[4849] エン・ジャパン の財務・株価分析レポート

エン・ジャパンの2025年03月期の営業利益は5,892百万円、営業利益率は9.0%と前年比731百万円増、営業利益率は1.3%pt増です。

過去の業績推移は?

以下は過去の営業利益・純利益と営業利益率の推移を示すグラフです

営業利益・純利益と営業利益率の推移グラフ

株価はどうなっている?

以下は過去の株価とPERの推移を示すグラフです。一般にPERはその企業の利益に対して、株価が割高なのか、それとも割安なのかを判断するための目安になります。

PER推移グラフ

事業内容は?

当社グループは「人材サービス事業」の単一セグメントで構成され、2025年3月31日現在、当社及び連結子会社13社によって構成されています。

事業セグメント

  • 人材サービス事業: 人材サービス事業における主な提供サービス内容には、採用支援HR-Techサービス、若手ハイキャリア特化型求人サイト、ミドル世代向けハイクラス求人サイト、総合転職情報サイト、人材派遣会社の集合サイト、女性向け求人情報サイト、アルバイト求人情報サイト、人材紹介、新卒学生向けスカウトサービス、企業の人材活躍を支援する各種サービスの提供、人事制度・評価制度コンサルティング、日本国内のグローバル企業向け人材紹介及び人材派遣、ベトナムにおける求人広告サイト及び人材紹介、インドにおける人材紹介及びIT人材派遣、採用管理システム・業務管理システムの提供、セールス・マーケティング支援、ダイレクトリクルーティング採用におけるRPO支援があります。

セグメント別の業績は?

セグメント別利益の推移グラフ

事業の特徴・強み

  • 多様な求人サイトや人材紹介サービスを通じて、幅広い層に対応した人材サービスを提供しています。

今後の展開・方針

テキストには具体的な今後の展開・戦略の説明は含まれていません。

キャッシュフロー推移

以下は過去のキャッシュフローの推移を示すグラフです。

キャッシュフロー推移グラフ

どんなことに設備投資している?

過去から現在に至るまで、当社は各サイトのサービス拡充を目的とした設備投資を継続的に行っており、特に人材サービス事業における投資が増加している。投資規模は年々増加傾向にあり、2025年度には3,806百万円に達している。

※過去の投資内容は下記のとおりです。

  • 2015-03-31 (1,456百万円)
    目的: 販売能力増強
    詳細: 各サイトのサービス拡充のための投資として採用事業において773百万円、移転等による造作として303百万円を実施
  • 2016-03-31 (977百万円)
    目的: 販売能力増強
    詳細: 各サイトのサービス拡充のための投資として採用事業において548百万円を実施
  • 2017-03-31 (1,333百万円)
    目的: 販売能力増強
    詳細: 各サイトのサービス拡充のための投資として採用事業において実施
  • 2018-03-31 (1,130百万円)
    目的: 販売能力増強
    詳細: 各サイトのサービス拡充のための投資として採用事業において実施
  • 2019-03-31 (1,501百万円)
    目的: 販売能力増強
    詳細: 各サイトのサービス拡充のための投資として採用事業において実施
  • 2020-03-31 (1,757百万円)
    目的: 販売能力増強
    詳細: 各サイトのサービス拡充のための投資として人材サービス事業において実施
  • 2021-03-31 (1,818百万円)
    目的: 販売能力増強
    詳細: 各サイトのサービス拡充のための投資として人材サービス事業において実施
  • 2022-03-31 (1,975百万円)
    目的: 販売能力増強
    詳細: 各サイトのサービス拡充のための投資として人材サービス事業において実施
  • 2023-03-31 (2,753百万円)
    目的: 販売能力増強
    詳細: 各サイトのサービス拡充のための投資として人材サービス事業において実施
  • 2024-03-31 (3,963百万円)
    目的: 販売能力増強
    詳細: 各サイトのサービス拡充のための投資として人材サービス事業において実施
  • 2025-03-31 (3,806百万円)
    目的: 販売能力増強
    詳細: 各サイトのサービス拡充のための投資として人材サービス事業において実施

負債・純資産と自己資本比率の推移

以下は過去の負債・純資産と自己資本比率の推移を示すグラフです。自己資本比率とは、企業の総資産のうち、返済する必要のない「自己資本」がどのくらいの割合を占めているかを示す財務指標です。
簡単に言うと、その企業がどれだけ借金に頼らずに経営しているか、つまり財務の安全性がどれくらい高いかを表す指標となります。

負債・純資産と自己資本比率の推移グラフ

貸借対照表の比較図

以下は過去の貸借対照表の過去と現在を比較する図です。貸借対照表の比較図は、企業の財務状況の変化を時系列で把握するのに役立ちます。資産・負債・純資産の各項目が増減しているかを見ることで、会社の体力(安全性)が強まっているか、借金が増えてリスクが高まっているか、あるいは投資活動が活発かなどを一目で判断できます。これにより、単年度では見えない経営の傾向や潜在的な問題を読み解くことができます。

貸借対照表の比較図

純利益・配当推移

以下は過去の利益・配当の推移を示すグラフです。純利益・配当の推移グラフは、企業がどれだけ稼ぎ、その利益を株主にどれだけ還元しているかを示します。純利益の伸びと配当の増減を比較することで、企業の成長性、株主還元への姿勢、そして将来の投資に資金を回しているかなど、経営戦略を読み解くヒントが得られます。これにより、その企業が健全な成長をしているか、あるいは無理な配当をしていないかなどを判断できます。

利益・配当推移グラフ

純利益と配当性向の散布図

以下は過去の純利益と配当性向の散布図です。純利益と配当性向の散布図は、企業の稼ぐ力(純利益)と、その利益をどの程度株主に還元しているか(配当性向)の関係性を視覚的に示します。プロットされた各点が右上に位置するほど、純利益も配当性向も高いことを意味し、企業が成長しながら株主還元も積極的であることを示唆します。これにより、企業の利益創出力と株主還元のバランスを把握できます。

純利益と配当性向の散布図

棚卸資産と在庫回転率の推移

以下は過去の棚卸資産と在庫回転率の推移を示すグラフです。棚卸資産とは、企業が在庫として持っている商品や原材料などの資産のことです。在庫回転率とは、一定期間における棚卸資産の回転数を示す指標で、在庫の効率性を測るための指標です。在庫回転率が高いほど、在庫が効率的に回転していることを示し、在庫の滞留が少ないことを意味します。

棚卸資産と在庫回転率の推移グラフ