[4247] ポバール興業 の財務・株価分析レポート

ポバール興業の2025年03月期の営業利益は238百万円、営業利益率は7.0%と前年比79百万円減、営業利益率は1.8%pt減です。

過去の業績推移は?

以下は過去の営業利益・純利益と営業利益率の推移を示すグラフです

営業利益・純利益と営業利益率の推移グラフ

株価はどうなっている?

以下は過去の株価とPERの推移を示すグラフです。一般にPERはその企業の利益に対して、株価が割高なのか、それとも割安なのかを判断するための目安になります。

PER推移グラフ

事業内容は?

当社グループは、素材選定技術、接着技術、樹脂加工技術を駆使した樹脂加工品の製造・販売および産業用機械の設計・製造・販売を行っています。

事業セグメント

  • 総合接着・樹脂加工事業: 特殊コンベアベルト、機能性ベルト、伝動ベルト、研磨及び研磨用部材を製造・販売。特殊コンベアベルトは自動車、鉄鋼、食品業界で使用され、機能性ベルトは高級繊維の製造用に使用される。伝動ベルトは動力を伝達し、研磨用部材は超精密研磨工程で使用される。
  • 特殊設計機械事業: 搬送機、回転式熱交換器、メカニカルシール等の産業用機械を製造・販売。搬送機は運搬装置で、回転式熱交換器は食品業界で使用され、メカニカルシールはケミカルプロセス分野で使用される密封シール。

セグメント別の業績は?

セグメント別利益の推移グラフ

事業の特徴・強み

  • 最適な材料・原料選択、用途・環境に耐えうる接着技術、熟練した技術者による樹脂加工技術が強み。

今後の展開・方針

今後の展開・戦略についての具体的な記載はありません。

キャッシュフロー推移

以下は過去のキャッシュフローの推移を示すグラフです。

キャッシュフロー推移グラフ

どんなことに設備投資している?

過去数年間にわたり、当社グループは生産能力の増強を中心に設備投資を行ってきました。特に、ベルト関連の新工場建設や生産設備の購入などに重点を置き、環境対応や販売能力の強化にも取り組んでいます。

※過去の投資内容は下記のとおりです。

  • 2015-03-31 (201百万円)
    目的: 生産能力増強
    詳細: ベルト関連、研磨関連の生産設備である圧着プレス、スライサーの購入及びPOBAL DEVICE KOREA CO.,LTD.における工場、工場用地の購入
  • 2016-03-31 (120百万円)
    目的: 環境対応
    詳細: 太陽光発電設備の購入及び博宝楽輸送帯科技(昆山)有限公司における環境保全設備の設置
  • 2017-03-31 (71百万円)
    目的: 生産能力増強
    詳細: 2000mm幅のプレスの購入及び蛇行止め溶着機の購入
  • 2018-03-31 (215百万円)
    目的: 生産能力増強
    詳細: 大安第8工場の建設、大阪営業所の建設、300tプレスの購入、日新製作所における本社工場の建設
  • 2019-03-31 (149百万円)
    目的: 生産能力増強
    詳細: 高速高性能NCカット機、太陽光発電設備及び株式会社日新製作所における土地の取得
  • 2020-03-31 (49百万円)
    目的: 効率化
    詳細: フルスペックオートリバース継ぎ手削り機、工場・事務所内の空調設備
  • 2021-03-31 (369百万円)
    目的: 販売能力増強
    詳細: 営業所用オフィス(東京都千代田区)の取得
  • 2022-03-31 (148百万円)
    目的: 生産能力増強
    詳細: 博宝楽輸送帯科技(昆山)有限公司における工場移転及び本社工場におけるロールストッカーの取得
  • 2023-03-31 (166百万円)
    目的: 生産能力増強
    詳細: 本社における新ベルト工場の建設着手金
  • 2024-03-31 (753百万円)
    目的: 生産能力増強
    詳細: 本社新ベルト工場の建設

負債・純資産と自己資本比率の推移

以下は過去の負債・純資産と自己資本比率の推移を示すグラフです。自己資本比率とは、企業の総資産のうち、返済する必要のない「自己資本」がどのくらいの割合を占めているかを示す財務指標です。
簡単に言うと、その企業がどれだけ借金に頼らずに経営しているか、つまり財務の安全性がどれくらい高いかを表す指標となります。

負債・純資産と自己資本比率の推移グラフ

貸借対照表の比較図

以下は過去の貸借対照表の過去と現在を比較する図です。貸借対照表の比較図は、企業の財務状況の変化を時系列で把握するのに役立ちます。資産・負債・純資産の各項目が増減しているかを見ることで、会社の体力(安全性)が強まっているか、借金が増えてリスクが高まっているか、あるいは投資活動が活発かなどを一目で判断できます。これにより、単年度では見えない経営の傾向や潜在的な問題を読み解くことができます。

貸借対照表の比較図

純利益・配当推移

以下は過去の利益・配当の推移を示すグラフです。純利益・配当の推移グラフは、企業がどれだけ稼ぎ、その利益を株主にどれだけ還元しているかを示します。純利益の伸びと配当の増減を比較することで、企業の成長性、株主還元への姿勢、そして将来の投資に資金を回しているかなど、経営戦略を読み解くヒントが得られます。これにより、その企業が健全な成長をしているか、あるいは無理な配当をしていないかなどを判断できます。

利益・配当推移グラフ

純利益と配当性向の散布図

以下は過去の純利益と配当性向の散布図です。純利益と配当性向の散布図は、企業の稼ぐ力(純利益)と、その利益をどの程度株主に還元しているか(配当性向)の関係性を視覚的に示します。プロットされた各点が右上に位置するほど、純利益も配当性向も高いことを意味し、企業が成長しながら株主還元も積極的であることを示唆します。これにより、企業の利益創出力と株主還元のバランスを把握できます。

純利益と配当性向の散布図

棚卸資産と在庫回転率の推移

以下は過去の棚卸資産と在庫回転率の推移を示すグラフです。棚卸資産とは、企業が在庫として持っている商品や原材料などの資産のことです。在庫回転率とは、一定期間における棚卸資産の回転数を示す指標で、在庫の効率性を測るための指標です。在庫回転率が高いほど、在庫が効率的に回転していることを示し、在庫の滞留が少ないことを意味します。

棚卸資産と在庫回転率の推移グラフ