[4188] 三菱ケミカルグループ の財務・株価分析レポート

三菱ケミカルグループの2025年03月期の営業利益は196,694百万円、営業利益率は4.5%と前年比65,137百万円減、営業利益率は1.5%pt減です。

過去の業績推移は?

以下は過去の営業利益・純利益と営業利益率の推移を示すグラフです

営業利益・純利益と営業利益率の推移グラフ

株価はどうなっている?

以下は過去の株価とPERの推移を示すグラフです。一般にPERはその企業の利益に対して、株価が割高なのか、それとも割安なのかを判断するための目安になります。

PER推移グラフ

事業内容は?

当社グループは、機能商品、素材及びヘルスケアの3つの分野で事業活動を行っており、スペシャリティマテリアルズ、産業ガス、ヘルスケア、MMA、ベーシックマテリアルズの5つのセグメント及びその他の区分に分かれています。

事業セグメント

  • スペシャリティマテリアルズ: 機能商品分野における特化した材料の提供。
  • 産業ガス: 素材分野における産業用ガスの製造と供給。
  • ヘルスケア: ヘルスケア分野における製品とサービスの提供。
  • MMA: 素材分野におけるメチルメタクリレート関連製品の製造。
  • ベーシックマテリアルズ: 素材分野における基礎的な材料の提供。

セグメント別の業績は?

セグメント別利益の推移グラフ

事業の特徴・強み

  • 当社グループは、405社の子会社及び147社の関連会社を通じて多様な事業活動を展開しており、各分野での専門性を活かした製品とサービスを提供しています。

今後の展開・方針

当第1四半期連結会計期間において、報告セグメントの区分を変更し、事業の効率化と成長を図っています。

キャッシュフロー推移

以下は過去のキャッシュフローの推移を示すグラフです。

キャッシュフロー推移グラフ

どんなことに設備投資している?

当社グループは、長期的に成長が期待できる製品分野に重点を置き、併せて省力化、合理化のための投資を行っています。各年度において、様々な製造設備の新設や増設を行い、生産能力の増強に努めています。これにより、エチレン・ビニルアルコール共重合樹脂、ポリエステルフィルム、ポリプロピレン、液化炭酸ガス、ドライアイス、ワクチンなどの製造能力を強化し、持続的な成長を目指しています。

※過去の投資内容は下記のとおりです。

  • 2015-03-31 (165,057百万円)
    目的: 生産能力増強
    詳細: ノルテックス社(アメリカ)エチレン・ビニルアルコール共重合樹脂製造設備増設、ミツビシポリエステルフィルム社(ドイツ)アルミ樹脂複合板製造設備新設、三菱樹脂光学薄膜(無錫)社(中国)ポリエステルフィルム加工製品製造設備新設、三菱レイヨン・カーボン・ファイバー・アンド・コンポジッツ社(アメリカ)炭素繊維製造設備増設、三菱樹脂㈱フィルム製品製造設備増設、日本合成化学工業㈱ポリビニルアルコールフィルム製造設備増設、田辺三菱製薬㈱新社屋建設、田辺三菱製薬工場㈱製剤棟増設、マチソン・トライガス社(アメリカ)空気分離設備新設、大陽日酸㈱水-18O製造設備新設、ルーサイト・インターナショナル社(アメリカ)メタクリル酸製造設備新設
  • 2016-03-31 (176,508百万円)
    目的: 生産能力増強
    詳細: ノルテックス社(アメリカ)エチレン・ビニルアルコール共重合樹脂製造設備増設、三菱レイヨン・カーボン・ファイバー・アンド・コンポジッツ社(アメリカ)炭素繊維製造設備増設、三菱樹脂㈱高機能フィルム製造設備増設、日本合成化学工業㈱ポリビニルアルコールフィルム製造設備増設、田辺三菱製薬工場㈱製剤棟増設、大陽日酸㈱空気分離設備新設、三菱レイヨン㈱メタクリル酸触媒製造設備新設
  • 2019-03-31 (231,742百万円)
    目的: 生産能力増強
    詳細: 日本合成化学工業㈱ポリビニルアルコールフィルム製造設備増設、三菱化学光学薄膜(無錫)社ポリエステルフィルム加工製品製造設備増設、日本ポリプロ㈱ポリプロピレン製造設備新設、大陽日酸㈱空気分離装置新設、㈱生命科学インスティテュート再生医療細胞加工施設新設、メディカゴ社ワクチン製造設備新設
  • 2020-03-31 (240,390百万円)
    目的: 生産能力増強
    詳細: 三菱ケミカル㈱ポリビニルアルコールフィルム製造設備増設、ノルテックス社エチレン・ビニルアルコール共重合樹脂製造設備増設、日本ポリプロ㈱ポリプロピレン製造設備新設、大陽日酸㈱空気分離装置新設、メディカゴ社ワクチン製造設備新設
  • 2021-03-31 (263,715百万円)
    目的: 生産能力増強
    詳細: 三菱ケミカル㈱ポリビニルアルコールフィルム製造設備増設、エムシー・ペット・フィルム・インドネシア社ポリエステルフィルム製造設備増設、日本液炭㈱液化炭酸ガス及びドライアイス製造工場新設、メディカゴ社ワクチン製造設備新設、田辺三菱製薬㈱新研究棟建設
  • 2022-03-31 (254,589百万円)
    目的: 生産能力増強
    詳細: エムシー・ペット・フィルム・インドネシア社ポリエステルフィルム製造設備増設、日本液炭㈱液化炭酸ガス及びドライアイス製造工場新設、メディカゴ社ワクチン製造設備新設、田辺三菱製薬㈱新研究棟建設、三菱ケミカル㈱新研究棟建設
  • 2023-03-31 (282,173百万円)
    目的: 生産能力増強
    詳細: 三菱ケミカルアドバンスドマテリアルズ(スイス)社 シーピーシー社関連設備への投資、Mitsubishi Polyester Film GmbHポリエステルフィルム製造設備増設、エムシー・ペット・フィルム・インドネシア社ポリエステルフィルム製造設備増設、三菱ケミカル㈱輸出コークス出荷能力増強設備、マチソン・トライガス社水素供給設備の新設、㈱JFEサンソセンター空気分離装置の新設、日本液炭㈱液化炭酸ガス及びドライアイス製造工場新設
  • 2024-03-31 (283,874百万円)
    目的: 生産能力増強
    詳細: 三菱ケミカル・ユーケー社ソアノール™製造設備増設、シーピーシー社炭素繊維関連製品の製造設備増設、三菱ケミカル㈱シュガーエステル製造設備増設、Mitsubishi Polyester Film GmbHポリエステルフィルム製造設備増設、マチソン・トライガス社水素供給設備の新設、空気分離装置の新設、㈱JFEサンソセンター空気分離装置の新設

負債・純資産と自己資本比率の推移

以下は過去の負債・純資産と自己資本比率の推移を示すグラフです。自己資本比率とは、企業の総資産のうち、返済する必要のない「自己資本」がどのくらいの割合を占めているかを示す財務指標です。
簡単に言うと、その企業がどれだけ借金に頼らずに経営しているか、つまり財務の安全性がどれくらい高いかを表す指標となります。

負債・純資産と自己資本比率の推移グラフ

貸借対照表の比較図

以下は過去の貸借対照表の過去と現在を比較する図です。貸借対照表の比較図は、企業の財務状況の変化を時系列で把握するのに役立ちます。資産・負債・純資産の各項目が増減しているかを見ることで、会社の体力(安全性)が強まっているか、借金が増えてリスクが高まっているか、あるいは投資活動が活発かなどを一目で判断できます。これにより、単年度では見えない経営の傾向や潜在的な問題を読み解くことができます。

貸借対照表の比較図

純利益・配当推移

以下は過去の利益・配当の推移を示すグラフです。純利益・配当の推移グラフは、企業がどれだけ稼ぎ、その利益を株主にどれだけ還元しているかを示します。純利益の伸びと配当の増減を比較することで、企業の成長性、株主還元への姿勢、そして将来の投資に資金を回しているかなど、経営戦略を読み解くヒントが得られます。これにより、その企業が健全な成長をしているか、あるいは無理な配当をしていないかなどを判断できます。

利益・配当推移グラフ

純利益と配当性向の散布図

以下は過去の純利益と配当性向の散布図です。純利益と配当性向の散布図は、企業の稼ぐ力(純利益)と、その利益をどの程度株主に還元しているか(配当性向)の関係性を視覚的に示します。プロットされた各点が右上に位置するほど、純利益も配当性向も高いことを意味し、企業が成長しながら株主還元も積極的であることを示唆します。これにより、企業の利益創出力と株主還元のバランスを把握できます。

純利益と配当性向の散布図

棚卸資産と在庫回転率の推移

以下は過去の棚卸資産と在庫回転率の推移を示すグラフです。棚卸資産とは、企業が在庫として持っている商品や原材料などの資産のことです。在庫回転率とは、一定期間における棚卸資産の回転数を示す指標で、在庫の効率性を測るための指標です。在庫回転率が高いほど、在庫が効率的に回転していることを示し、在庫の滞留が少ないことを意味します。

棚卸資産と在庫回転率の推移グラフ