向も高いことを意味し、企業が成長しながら株主還元も積極的であることを示唆します。これにより、企業の利益創出力と株主還元のバランスを把握できます。

純利益と配当性向の散布図

棚卸資産と在庫回転率の推移

以下は過去の棚卸資産と在庫回転率の推移を示すグラフです。棚卸資産とは、企業が在庫として持っている商品や原材料などの資産のことです。在庫回転率とは、一定期間における棚卸資産の回転数を示す指標で、在庫の効率性を測るための指標です。在庫回転率が高いほど、在庫が効率的に回転していることを示し、在庫の滞留が少ないことを意味します。

棚卸資産と在庫回転率の推移グラフ