[4826] CIJ の財務・株価分析レポート

CIJの2024年06月期の営業利益は1,964百万円、営業利益率は7.6%と前年比135百万円増、営業利益率は0.4%pt減です。

過去の業績推移は?

以下は過去の営業利益・純利益と営業利益率の推移を示すグラフです

営業利益・純利益と営業利益率の推移グラフ

株価はどうなっている?

以下は過去の株価とPERの推移を示すグラフです。一般にPERはその企業の利益に対して、株価が割高なのか、それとも割安なのかを判断するための目安になります。

PER推移グラフ

事業内容は?

当社グループはシステム開発及び関連サービスを提供しています。

事業セグメント

  • システム開発: システムの設計、製造、運用・保守業務を行っています。
  • コンサルテーション及び調査研究: システムに関するコンサルテーション及び調査研究業務を行っています。
  • システム/パッケージ・インテグレーション・サービス: システムまたは自社ソフトウェア製品のインテグレーション・サービスを提供しています。
  • その他: コンピュータ製品の販売及びその他のサービスを提供しています。

事業の特徴・強み

  • システム開発からコンサルテーション、インテグレーション、製品販売まで幅広いサービスを提供。

今後の展開・方針

テキストに具体的な今後の展開・戦略の説明はありません。

キャッシュフロー推移

以下は過去のキャッシュフローの推移を示すグラフです。

キャッシュフロー推移グラフ

どんなことに設備投資している?

過去数年間にわたり、主に効率化を目的とした設備投資を継続的に行ってきました。これには、システム開発業務に関連するコンピュータ設備やソフトウェアの導入、基幹システムの構築、事業所や本社の移転に伴う建物附属設備の購入が含まれます。特に近年では、自社利用ソフトウェアへの投資が増加しており、効率化と業務の最適化を図っています。

※過去の投資内容は下記のとおりです。

  • 2015-06-30 (1億44百万円)
    目的: 効率化
    詳細: システム開発業務に使用するコンピュータ関連設備及び販売用ソフトウェア
  • 2016-06-30 (1億97百万円)
    目的: 効率化
    詳細: システム開発業務に使用するコンピュータ関連設備及び販売用ソフトウェア並びに事務所移転に伴う建物附属設備等の購入
  • 2017-06-30 (1億18百万円)
    目的: 効率化
    詳細: 次期基幹システムの構築及びシステム開発業務に使用するコンピュータ関連設備の購入
  • 2018-06-30 (1億57百万円)
    目的: 効率化
    詳細: 次期基幹システムの構築及び事業所移転に伴う建物附属設備等
  • 2019-06-30 (171百万円)
    目的: 効率化
    詳細: 次期基幹システムの構築及び事業所移転に伴う建物附属設備等
  • 2020-06-30 (27百万円)
    目的: 効率化
    詳細: 事業所移転に伴う建物附属設備等
  • 2021-06-30 (225百万円)
    目的: 効率化
    詳細: 自社利用ソフトウェアへの設備投資及び本社移転に係る建設仮勘定の支出
  • 2022-06-30 (403百万円)
    目的: 効率化
    詳細: 本社移転に伴う建物附属設備等の取得及び自社利用ソフトウェアへの設備投資
  • 2023-06-30 (124百万円)
    目的: 効率化
    詳細: 自社利用ソフトウェアへの設備投資
  • 2024-06-30 (144百万円)
    目的: 効率化
    詳細: 市場販売目的ソフトウェア及び自社利用ソフトウェアへの設備投資

負債・純資産と自己資本比率の推移

以下は過去の負債・純資産と自己資本比率の推移を示すグラフです。自己資本比率とは、企業の総資産のうち、返済する必要のない「自己資本」がどのくらいの割合を占めているかを示す財務指標です。
簡単に言うと、その企業がどれだけ借金に頼らずに経営しているか、つまり財務の安全性がどれくらい高いかを表す指標となります。

負債・純資産と自己資本比率の推移グラフ

貸借対照表の比較図

以下は過去の貸借対照表の過去と現在を比較する図です。貸借対照表の比較図は、企業の財務状況の変化を時系列で把握するのに役立ちます。資産・負債・純資産の各項目が増減しているかを見ることで、会社の体力(安全性)が強まっているか、借金が増えてリスクが高まっているか、あるいは投資活動が活発かなどを一目で判断できます。これにより、単年度では見えない経営の傾向や潜在的な問題を読み解くことができます。

貸借対照表の比較図

純利益・配当推移

以下は過去の利益・配当の推移を示すグラフです。純利益・配当の推移グラフは、企業がどれだけ稼ぎ、その利益を株主にどれだけ還元しているかを示します。純利益の伸びと配当の増減を比較することで、企業の成長性、株主還元への姿勢、そして将来の投資に資金を回しているかなど、経営戦略を読み解くヒントが得られます。これにより、その企業が健全な成長をしているか、あるいは無理な配当をしていないかなどを判断できます。

利益・配当推移グラフ

純利益と配当性向の散布図

以下は過去の純利益と配当性向の散布図です。純利益と配当性向の散布図は、企業の稼ぐ力(純利益)と、その利益をどの程度株主に還元しているか(配当性向)の関係性を視覚的に示します。プロットされた各点が右上に位置するほど、純利益も配当性向も高いことを意味し、企業が成長しながら株主還元も積極的であることを示唆します。これにより、企業の利益創出力と株主還元のバランスを把握できます。

純利益と配当性向の散布図

棚卸資産と在庫回転率の推移

以下は過去の棚卸資産と在庫回転率の推移を示すグラフです。棚卸資産とは、企業が在庫として持っている商品や原材料などの資産のことです。在庫回転率とは、一定期間における棚卸資産の回転数を示す指標で、在庫の効率性を測るための指標です。在庫回転率が高いほど、在庫が効率的に回転していることを示し、在庫の滞留が少ないことを意味します。

棚卸資産と在庫回転率の推移グラフ