過去の業績推移は?
以下は過去の営業利益・純利益と営業利益率の推移を示すグラフです
株価はどうなっている?
以下は過去の株価とPERの推移を示すグラフです。一般にPERはその企業の利益に対して、株価が割高なのか、それとも割安なのかを判断するための目安になります。
事業内容は?
当社グループは『食糧増産技術(アグリテクノロジー)と真心で世界の人々に貢献します』という経営理念の下、農薬及び肥料の研究開発、栽培技術の探求、製造及び国内外での販売を主たる事業として取り組んでいます。
事業セグメント
- 防除技術: 農作物に対して悪影響を与える病害虫から農作物を守る技術と、不要な植物(雑草類)を駆除する技術を合わせた総称であり、植物の医薬品と位置づける『農薬』として提供しています。
- 施肥灌水技術: 農作物を適正に生育させるための栄養分を与える技術と、農作業の省力化や効率化を図る技術を合わせた総称であり、植物の栄養分と位置づける『肥料』とそれらを農作物に供給する『養液土耕栽培システム』として供給しています。
- バイオスティミュラント: 植物が本来持つ能力や機能を高め、耐寒性・耐暑性・病害虫耐性及び成長促進を促す物質や技術の総称であり、バイオスティミュラントに属する肥料、活力剤を提供しています。
事業の特徴・強み
- 当社グループの特徴は、3つの技術ごとにサービスを提供することによって、食糧増産を目指す多面的なソリューションを提供できる点にあります。
- 環境問題や食糧増産問題に直面する農業従事者をターゲットとして、現場のニーズや悩みを汲み上げ、農薬・肥料・バイオスティミュラント全方面の研究開発へ活用しています。
今後の展開・方針
今後、新規就農者や農業分野へ新規参入を検討の企業などをターゲットに様々な形でサービスを提供し、循環型社会の実現を目指したプロバイオポニックスの実証試験、施設園芸分野での省力化・効率化、ビッグデータを活用したスマート農業の実践に向けた栽培トータルソリューションサービス『アグリオいちごマスター』のバージョンアップや普及にも取り組んでいきます。
キャッシュフロー推移
以下は過去のキャッシュフローの推移を示すグラフです。
どんなことに設備投資している?
過去数年間にわたり、当社グループは研究設備の増強や生産設備の強化を中心に設備投資を行ってきました。特に、2016年以降は生産能力の増強に重点を置き、継続的に生産設備への投資を増加させています。これにより、効率的な生産体制の構築と新規事業の展開を図っています。
※過去の投資内容は下記のとおりです。
- 2014-12-31 (2億78百万円)
目的: 研究設備増強
詳細: OAT & IIL India Laboratories Private Limited社での研究設備の増設、肥料工場の設備更新、本社及び名古屋支店の移転 - 2015-12-31 (1億86百万円)
目的: 設備更新
詳細: 鳴門工場冷却設備の更新工事、旭化学工業株式会社での本社屋改装工事 - 2016-12-31 (3億85百万円)
目的: 新規事業
詳細: OATアグリフロンティア株式会社での肥料工場の取得、潤禾(舟山)植物科技有限公司での工場新設 - 2017-12-31 (2億39百万円)
目的: 設備更新
詳細: 温室の建替更新工事 - 2018-12-31 (2億72百万円)
目的: 研究設備増強
詳細: 研究開発の実験設備 - 2019-12-31 (375百万円)
目的: 研究設備増強
詳細: 研究開発の実験設備 - 2020-12-31 (184百万円)
目的: 生産能力増強
詳細: 生産設備 - 2021-12-31 (288百万円)
目的: 生産能力増強
詳細: 生産設備 - 2022-12-31 (381百万円)
目的: 生産能力増強
詳細: 生産設備 - 2023-12-31 (404百万円)
目的: 生産能力増強
詳細: 生産設備 - 2024-12-31 (453百万円)
目的: 生産能力増強
詳細: 生産設備
負債・純資産と自己資本比率の推移
以下は過去の負債・純資産と自己資本比率の推移を示すグラフです。自己資本比率とは、企業の総資産のうち、返済する必要のない「自己資本」がどのくらいの割合を占めているかを示す財務指標です。
簡単に言うと、その企業がどれだけ借金に頼らずに経営しているか、つまり財務の安全性がどれくらい高いかを表す指標となります。
貸借対照表の比較図
以下は過去の貸借対照表の過去と現在を比較する図です。貸借対照表の比較図は、企業の財務状況の変化を時系列で把握するのに役立ちます。資産・負債・純資産の各項目が増減しているかを見ることで、会社の体力(安全性)が強まっているか、借金が増えてリスクが高まっているか、あるいは投資活動が活発かなどを一目で判断できます。これにより、単年度では見えない経営の傾向や潜在的な問題を読み解くことができます。
純利益・配当推移
以下は過去の利益・配当の推移を示すグラフです。純利益・配当の推移グラフは、企業がどれだけ稼ぎ、その利益を株主にどれだけ還元しているかを示します。純利益の伸びと配当の増減を比較することで、企業の成長性、株主還元への姿勢、そして将来の投資に資金を回しているかなど、経営戦略を読み解くヒントが得られます。これにより、その企業が健全な成長をしているか、あるいは無理な配当をしていないかなどを判断できます。
純利益と配当性向の散布図
以下は過去の純利益と配当性向の散布図です。純利益と配当性向の散布図は、企業の稼ぐ力(純利益)と、その利益をどの程度株主に還元しているか(配当性向)の関係性を視覚的に示します。プロットされた各点が右上に位置するほど、純利益も配当性向も高いことを意味し、企業が成長しながら株主還元も積極的であることを示唆します。これにより、企業の利益創出力と株主還元のバランスを把握できます。
棚卸資産と在庫回転率の推移
以下は過去の棚卸資産と在庫回転率の推移を示すグラフです。棚卸資産とは、企業が在庫として持っている商品や原材料などの資産のことです。在庫回転率とは、一定期間における棚卸資産の回転数を示す指標で、在庫の効率性を測るための指標です。在庫回転率が高いほど、在庫が効率的に回転していることを示し、在庫の滞留が少ないことを意味します。