[4064] 日本カーバイド工業 の財務・株価分析レポート

日本カーバイド工業の2025年03月期の営業利益は3,493百万円、営業利益率は7.2%と前年比2,644百万円増、営業利益率は5.2%pt増です。

過去の業績推移は?

以下は過去の営業利益・純利益と営業利益率の推移を示すグラフです

営業利益・純利益と営業利益率の推移グラフ

株価はどうなっている?

以下は過去の株価とPERの推移を示すグラフです。一般にPERはその企業の利益に対して、株価が割高なのか、それとも割安なのかを判断するための目安になります。

PER推移グラフ

事業内容は?

当社グループは、ファインケミカル製品、医薬品原薬・中間体、粘・接着剤、半導体用金型クリーニング材、セラミック基板の製造販売を主体とした電子・機能製品、フィルム、ステッカー、再帰反射シートの製造販売のフィルム・シート製品、住設用押出成形品・住宅用アルミ建材、高強度・高機能手摺の製造販売を主体とした建材関連並びに鉄鋼・化学・電力・環境分野の産業プラントの設計・施工・設備、カーボンニュートラルトランジション設備を主体としたエンジニアリングの事業を展開しております。

事業セグメント

  • 電子・機能製品: ファインケミカル製品、医薬品原薬・中間体、粘・接着剤、半導体用金型クリーニング材、セラミック基板の製造販売を行う。
  • フィルム・シート製品: フィルム、ステッカー、再帰反射シートの製造販売を行う。
  • 建材関連: 住設用押出成形品・住宅用アルミ建材、高強度・高機能手摺の製造販売を行う。
  • エンジニアリング: 鉄鋼・化学・電力・環境分野の産業プラントの設計・施工・設備、カーボンニュートラルトランジション設備を行う。

セグメント別の業績は?

セグメント別利益の推移グラフ

事業の特徴・強み

  • 多様な製品ラインナップとグローバルな製造販売ネットワークを持ち、各地域の子会社を通じて製品を提供している。

今後の展開・方針

今後も各事業分野での製品開発と市場拡大を図り、カーボンニュートラルへの対応を進める。

キャッシュフロー推移

以下は過去のキャッシュフローの推移を示すグラフです。

キャッシュフロー推移グラフ

どんなことに設備投資している?

過去数年間にわたり、当社は生産能力増強、新規事業の立ち上げ、設備更新を中心に設備投資を行ってきました。特に、研究開発センターの建設や電子・機能製品の製造設備の新設・更新に注力しており、地域的には日本、タイ、ベトナムなどでの投資が目立ちます。これらの投資は主に金融機関からの借入れによって賄われています。

※過去の投資内容は下記のとおりです。

  • 2015-03-31 (2,809百万円)
    目的: 生産能力増強
    詳細: 機能製品製造設備増強工事(THAI DECAL CO.,LTD.)、太陽光発電設備
  • 2016-03-31 (2,773百万円)
    目的: 新規事業
    詳細: 新研究開発センター建設工事、電子・光学製品製造設備増強工事(恩希愛(杭州)薄膜有限公司)
  • 2017-03-31 (3,333百万円)
    目的: 新規事業
    詳細: 新研究開発センター建設工事、エンジニアリング事業用設備新設工事(ダイヤモンドエンジニアリング㈱)
  • 2018-03-31 (1,195百万円)
    目的: 設備更新
    詳細: 機能製品製造設備更新工事(三和ケミカル㈱)、電子・光学製品製造設備更新工事(ELECTRO-CERAMICS(THAILAND)CO.,LTD.)
  • 2019-03-31 (1,813百万円)
    目的: 設備更新
    詳細: フィルム・シート製品製造設備更新工事
  • 2020-03-31 (1,396百万円)
    目的: 設備更新
    詳細: 電子・機能製品製造設備更新工事(日本、タイ)
  • 2021-03-31 (2,418百万円)
    目的: 設備更新
    詳細: 電子・機能製品製造設備更新工事(タイ)、フィルム・シート製品製造設備増強工事(ベトナム)
  • 2022-03-31 (2,942百万円)
    目的: 新規事業
    詳細: 電子・機能製品製造設備新設工事(日本)、フィルム・シート製品製造設備新設工事(日本)
  • 2023-03-31 (3,181百万円)
    目的: 新規事業
    詳細: 電子・機能製品製造設備新設工事(日本)、フィルム・シート製品製造設備新設工事(日本)
  • 2024-03-31 (1,324百万円)
    目的: 不明
    詳細: 設備投資総額のみ記載

負債・純資産と自己資本比率の推移

以下は過去の負債・純資産と自己資本比率の推移を示すグラフです。自己資本比率とは、企業の総資産のうち、返済する必要のない「自己資本」がどのくらいの割合を占めているかを示す財務指標です。
簡単に言うと、その企業がどれだけ借金に頼らずに経営しているか、つまり財務の安全性がどれくらい高いかを表す指標となります。

負債・純資産と自己資本比率の推移グラフ

貸借対照表の比較図

以下は過去の貸借対照表の過去と現在を比較する図です。貸借対照表の比較図は、企業の財務状況の変化を時系列で把握するのに役立ちます。資産・負債・純資産の各項目が増減しているかを見ることで、会社の体力(安全性)が強まっているか、借金が増えてリスクが高まっているか、あるいは投資活動が活発かなどを一目で判断できます。これにより、単年度では見えない経営の傾向や潜在的な問題を読み解くことができます。

貸借対照表の比較図

純利益・配当推移

以下は過去の利益・配当の推移を示すグラフです。純利益・配当の推移グラフは、企業がどれだけ稼ぎ、その利益を株主にどれだけ還元しているかを示します。純利益の伸びと配当の増減を比較することで、企業の成長性、株主還元への姿勢、そして将来の投資に資金を回しているかなど、経営戦略を読み解くヒントが得られます。これにより、その企業が健全な成長をしているか、あるいは無理な配当をしていないかなどを判断できます。

利益・配当推移グラフ

純利益と配当性向の散布図

以下は過去の純利益と配当性向の散布図です。純利益と配当性向の散布図は、企業の稼ぐ力(純利益)と、その利益をどの程度株主に還元しているか(配当性向)の関係性を視覚的に示します。プロットされた各点が右上に位置するほど、純利益も配当性向も高いことを意味し、企業が成長しながら株主還元も積極的であることを示唆します。これにより、企業の利益創出力と株主還元のバランスを把握できます。

純利益と配当性向の散布図

棚卸資産と在庫回転率の推移

以下は過去の棚卸資産と在庫回転率の推移を示すグラフです。棚卸資産とは、企業が在庫として持っている商品や原材料などの資産のことです。在庫回転率とは、一定期間における棚卸資産の回転数を示す指標で、在庫の効率性を測るための指標です。在庫回転率が高いほど、在庫が効率的に回転していることを示し、在庫の滞留が少ないことを意味します。

棚卸資産と在庫回転率の推移グラフ