過去の業績推移は?
以下は過去の営業利益・純利益と営業利益率の推移を示すグラフです
株価はどうなっている?
以下は過去の株価とPERの推移を示すグラフです。一般にPERはその企業の利益に対して、株価が割高なのか、それとも割安なのかを判断するための目安になります。
事業内容は?
当社グループは、マルチブランド戦略を展開し、ビューティケア事業をはじめとした「美と健康」に関わる事業を中心に展開しています。持株会社としてグループ戦略の策定や経営管理業務を行っています。
事業セグメント
- ビューティケア事業: 多様化するお客さまの価値観に対応するため、マルチブランド戦略を推進し、化粧品・食品の研究開発、製造、販売及びボディファッション・アパレル品等の販売を行っています。主要ブランドにはPOLA、ORBIS、Jurlique、THREE、DECENCIA、FUJIMIなどがあります。
- 不動産事業: 株式会社ピーオーリアルエステートにて、不動産物件の賃貸事業を行い、株式会社ピーオーテクノサービスがビルメンテナンスを担当しています。
- その他: 株式会社ピーオーテクノサービスによるビルメンテナンス事業や、株式会社シノブインシュアランスサービスによる保険代理店業務を行っています。
セグメント別の業績は?
事業の特徴・強み
- POLAブランドではエイジングケアと美白領域を強みとし、エステサービスの提供やカウンセリング販売を特徴としています。
- ORBISブランドは低中価格帯を中心に通信販売と店舗販売を展開し、エイジングケアや美白ケア商品を提供しています。
- Jurliqueブランドは無農薬有機農法による植物由来の原料を使用し、世界20カ国以上で販売しています。
- THREEブランドはオーガニック植物から抽出される美容成分を配合した製品を提供しています。
- DECENCIAブランドは敏感肌向けのスキンケア製品を提供しています。
- FUJIMIブランドはパーソナライズされたサプリメントやプロテインをサブスクリプション形式で提供しています。
今後の展開・方針
今後もマルチブランド戦略を推進し、各ブランドの市場シェアを拡大し、研究開発を通じて高付加価値・高機能化粧品の提供を続けます。また、不動産事業においては、計画的な補修工事やリニューアル工事を実施し、物件の品質維持に努めます。
キャッシュフロー推移
以下は過去のキャッシュフローの推移を示すグラフです。
どんなことに設備投資している?
過去から現在に至るまでの設備投資戦略は、主にビューティケア事業における生産能力の増強を目的とし、製品製造工程の合理化や新製品対応、研究開発設備の強化、新規出店、情報システムの強化に重点を置いています。不動産事業ではビルの運営維持や再開発に投資し、その他の事業では医薬品事業やビルメンテナンス事業の設備更新に取り組んでいます。
※過去の投資内容は下記のとおりです。
- 2014-12-31 (8,257百万円)
目的: 生産能力増強
詳細: ビューティケア事業における製品製造工程の合理化、製品多様化対応、新製品対応及び新規出店等。不動産事業のビル運営維持、賃貸マンション建設等の再開発。医薬品事業の製造設備更新。 - 2015-12-31 (7,563百万円)
目的: 生産能力増強
詳細: ビューティケア事業における製品製造工程の合理化、製品多様化対応、新製品対応及び新規出店等。不動産事業のビル運営維持。医薬品事業の製造設備更新。 - 2016-12-31 (7,599百万円)
目的: 生産能力増強
詳細: ビューティケア事業における製品製造工程の合理化、製品多様化対応、新製品対応及び新規出店等。不動産事業のビル運営維持。医薬品事業の製造設備更新。 - 2017-12-31 (8,885百万円)
目的: 生産能力増強
詳細: ビューティケア事業における豪州新工場設立、製品製造工程の合理化、製品多様化対応、研究開発設備強化、新製品対応及び新規出店等。不動産事業のビル運営維持。医薬品事業の製造設備更新。 - 2018-12-31 (10,514百万円)
目的: 生産能力増強
詳細: ビューティケア事業における豪州新工場設立、製品製造工程の合理化、製品多様化対応、研究開発設備強化、新製品対応及び新規出店、情報システム強化。不動産事業のビル運営維持、渋谷ビル隣地及びビル取得。医薬品事業の製造設備更新。 - 2019-12-31 (10,091百万円)
目的: 生産能力増強
詳細: ビューティケア事業における製品製造工程の合理化、研究開発設備強化、新製品対応及び新規出店、情報システム強化。不動産事業のビル運営維持。ビルメンテナンス事業の基幹システム更新。 - 2020-12-31 (8,464百万円)
目的: 生産能力増強
詳細: ビューティケア事業における製品製造工程の合理化、研究開発設備強化、新製品対応及び新規出店、情報システム強化。不動産事業のビル運営維持。ビルメンテナンス事業の基幹システム更新。 - 2021-12-31 (8,945百万円)
目的: 生産能力増強
詳細: ビューティケア事業における製品製造工程の合理化、研究開発設備強化、新製品対応及び新規出店、情報システム強化。不動産事業のビル運営維持。ビルメンテナンス事業の基幹システム更新。 - 2022-12-31 (12,532百万円)
目的: 生産能力増強
詳細: ビューティケア事業における製品製造工程の合理化、研究開発設備強化、新製品対応及び新規出店、情報システム強化。不動産事業のビル運営維持。ビルメンテナンス事業の基幹システム更新。 - 2023-12-31 (17,478百万円)
目的: 生産能力増強
詳細: ビューティケア事業における製品製造工程の合理化、研究開発設備強化、新製品対応及び新規出店、情報システム強化。不動産事業のビル運営維持。ビルメンテナンス事業の基幹システム更新。 - 2024-12-31 (14,518百万円)
目的: 生産能力増強
詳細: ビューティケア事業における製品製造工程の合理化、研究開発設備強化、新製品対応及び新規出店、情報システム強化。不動産事業のビル運営維持。ビルメンテナンス事業の基幹システム更新。
負債・純資産と自己資本比率の推移
以下は過去の負債・純資産と自己資本比率の推移を示すグラフです。自己資本比率とは、企業の総資産のうち、返済する必要のない「自己資本」がどのくらいの割合を占めているかを示す財務指標です。
簡単に言うと、その企業がどれだけ借金に頼らずに経営しているか、つまり財務の安全性がどれくらい高いかを表す指標となります。
貸借対照表の比較図
以下は過去の貸借対照表の過去と現在を比較する図です。貸借対照表の比較図は、企業の財務状況の変化を時系列で把握するのに役立ちます。資産・負債・純資産の各項目が増減しているかを見ることで、会社の体力(安全性)が強まっているか、借金が増えてリスクが高まっているか、あるいは投資活動が活発かなどを一目で判断できます。これにより、単年度では見えない経営の傾向や潜在的な問題を読み解くことができます。
純利益・配当推移
以下は過去の利益・配当の推移を示すグラフです。純利益・配当の推移グラフは、企業がどれだけ稼ぎ、その利益を株主にどれだけ還元しているかを示します。純利益の伸びと配当の増減を比較することで、企業の成長性、株主還元への姿勢、そして将来の投資に資金を回しているかなど、経営戦略を読み解くヒントが得られます。これにより、その企業が健全な成長をしているか、あるいは無理な配当をしていないかなどを判断できます。
純利益と配当性向の散布図
以下は過去の純利益と配当性向の散布図です。純利益と配当性向の散布図は、企業の稼ぐ力(純利益)と、その利益をどの程度株主に還元しているか(配当性向)の関係性を視覚的に示します。プロットされた各点が右上に位置するほど、純利益も配当性向も高いことを意味し、企業が成長しながら株主還元も積極的であることを示唆します。これにより、企業の利益創出力と株主還元のバランスを把握できます。
棚卸資産と在庫回転率の推移
以下は過去の棚卸資産と在庫回転率の推移を示すグラフです。棚卸資産とは、企業が在庫として持っている商品や原材料などの資産のことです。在庫回転率とは、一定期間における棚卸資産の回転数を示す指標で、在庫の効率性を測るための指標です。在庫回転率が高いほど、在庫が効率的に回転していることを示し、在庫の滞留が少ないことを意味します。