[4260] ハイブリッドテクノロジーズ の財務・株価分析レポート

過去の業績推移は?

以下は過去の営業利益・純利益と営業利益率の推移を示すグラフです

営業利益・純利益と営業利益率の推移グラフ

株価はどうなっている?

以下は過去の株価とPERの推移を示すグラフです。一般にPERはその企業の利益に対して、株価が割高なのか、それとも割安なのかを判断するための目安になります。

PER推移グラフ

事業内容は?

当社グループは、日本とベトナムを融合させ、ビジネスとテクノロジーの側面から顧客のデジタルトランスフォーメーションを推進するためのソフトウェア開発を軸とする『ハイブリッド型サービス』を提供しています。

事業セグメント

  • ハイブリッド型サービス: 日本のIT人材不足に対して、ベトナムのエンジニアリソースを活用し、顧客のDX化を推進する。ストックサービスとフローサービスの2つの形態で提供され、顧客のプロダクト開発を一気通貫で行う体制が特徴。

事業の特徴・強み

  • 日本とベトナムのシナジーを活かし、高い適性を持つベトナムを開発拠点とすることで、日本のDXパートナーとしての優位性を持つ。
  • 日本人PM、ベトナムのSE、BSEを柱とした一気通貫の開発体制により、上流工程からの開発が可能で、円滑なコミュニケーションを実現。
  • 豊富なIT人材を活用し、機動性とコストメリットを両立。日本とベトナムでの採用、育成体制を構築し、優秀な人材を確保。
  • 品質管理体制を整え、ISO認定に準拠した管理とセキュリティ施策により、開発品質と情報管理の向上を図る。

今後の展開・方針

ベトナムを開発拠点として、日本のDX推進パートナーとしての適性を活かし、IT人材の育成と供給を強化し、ハイブリッド型サービスを通じて顧客の競争優位性を高める。

キャッシュフロー推移

以下は過去のキャッシュフローの推移を示すグラフです。

キャッシュフロー推移グラフ

どんなことに設備投資している?

当社グループは、社内インフラの整備、組織の拡張及び持続的な事業成長を支える経営基盤の強化を目的として、計画的かつ継続的に設備投資を行っています。各年度において、効率化を目的とした投資を中心に、オフィス改装や設備の取得を進めてきました。

※過去の投資内容は下記のとおりです。

  • 2022-09-30 (26,624千円)
    目的: 効率化
    詳細: Hybrid Technologies Vietnam Co., Ltd.のオフィス改装工事14,157千円、パソコンの購入9,108千円、会計システムの購入620千円
  • 2023-09-30 (75,533千円)
    目的: 効率化
    詳細: 株式会社イクシアスの本社移転に伴う建物附属設備、工具器具備品の取得
  • 2024-09-30 (10,192千円)
    目的: 効率化
    詳細: 当社のオフィス改装工事1,010千円、工具器具備品の取得345千円、Hybrid Technologies Vietnam Co., Ltd.の工具器具備品の取得3,726千円、ソフトウェアの取得5,112千円

負債・純資産と自己資本比率の推移

以下は過去の負債・純資産と自己資本比率の推移を示すグラフです。自己資本比率とは、企業の総資産のうち、返済する必要のない「自己資本」がどのくらいの割合を占めているかを示す財務指標です。
簡単に言うと、その企業がどれだけ借金に頼らずに経営しているか、つまり財務の安全性がどれくらい高いかを表す指標となります。

負債・純資産と自己資本比率の推移グラフ

貸借対照表の比較図

以下は過去の貸借対照表の過去と現在を比較する図です。貸借対照表の比較図は、企業の財務状況の変化を時系列で把握するのに役立ちます。資産・負債・純資産の各項目が増減しているかを見ることで、会社の体力(安全性)が強まっているか、借金が増えてリスクが高まっているか、あるいは投資活動が活発かなどを一目で判断できます。これにより、単年度では見えない経営の傾向や潜在的な問題を読み解くことができます。

貸借対照表の比較図

純利益・配当推移

以下は過去の利益・配当の推移を示すグラフです。純利益・配当の推移グラフは、企業がどれだけ稼ぎ、その利益を株主にどれだけ還元しているかを示します。純利益の伸びと配当の増減を比較することで、企業の成長性、株主還元への姿勢、そして将来の投資に資金を回しているかなど、経営戦略を読み解くヒントが得られます。これにより、その企業が健全な成長をしているか、あるいは無理な配当をしていないかなどを判断できます。

利益・配当推移グラフ

純利益と配当性向の散布図

以下は過去の純利益と配当性向の散布図です。純利益と配当性向の散布図は、企業の稼ぐ力(純利益)と、その利益をどの程度株主に還元しているか(配当性向)の関係性を視覚的に示します。プロットされた各点が右上に位置するほど、純利益も配当性向も高いことを意味し、企業が成長しながら株主還元も積極的であることを示唆します。これにより、企業の利益創出力と株主還元のバランスを把握できます。

純利益と配当性向の散布図

棚卸資産と在庫回転率の推移

以下は過去の棚卸資産と在庫回転率の推移を示すグラフです。棚卸資産とは、企業が在庫として持っている商品や原材料などの資産のことです。在庫回転率とは、一定期間における棚卸資産の回転数を示す指標で、在庫の効率性を測るための指標です。在庫回転率が高いほど、在庫が効率的に回転していることを示し、在庫の滞留が少ないことを意味します。

棚卸資産と在庫回転率の推移グラフ

関連会社情報

以下は関連会社の情報です。

連結子会社

会社名 住所 資本金 事業内容 出資比率 役員兼任等
Hybrid Technologies Vietnam Co., Ltd. ベトナムホーチミン市 226,950千VND ハイブリッド型サービス 100.0 役員の兼任1名
Hybrid Techno Camp Co., Ltd. ベトナムホーチミン市 40,624,200千VND ハイブリッド型サービス 100.0 役員の兼任1名
株式会社ハイブリッドテックエージェント 東京都中央区 9,990千円 ハイブリッド型サービス 100.0 役員の兼任1名
Wur株式会社 東京都中央区 3,000千円 ハイブリッド型サービス 67.0 役員の兼任2名
ドコドア株式会社 新潟県新潟市中央区 10,000千円 ハイブリッド型サービス 80.0 役員の兼任1名

持分法適用関連会社

持分法適用関連会社の情報がありません。

注釈

  • 1.「主要な事業の内容」欄について、当社グループは単一セグメントであるため、連結子会社が行う主要な事業を記載しております。また、その他の関係会社については事業の内容を記載しています。
  • 2.議決権の所有割合又は被所有割合の( )内は間接所有割合であり、内数であります。
  • 3.有価証券報告書の提出会社であります。
  • 4.特定子会社に該当しております。
  • 5.売上収益(連結会社相互間の内部売上収益を除く)の連結売上収益に占める割合が10%を超えております。主要な損益情報等 (1)売上収益:2,712,874千円 (2)営業利益: △53,532千円 (3)当期利益: △15,548千円 (4)資本合計: 174,791千円 (5)資産合計:1,048,179千円
  • 6.当社は、2021年5月14日開催の取締役会において、当社の連結子会社であるHybrid Techno Camp Co., Ltd.の解散及び清算を決議致しました。現地の法律に従い必要な手続きが完了次第、清算結了となる予定です。
  • 7.2024年4月1日付でWur株式会社の67%株式を取得し、同社を連結子会社といたしました。
  • 8.2024年7月17日付でドコドア株式会社の80%株式を取得し、同社を連結子会社といたしました。
  • 9.被所有持分は100分の20未満ですが、実質的な影響力を持っている株式会社エアトリの子会社であるためその他の関係会社としたものであります。