[4186] 東京応化工業 の財務・株価分析レポート

過去の業績推移は?

以下は過去の営業利益・純利益と営業利益率の推移を示すグラフです

営業利益・純利益と営業利益率の推移グラフ

株価はどうなっている?

以下は過去の株価とPERの推移を示すグラフです。一般にPERはその企業の利益に対して、株価が割高なのか、それとも割安なのかを判断するための目安になります。

PER推移グラフ

事業内容は?

当社グループはエレクトロニクス機能材料や高純度化学薬品の製造・販売を行っています。

事業セグメント

  • エレクトロニクス機能材料: エレクトロニクス機能材料の製造・販売
  • 高純度化学薬品: 高純度化学薬品の製造・販売

セグメント別の業績は?

セグメント別利益の推移グラフ

事業の特徴・強み

事業の特徴・強みの情報がありません。

今後の展開・方針

キャッシュフロー推移

以下は過去のキャッシュフローの推移を示すグラフです。

キャッシュフロー推移グラフ

どんなことに設備投資している?

過去から現在に至るまで、当社は生産能力の増強を中心に設備投資を行ってきました。特にアジア地域での製造設備の新設や、研究開発施設の拡充に注力しています。近年は、情報システム関連機器の導入や、老朽化設備の更新も進めており、グローバルな生産体制の強化を図っています。

※過去の投資内容は下記のとおりです。

  • 2015-03-31 (72億76百万円)
    目的: 生産能力増強
    詳細: アジア地域におけるエレクトロニクス機能材料の製造設備の新設および検査装置の導入、湘南事業所での研究開発投資、老朽化設備の改修
  • 2016-03-31 (59億19百万円)
    目的: 生産能力増強
    詳細: 相模事業所での研究開発投資、台湾での高純度化学薬品の製造設備増強、湘南事業所での研究開発投資、老朽化設備の改修
  • 2017-03-31 (93億78百万円)
    目的: 生産能力増強
    詳細: 相模事業所での最先端製品用研究開発投資、台湾での高純度化学薬品の製造設備増強、湘南事業所での最先端製品用研究開発投資、情報システム関連機器の導入
  • 2017-12-31 (67億31百万円)
    目的: 生産能力増強
    詳細: 台湾東應化股份有限公司での高純度化学薬品の製造設備増強、TOK尖端材料株式会社での品質管理増強、相模事業所での研究開発棟の建設、湘南事業所での最先端製品用研究開発投資、情報システム関連機器の導入
  • 2018-12-31 (56億36百万円)
    目的: 生産能力増強
    詳細: TOKYO OHKA KOGYO AMERICA, INC.および台湾東應化股份有限公司での高純度化学薬品の製造設備増強、相模事業所での新研究開発棟の建設、湘南事業所での最先端製品用研究開発投資、老朽化設備の更新
  • 2019-12-31 (14,184百万円)
    目的: 生産能力増強
    詳細: 相模事業所での新研究開発棟の建設、TOK尖端材料株式会社でのフォトレジスト製造設備増強、湘南事業所での最先端製品用研究開発投資、情報システム関連機器の導入
  • 2020-12-31 (5,611百万円)
    目的: 生産能力増強
    詳細: 相模事業所での新研究開発棟の建設、TOKYO OHKA KOGYO AMERICA, INC.での高純度化学薬品関連施設、TOK尖端材料株式会社でのフォトレジスト製造設備増強、湘南事業所での最先端製品用研究開発投資、情報システム関連機器の導入
  • 2021-12-31 (8,488百万円)
    目的: 生産能力増強
    詳細: 郡山工場での新検査棟の建設、相模事業所での新研究開発棟の建設、湘南事業所での最先端製品用研究開発投資、情報システム関連機器の導入
  • 2022-12-31 (14,514百万円)
    目的: 生産能力増強
    詳細: 郡山工場での新検査棟および関連設備、熊本県菊池市の工場用地取得、湘南事業所での研究開発投資、情報システム関連機器の導入
  • 2023-12-31 (15,052百万円)
    目的: 生産能力増強
    詳細: 阿蘇工場阿蘇くまもとサイトでの製造棟新設、郡山工場での検査棟関連設備および製造棟新設、TOK尖端材料株式会社での検査棟新設
  • 2024-12-31 (24,764百万円)
    目的: 生産能力増強
    詳細: 阿蘇くまもとサイトでの製造棟新設、郡山工場での検査棟関連設備の導入および製造棟新設、TOK尖端材料株式会社での検査棟新設

負債・純資産と自己資本比率の推移

以下は過去の負債・純資産と自己資本比率の推移を示すグラフです。自己資本比率とは、企業の総資産のうち、返済する必要のない「自己資本」がどのくらいの割合を占めているかを示す財務指標です。
簡単に言うと、その企業がどれだけ借金に頼らずに経営しているか、つまり財務の安全性がどれくらい高いかを表す指標となります。

負債・純資産と自己資本比率の推移グラフ

貸借対照表の比較図

以下は過去の貸借対照表の過去と現在を比較する図です。貸借対照表の比較図は、企業の財務状況の変化を時系列で把握するのに役立ちます。資産・負債・純資産の各項目が増減しているかを見ることで、会社の体力(安全性)が強まっているか、借金が増えてリスクが高まっているか、あるいは投資活動が活発かなどを一目で判断できます。これにより、単年度では見えない経営の傾向や潜在的な問題を読み解くことができます。

貸借対照表の比較図

純利益・配当推移

以下は過去の利益・配当の推移を示すグラフです。純利益・配当の推移グラフは、企業がどれだけ稼ぎ、その利益を株主にどれだけ還元しているかを示します。純利益の伸びと配当の増減を比較することで、企業の成長性、株主還元への姿勢、そして将来の投資に資金を回しているかなど、経営戦略を読み解くヒントが得られます。これにより、その企業が健全な成長をしているか、あるいは無理な配当をしていないかなどを判断できます。

利益・配当推移グラフ

純利益と配当性向の散布図

以下は過去の純利益と配当性向の散布図です。純利益と配当性向の散布図は、企業の稼ぐ力(純利益)と、その利益をどの程度株主に還元しているか(配当性向)の関係性を視覚的に示します。プロットされた各点が右上に位置するほど、純利益も配当性向も高いことを意味し、企業が成長しながら株主還元も積極的であることを示唆します。これにより、企業の利益創出力と株主還元のバランスを把握できます。

純利益と配当性向の散布図

棚卸資産と在庫回転率の推移

以下は過去の棚卸資産と在庫回転率の推移を示すグラフです。棚卸資産とは、企業が在庫として持っている商品や原材料などの資産のことです。在庫回転率とは、一定期間における棚卸資産の回転数を示す指標で、在庫の効率性を測るための指標です。在庫回転率が高いほど、在庫が効率的に回転していることを示し、在庫の滞留が少ないことを意味します。

棚卸資産と在庫回転率の推移グラフ

関連会社情報

以下は関連会社の情報です。

連結子会社

会社名 住所 資本金 事業内容 出資比率 役員兼任等
ティーオーケーエンジニアリング(株) 神奈川県川崎市中原区 百万円30 当社製品に関する装置等の設置および管工事をしている。 100.0 役員の兼任あり
TOKYO OHKA KOGYO AMERICA, INC. アメリカ合衆国 千米ドル20,000 主に北米地域において、当社製品の販売をするとともに製品の開発、製造および販売をしている。 100.0 役員の兼任あり
台湾東應化股份有限公司 台湾 千台湾ドル70,500 主に台湾地域において、当社製品の販売をするとともに製品の開発、製造および販売をしている。 70.0 役員の兼任あり
TOK尖端材料株式会社 韓国 百万韓国ウォン90,000 主に韓国において、当社製品の販売をするとともに製品の開発、製造および販売をしている。 90.0 役員の兼任あり
上海帝奥科電子科技有限公司 中華人民共和国 千中国元39,375 主に中華人民共和国において、製品の販売をしている。 70.0 役員の兼任あり

持分法適用関連会社

会社名 住所 資本金 事業内容 出資比率 役員兼任等
その他1社

注釈

  • TOKYO OHKA KOGYO AMERICA, INC.、台湾東應化股份有限公司およびTOK尖端材料株式会社は特定子会社であります。
  • 議決権の所有割合はすべて直接所有割合であります。
  • 持分法適用関連会社のその他1社は、有価証券届出書および有価証券報告書の提出会社であります。その他の連結子会社で有価証券届出書または有価証券報告書を提出している会社はありません。
  • 台湾東應化股份有限公司については、売上高(連結会社相互間の内部売上高を除く)の連結売上高に占める割合が10%を超えております。
  • TOK尖端材料株式会社については、売上高(連結会社相互間の内部売上高を除く)の連結売上高に占める割合が10%を超えております。
  • 上海帝奥科電子科技有限公司については、売上高(連結会社相互間の内部売上高を除く)の連結売上高に占める割合が10%を超えております。