過去の業績推移は?
以下は過去の営業利益・純利益と営業利益率の推移を示すグラフです
株価はどうなっている?
以下は過去の株価とPERの推移を示すグラフです。一般にPERはその企業の利益に対して、株価が割高なのか、それとも割安なのかを判断するための目安になります。
事業内容は?
当社グループは、大阪有機化学工業株式会社を中心に、連結子会社2社と非連結子会社1社で構成され、有機化学工業薬品の製造販売を主な業務としています。
事業セグメント
- 化成品事業: 塗料・粘接着剤・インキ向け等特殊アクリル酸エステル及びアクリル酸の製造販売。エステル化技術、蒸留精製技術、重合防止技術を基に自動車・建築等の塗料、粘接着材、コーティング材やエレクトロ分野へのポリマー原料として、マルチパーパス生産設備で多品種少量生産対応により事業展開。
- 電子材料事業: ディスプレイ・半導体向けを中心とした電子材料の製造販売。エステル化技術、蒸留精製技術、ポリマー合成技術、精密合成技術を基に、アクリル酸エステル類の光硬化性の特徴を活かしたアクリル酸エステル製品及びアクリル酸エステルから誘導化した機能性ポリマー製品を電子材料原料として電子産業分野へ事業展開。
- 機能化学品事業: 化粧品向け原材料、機能材料等の製造販売。エステル化技術、蒸留精製技術、ポリマー合成技術、精密合成技術を基に、頭髪用機能性ポリマー製品、各種中間体原料及び特殊溶剤としての機能材料等を関連産業分野へ事業展開。
セグメント別の業績は?
事業の特徴・強み
- 高い技術力と得意の少量多品種生産システムを用い、様々な市場のニーズに対応。
今後の展開・方針
記載なし
キャッシュフロー推移
以下は過去のキャッシュフローの推移を示すグラフです。
どんなことに設備投資している?
過去から現在に至るまで、当社は生産品の高付加価値化と生産合理化を目的とした設備投資を継続的に行っています。これにより、化成品、電子材料、機能化学品の各事業において、共通の生産設備やリース資産を含む多様な投資を実施し、事業の効率化と生産能力の向上を図っています。
※過去の投資内容は下記のとおりです。
- 2014-11-30 (24億7千2百万円)
目的: 生産能力増強、合理化
詳細: 化成品事業に5億8千4百万円、電子材料事業に4億1千5百万円、機能化学品事業に5億7千9百万円、共通資産に8億9千2百万円の投資 - 2015-11-30 (11億3千万円)
目的: 生産能力増強、合理化
詳細: 化成品事業に2億1千3百万円、電子材料事業に9千2百万円、機能化学品事業に2億1百万円、共通資産に6億2千3百万円の投資 - 2016-11-30 (26億6千7百万円)
目的: 生産能力増強、合理化
詳細: 化成品事業に6千万円、電子材料事業に19億2千4百万円、機能化学品事業に3千3百万円、共通資産に6億4千8百万円の投資 - 2017-11-30 (12億9千1百万円)
目的: 生産能力増強、合理化
詳細: 化成品事業に1億4千万円、電子材料事業に1億7千6百万円、機能化学品事業に5億5千7百万円、共通資産に4億1千7百万円の投資 - 2018-11-30 (17億4千1百万円)
目的: 生産能力増強、合理化
詳細: 化成品事業に7億7千7百万円、電子材料事業に2億1千6百万円、機能化学品事業に1億3千1百万円、共通資産に6億1千6百万円の投資 - 2019-11-30 (3,570百万円)
目的: 生産能力増強、合理化
詳細: 化成品事業に153百万円、電子材料事業に2,522百万円、機能化学品事業に391百万円、共通資産に503百万円の投資 - 2020-11-30 (4,776百万円)
目的: 生産能力増強、合理化
詳細: 化成品事業に1,091百万円、電子材料事業に1,395百万円、機能化学品事業に321百万円、共通資産に1,967百万円の投資 - 2021-11-30 (1,646百万円)
目的: 生産能力増強、合理化
詳細: 化成品事業に46百万円、電子材料事業に568百万円、機能化学品事業に537百万円、共通資産に494百万円の投資 - 2022-11-30 (1,169百万円)
目的: 生産能力増強、合理化
詳細: 化成品事業に84百万円、電子材料事業に269百万円、機能化学品事業に597百万円、共通資産に217百万円の投資 - 2023-11-30 (4,613百万円)
目的: 生産能力増強、合理化
詳細: 化成品事業に113百万円、電子材料事業に3,832百万円、機能化学品事業に459百万円、共通資産に207百万円の投資 - 2024-11-30 (1,251百万円)
目的: 生産能力増強、合理化
詳細: 化成品事業に102百万円、電子材料事業に271百万円、機能化学品事業に468百万円、共通資産に410百万円の投資
負債・純資産と自己資本比率の推移
以下は過去の負債・純資産と自己資本比率の推移を示すグラフです。自己資本比率とは、企業の総資産のうち、返済する必要のない「自己資本」がどのくらいの割合を占めているかを示す財務指標です。
簡単に言うと、その企業がどれだけ借金に頼らずに経営しているか、つまり財務の安全性がどれくらい高いかを表す指標となります。
貸借対照表の比較図
以下は過去の貸借対照表の過去と現在を比較する図です。貸借対照表の比較図は、企業の財務状況の変化を時系列で把握するのに役立ちます。資産・負債・純資産の各項目が増減しているかを見ることで、会社の体力(安全性)が強まっているか、借金が増えてリスクが高まっているか、あるいは投資活動が活発かなどを一目で判断できます。これにより、単年度では見えない経営の傾向や潜在的な問題を読み解くことができます。
純利益・配当推移
以下は過去の利益・配当の推移を示すグラフです。純利益・配当の推移グラフは、企業がどれだけ稼ぎ、その利益を株主にどれだけ還元しているかを示します。純利益の伸びと配当の増減を比較することで、企業の成長性、株主還元への姿勢、そして将来の投資に資金を回しているかなど、経営戦略を読み解くヒントが得られます。これにより、その企業が健全な成長をしているか、あるいは無理な配当をしていないかなどを判断できます。
純利益と配当性向の散布図
以下は過去の純利益と配当性向の散布図です。純利益と配当性向の散布図は、企業の稼ぐ力(純利益)と、その利益をどの程度株主に還元しているか(配当性向)の関係性を視覚的に示します。プロットされた各点が右上に位置するほど、純利益も配当性向も高いことを意味し、企業が成長しながら株主還元も積極的であることを示唆します。これにより、企業の利益創出力と株主還元のバランスを把握できます。
棚卸資産と在庫回転率の推移
以下は過去の棚卸資産と在庫回転率の推移を示すグラフです。棚卸資産とは、企業が在庫として持っている商品や原材料などの資産のことです。在庫回転率とは、一定期間における棚卸資産の回転数を示す指標で、在庫の効率性を測るための指標です。在庫回転率が高いほど、在庫が効率的に回転していることを示し、在庫の滞留が少ないことを意味します。
関連会社情報
以下は関連会社の情報です。
連結子会社
会社名 | 住所 | 資本金 | 事業内容 | 出資比率 | 役員兼任等 |
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神港有機化学工業株式会社 | 神戸市東灘区 | 55,000千円 | 機能化学品事業 | 77.1% | 役員の兼任があります |
光碩(上海)化工貿易有限公司 | 中華人民共和国上海市 | 210,000千円 | 化成品事業、電子材料事業、機能化学品事業 | 100.0% | 役員の兼任があります |
持分法適用関連会社
持分法適用関連会社の情報がありません。
注釈
- 主要な事業の内容欄には、セグメント情報に記載された名称を記載しております。
- 光碩(上海)化工貿易有限公司については、売上高(連結会社相互間の内部売上高を除く)の連結売上高に占める割合が10%を超えております。