過去の業績推移は?
以下は過去の営業利益・純利益と営業利益率の推移を示すグラフです
株価はどうなっている?
以下は過去の株価とPERの推移を示すグラフです。一般にPERはその企業の利益に対して、株価が割高なのか、それとも割安なのかを判断するための目安になります。
事業内容は?
当社グループは、音楽・スポーツ・演劇・映画・各種イベント等のチケット販売、レジャー・エンタテインメント領域におけるムック・書籍の刊行及びウェブサイトの運営、コンサートやイベントの企画・制作・運営を主たる業務としています。
事業セグメント
- チケッティングビジネス: 興行チケット予約販売システム「チケットぴあ」を通じて、音楽、スポーツ、演劇、映画及びレジャーなどのチケット販売を行い、全国約38,000カ所の購入・発券場所を有し、インターネットで24時間の受付・販売を行っています。
- ソリューションビジネス: 「チケットぴあ」のシステムやノウハウを提供し、プロモーションや販売サービス、顧客管理戦略の立案まで、法人向けに各種ソリューションビジネスを展開しています。
- コンテンツビジネス: 各種興行イベントの主催、企画、制作、運営に積極的に取り組み、音楽フェスティバル、舞台、オリジナルイベントの単独主催や、映画への出資参画、アジアマーケットへの進出などビジネス領域を拡大しています。
- ホール・劇場ビジネス: 音楽専用ホール「ぴあアリーナMM」の運営を通じて、コンテンツ、ソリューション、チケット流通、プロモーションに加え、会場運営という新たな事業を展開しています。
- メディア・プロモーションビジネス: レジャー・エンタテインメント領域における書籍や雑誌の刊行、デジタルネットワークを活用したクロスメディア型事業を推進し、収益構造の安定化に注力しています。
- 会員サービス: 「チケットぴあ」の会員制度を通じて、チケット先行予約やアミューズメント施設の料金割引などのサービスを提供し、会員管理業務を代行するビジネスも展開しています。
- スポーツくじビジネス: スポーツ振興くじの販売・払戻し等の運営管理業務を行い、スポーツくじの販売業務を担っています。
事業の特徴・強み
- 日本最大級のチケット販売ネットワークを有し、豊富なノウハウを活用した票券管理業務や国際イベントへの協力実績があります。
- 「チケットぴあ」のシステムやノウハウを活用した法人向けソリューションビジネスを展開し、収益拡大やマーケットの活性化をサポートしています。
- 音楽専用ホール「ぴあアリーナMM」を運営し、音楽業界のニーズに応える最適化された環境を提供しています。
今後の展開・方針
国際大会やイベントへの参画を予定し、集客エンタテインメントと街づくりの一体化を目指して三菱地所と業務・資本提携を行い、新たなソリューションサービスの提供を目指しています。また、スイス・DAIMANI社との業務提携により、日本・アジアのホスピタリティ文化の創出事業に参入し、VIP向け高付加価値体験パッケージの企画・販売を開始しています。
キャッシュフロー推移
以下は過去のキャッシュフローの推移を示すグラフです。
どんなことに設備投資している?
当社グループは、主に電子チケット販売システムやチケッティングシステムのソフトウェア開発に投資を行っており、効率化を目的とした設備投資を継続的に行っています。これにより、レジャー・エンタテインメント関連事業の強化を図り、自己資金及び金融機関からの借入金を活用して資金を調達しています。
※過去の投資内容は下記のとおりです。
- 2015-03-31 (528,634千円)
目的: 効率化
詳細: 電子チケット販売システムのソフト開発、チケット販売システム開発及び会計システム開発 - 2016-03-31 (723,877千円)
目的: 効率化
詳細: 電子チケット販売システムのソフト開発、チケット販売システム開発及びサーバー機器入替え - 2017-03-31 (1,815百万円)
目的: 効率化
詳細: 電子チケット販売システムのソフト開発、チケット販売システム開発及びサーバー機器入替え - 2018-03-31 (3,216百万円)
目的: 効率化
詳細: 電子チケット販売システムのソフト開発、チケット販売システム開発及びサーバー機器入替え - 2019-03-31 (5,078百万円)
目的: 効率化
詳細: 電子チケット販売システムのソフト開発、チケット販売システム開発及びアリーナ事業の建設関連 - 2020-03-31 (8,627百万円)
目的: 効率化
詳細: 電子チケット販売システムのソフト開発、チケット販売システム開発及びアリーナ事業の建設関連 - 2021-03-31 (4,448百万円)
目的: 効率化
詳細: 電子チケット販売システムのソフト開発、チケット販売システム開発及びアリーナ事業の建設関連 - 2022-03-31 (2,925百万円)
目的: 効率化
詳細: 電子チケット販売システムのソフト開発、チケット販売システム開発 - 2023-03-31 (3,363百万円)
目的: 効率化
詳細: チケッティングシステムのソフトウエア開発 - 2024-03-31 (1,997百万円)
目的: 効率化
詳細: チケッティングシステムのソフトウエア開発 - 2025-03-31 (2,415百万円)
目的: 効率化
詳細: チケッティングシステムのソフトウエア開発
負債・純資産と自己資本比率の推移
以下は過去の負債・純資産と自己資本比率の推移を示すグラフです。自己資本比率とは、企業の総資産のうち、返済する必要のない「自己資本」がどのくらいの割合を占めているかを示す財務指標です。
簡単に言うと、その企業がどれだけ借金に頼らずに経営しているか、つまり財務の安全性がどれくらい高いかを表す指標となります。
貸借対照表の比較図
以下は過去の貸借対照表の過去と現在を比較する図です。貸借対照表の比較図は、企業の財務状況の変化を時系列で把握するのに役立ちます。資産・負債・純資産の各項目が増減しているかを見ることで、会社の体力(安全性)が強まっているか、借金が増えてリスクが高まっているか、あるいは投資活動が活発かなどを一目で判断できます。これにより、単年度では見えない経営の傾向や潜在的な問題を読み解くことができます。
純利益・配当推移
以下は過去の利益・配当の推移を示すグラフです。純利益・配当の推移グラフは、企業がどれだけ稼ぎ、その利益を株主にどれだけ還元しているかを示します。純利益の伸びと配当の増減を比較することで、企業の成長性、株主還元への姿勢、そして将来の投資に資金を回しているかなど、経営戦略を読み解くヒントが得られます。これにより、その企業が健全な成長をしているか、あるいは無理な配当をしていないかなどを判断できます。
純利益と配当性向の散布図
以下は過去の純利益と配当性向の散布図です。純利益と配当性向の散布図は、企業の稼ぐ力(純利益)と、その利益をどの程度株主に還元しているか(配当性向)の関係性を視覚的に示します。プロットされた各点が右上に位置するほど、純利益も配当性向も高いことを意味し、企業が成長しながら株主還元も積極的であることを示唆します。これにより、企業の利益創出力と株主還元のバランスを把握できます。
棚卸資産と在庫回転率の推移
以下は過去の棚卸資産と在庫回転率の推移を示すグラフです。棚卸資産とは、企業が在庫として持っている商品や原材料などの資産のことです。在庫回転率とは、一定期間における棚卸資産の回転数を示す指標で、在庫の効率性を測るための指標です。在庫回転率が高いほど、在庫が効率的に回転していることを示し、在庫の滞留が少ないことを意味します。