過去の業績推移は?
以下は過去の営業利益・純利益と営業利益率の推移を示すグラフです
株価はどうなっている?
以下は過去の株価とPERの推移を示すグラフです。一般にPERはその企業の利益に対して、株価が割高なのか、それとも割安なのかを判断するための目安になります。
事業内容は?
当社グループは、粘着技術を基盤に高分子技術を駆使して、布・紙・セロファン・プラスチックをベースとした医薬品、各種感圧性粘着テープ及び接着剤並びにそれらに関連する機械器具の製造販売を行っています。
事業セグメント
- メディカル事業: 医薬品業界向けの絆創膏等を製造販売し、子会社であるニチバンメディカル㈱に製造を委託しています。東南アジア・南アジア・中東地域へはNICHIBAN (THAILAND) CO.,LTD.が、欧州地域へはNICHIBAN EUROPE GmbHが販売を行っています。
- テープ事業: 産業用粘着テープ業界及び文具・事務用品業界向けの粘着テープを製造販売しています。子会社であるニチバンプリント㈱及びニチバンテクノ㈱に製造を委託し、NICHIBAN (THAILAND) CO.,LTD.とNICHIBAN EUROPE GmbHがそれぞれの地域で販売を行っています。
セグメント別の業績は?
事業の特徴・強み
- 粘着技術と高分子技術を駆使した製品開発力
今後の展開・方針
具体的な今後の展開・戦略は記載されていません。
キャッシュフロー推移
以下は過去のキャッシュフローの推移を示すグラフです。
どんなことに設備投資している?
当社グループは、ブランドの維持・向上と収益構造の強化を基本戦略とし、医薬品及び医療衛生材料の製造設備や粘着テープの製造設備への投資を中心に、全額自己資金で設備投資を行ってきました。これにより、生産能力の増強を図り、基幹システムの刷新や研究施設の新設などを通じて、全社的な効率化と合理化を進めています。
※過去の投資内容は下記のとおりです。
- 2015-03-31 (18億1千8百万円)
目的: 生産能力増強
詳細: メディカル事業本部に医薬品及び医療衛生材料の製造設備、裁断・包装設備を中心に4億9千6百万円、テープ事業本部に粘着テープの製造設備、裁断・包装設備を中心に10億7千8百万円の設備投資 - 2016-03-31 (35億8千6百万円)
目的: 生産能力増強
詳細: メディカル事業本部に医薬品及び医療衛生材料の製造設備、裁断・包装設備を中心に5億9千6百万円、テープ事業本部に粘着テープの製造設備、裁断・包装設備を中心に28億9百万円の設備投資 - 2017-03-31 (58億1千8百万円)
目的: 生産能力増強
詳細: メディカル事業に医薬品生産工場及び研究施設の新設を中心に46億5千3百万円、テープ事業に粘着テープの製造設備、裁断・包装設備を中心に9億7千2百万円の設備投資 - 2018-03-31 (64億8千9百万円)
目的: 生産能力増強
詳細: メディカル事業に医薬品生産工場及び研究施設の新設を中心に50億8千6百万円、テープ事業に粘着テープの製造設備、裁断・包装設備を中心に10億2千9百万円の設備投資 - 2019-03-31 (2,054百万円)
目的: 生産能力増強
詳細: メディカル事業に医薬品生産工場および研究施設の新設を中心に681百万円、テープ事業に粘着テープの製造設備、裁断・包装設備を中心に856百万円の設備投資 - 2020-03-31 (1,455百万円)
目的: 生産能力増強
詳細: メディカル事業に医薬品および医療衛生材料の製造設備、裁断・包装設備を中心に630百万円、テープ事業に粘着テープの製造設備、裁断・包装設備を中心に457百万円の設備投資 - 2021-03-31 (2,755百万円)
目的: 生産能力増強
詳細: メディカル事業に生産増強に伴う医薬品および医療衛生材料の製造設備、裁断・包装設備を中心に1,534百万円、テープ事業に粘着テープの製造設備、裁断・包装設備を中心に587百万円、全社共通で基幹システム刷新に伴うソフトウェアを中心に632百万円の設備投資 - 2022-03-31 (3,981百万円)
目的: 生産能力増強
詳細: メディカル事業に生産増強に伴う医薬品および医療衛生材料の製造設備、裁断・包装設備を中心に2,490百万円、テープ事業に粘着テープの製造設備、裁断・包装設備を中心に827百万円、全社共通で基幹システム刷新に伴うソフトウェアを中心に664百万円の設備投資 - 2023-03-31 (4,092百万円)
目的: 生産能力増強
詳細: メディカル事業に生産増強に伴う医薬品及び医療衛生材料の製造設備、裁断・包装設備を中心に777百万円、テープ事業に粘着テープの製造設備、裁断・包装設備を中心に3,069百万円、全社共通で基幹システム刷新に伴うソフトウェアを中心に245百万円の設備投資 - 2024-03-31 (1,949百万円)
目的: 生産能力増強
詳細: メディカル事業に生産増強に伴う医薬品及び医療衛生材料の製造設備、裁断・包装設備を中心に452百万円、テープ事業に粘着テープの製造設備、裁断・包装設備を中心に922百万円、全社共通で研究に用いる機械装置を中心に575百万円の設備投資
負債・純資産と自己資本比率の推移
以下は過去の負債・純資産と自己資本比率の推移を示すグラフです。自己資本比率とは、企業の総資産のうち、返済する必要のない「自己資本」がどのくらいの割合を占めているかを示す財務指標です。
簡単に言うと、その企業がどれだけ借金に頼らずに経営しているか、つまり財務の安全性がどれくらい高いかを表す指標となります。
貸借対照表の比較図
以下は過去の貸借対照表の過去と現在を比較する図です。貸借対照表の比較図は、企業の財務状況の変化を時系列で把握するのに役立ちます。資産・負債・純資産の各項目が増減しているかを見ることで、会社の体力(安全性)が強まっているか、借金が増えてリスクが高まっているか、あるいは投資活動が活発かなどを一目で判断できます。これにより、単年度では見えない経営の傾向や潜在的な問題を読み解くことができます。
純利益・配当推移
以下は過去の利益・配当の推移を示すグラフです。純利益・配当の推移グラフは、企業がどれだけ稼ぎ、その利益を株主にどれだけ還元しているかを示します。純利益の伸びと配当の増減を比較することで、企業の成長性、株主還元への姿勢、そして将来の投資に資金を回しているかなど、経営戦略を読み解くヒントが得られます。これにより、その企業が健全な成長をしているか、あるいは無理な配当をしていないかなどを判断できます。
純利益と配当性向の散布図
以下は過去の純利益と配当性向の散布図です。純利益と配当性向の散布図は、企業の稼ぐ力(純利益)と、その利益をどの程度株主に還元しているか(配当性向)の関係性を視覚的に示します。プロットされた各点が右上に位置するほど、純利益も配当性向も高いことを意味し、企業が成長しながら株主還元も積極的であることを示唆します。これにより、企業の利益創出力と株主還元のバランスを把握できます。
棚卸資産と在庫回転率の推移
以下は過去の棚卸資産と在庫回転率の推移を示すグラフです。棚卸資産とは、企業が在庫として持っている商品や原材料などの資産のことです。在庫回転率とは、一定期間における棚卸資産の回転数を示す指標で、在庫の効率性を測るための指標です。在庫回転率が高いほど、在庫が効率的に回転していることを示し、在庫の滞留が少ないことを意味します。
関連会社情報
以下は関連会社の情報です。
連結子会社
会社名 | 住所 | 資本金 | 事業内容 | 出資比率 | 役員兼任等 |
---|---|---|---|---|---|
ニチバンプリント㈱ | 埼玉県日高市 | 39百万円 | テープ事業 | 100.0(5.1) | 役員兼任 5名(うち当社従業員3名) |
ニチバンテクノ㈱ | 愛知県安城市 | 20百万円 | テープ事業 | 100.0(7.5) | 役員兼任 5名(うち当社従業員3名) |
ニチバンメディカル㈱ | 福岡県朝倉郡筑前町 | 70百万円 | メディカル事業 | 100.0(12.9) | 役員兼任 5名(うち当社従業員3名) |
NICHIBAN (THAILAND) CO.,LTD. | タイ国バンコク市 | 百万Baht10 | メディカル事業テープ事業 | 100.0 | 役員兼任 3名(うち当社従業員2名) |
NICHIBAN EUROPE GmbH | ドイツデュッセルドルフ市 | 千Euro 25 | メディカル事業テープ事業 | 100.0 | 役員兼任 3名(うち当社従業員2名) |
持分法適用関連会社
会社名 | 住所 | 資本金 | 事業内容 | 出資比率 | 役員兼任等 |
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㈱飯洋化工 | 東京都千代田区 | 40百万円 | テープ事業 | 25.0 | 役員兼任 1名(うち当社従業員1名) |
UNION THAI-NICHIBAN CO.,LTD. | タイ国バンコク市 | 百万Baht15 | テープ事業 | 43.0 | 役員兼任 4名(うち当社従業員3名) |
大東化工㈱ | 岐阜県岐阜市 | 50百万円 | テープ事業 | 33.9 | 役員兼任 2名(うち当社従業員2名) |
注釈
- 1.「主要な事業の内容」欄には、関連するセグメントの名称を記載しております。
- 2.「議決権の所有又は[被所有]割合」欄の(内書)は間接所有割合であります。
- 3.特定子会社に該当しております。