[6822] 大井電気 の財務・株価分析レポート

大井電気の2025年03月期の営業利益は1,484百万円、営業利益率は5.1%と前年比565百万円増、営業利益率は1.8%pt増です。

過去の業績推移は?

以下は過去の営業利益・純利益と営業利益率の推移を示すグラフです

営業利益・純利益と営業利益率の推移グラフ

株価はどうなっている?

以下は過去の株価とPERの推移を示すグラフです。一般にPERはその企業の利益に対して、株価が割高なのか、それとも割安なのかを判断するための目安になります。

PER推移グラフ

事業内容は?

当社グループは、情報通信機器の製造販売及びネットワーク工事保守を主な事業内容とし、6社で構成されています。

事業セグメント

  • 情報通信機器製造販売: 光伝送システム、セキュリティ・監視システム、リモート計測・センシングシステム、無線応用システムの関連機器を製造販売。オオイテクノ㈱は関連機器のソフトウエアの製造販売を行い、当社製品に用いるソフトウエアの製造を受託。
  • ネットワーク工事保守: 通信設備、光ネットワーク、CATV等の工事及び保守を行う。日本フィールド・エンジニアリング㈱、日本テクニカル・サービス㈱が主に担当し、一部は㈱エヌ・エフ・サービスに委託。
  • その他: 本社及び製作所の清掃、食堂業務等の会社施設周りのサービス業務や従業員に対する福利厚生業務の一部を㈱クリエイト・オオイに委託。

セグメント別の業績は?

セグメント別利益の推移グラフ

事業の特徴・強み

  • 各事業が独立した経営単位として展開され、関連会社と連携しながら事業活動を行っている。

今後の展開・方針

テキストには具体的な今後の展開・戦略の説明は含まれていません。

キャッシュフロー推移

以下は過去のキャッシュフローの推移を示すグラフです。

キャッシュフロー推移グラフ

どんなことに設備投資している?

当社グループは、情報通信機器製造販売分野における生産設備の増設を中心に、継続的に設備投資を行ってきました。特に水沢製作所における新棟建設や生産管理システムの更新を通じて、生産能力の増強を図ってきました。また、情報システム整備や計測機器・試験装置等の更新を通じて、効率化と合理化を推進しています。

※過去の投資内容は下記のとおりです。

  • 2015-03-31 (7億53百万円)
    目的: 生産能力増強
    詳細: 情報通信機器製造販売分野において生産設備の増設を実施。情報システム整備、計測機器・試験装置等の工具器具及び備品の買い替え等を実施。
  • 2016-03-31 (5億98百万円)
    目的: 生産能力増強
    詳細: 情報通信機器製造販売分野において生産設備の増設を実施。情報システム整備、計測機器・試験装置等の工具器具及び備品の買い替え等を実施。
  • 2017-03-31 (4億64百万円)
    目的: 生産能力増強
    詳細: 情報通信機器製造販売分野において生産設備の増設を実施。情報システム整備、計測機器・試験装置等の工具器具及び備品の買い替え等を実施。
  • 2018-03-31 (4億32百万円)
    目的: 生産能力増強
    詳細: 情報通信機器製造販売分野において生産設備の増設を実施。情報システム整備、計測機器・試験装置等の工具器具及び備品の買い替え等を実施。
  • 2019-03-31 (464,776千円)
    目的: 生産能力増強
    詳細: 情報通信機器製造販売分野において水沢製作所事業用地の取得及び生産設備の増設を実施。情報システム整備、計測機器・試験装置等の工具器具及び備品の買い替え等を実施。
  • 2020-03-31 (301,778千円)
    目的: 生産能力増強
    詳細: 情報通信機器製造販売分野において生産設備の増設を実施。情報システム整備、計測機器・試験装置等の工具器具及び備品の買い替え等を実施。
  • 2021-03-31 (748,136千円)
    目的: 生産能力増強
    詳細: 情報通信機器製造販売分野において、生産設備の増設、水沢製作所新棟建設及び生産管理システム更新(継続中)を実施。情報システム整備、計測機器・試験装置等の工具器具及び備品の買い替え等を実施。
  • 2022-03-31 (877,013千円)
    目的: 生産能力増強
    詳細: 情報通信機器製造販売分野において、生産設備の増設、水沢製作所新工場棟、生産管理システム更新(継続中)を実施。情報システム整備、計測機器・試験装置等の工具器具及び備品の買い替え等を実施。
  • 2023-03-31 (440,431千円)
    目的: 生産能力増強
    詳細: 情報通信機器製造販売分野において、生産設備の増設、生産管理システム更新(継続中)を実施。情報システム整備、計測機器・試験装置等の工具器具及び備品の買い替え等を実施。
  • 2024-03-31 (389,173千円)
    目的: 生産能力増強
    詳細: 情報通信機器製造販売分野において、生産設備の増設、生産管理システム更新(継続中)を実施。情報システム整備、計測機器・試験装置等の工具器具及び備品の買い替え等を実施。
  • 2025-03-31 (820,930千円)
    目的: 生産能力増強
    詳細: 情報通信機器製造販売分野において、生産設備の増設、生産管理システム更新(継続中)を実施。情報システム整備、計測機器・試験装置等の工具器具及び備品の買い替え等を実施。

負債・純資産と自己資本比率の推移

以下は過去の負債・純資産と自己資本比率の推移を示すグラフです。自己資本比率とは、企業の総資産のうち、返済する必要のない「自己資本」がどのくらいの割合を占めているかを示す財務指標です。
簡単に言うと、その企業がどれだけ借金に頼らずに経営しているか、つまり財務の安全性がどれくらい高いかを表す指標となります。

負債・純資産と自己資本比率の推移グラフ

貸借対照表の比較図

以下は過去の貸借対照表の過去と現在を比較する図です。貸借対照表の比較図は、企業の財務状況の変化を時系列で把握するのに役立ちます。資産・負債・純資産の各項目が増減しているかを見ることで、会社の体力(安全性)が強まっているか、借金が増えてリスクが高まっているか、あるいは投資活動が活発かなどを一目で判断できます。これにより、単年度では見えない経営の傾向や潜在的な問題を読み解くことができます。

貸借対照表の比較図

純利益・配当推移

以下は過去の利益・配当の推移を示すグラフです。純利益・配当の推移グラフは、企業がどれだけ稼ぎ、その利益を株主にどれだけ還元しているかを示します。純利益の伸びと配当の増減を比較することで、企業の成長性、株主還元への姿勢、そして将来の投資に資金を回しているかなど、経営戦略を読み解くヒントが得られます。これにより、その企業が健全な成長をしているか、あるいは無理な配当をしていないかなどを判断できます。

利益・配当推移グラフ

純利益と配当性向の散布図

以下は過去の純利益と配当性向の散布図です。純利益と配当性向の散布図は、企業の稼ぐ力(純利益)と、その利益をどの程度株主に還元しているか(配当性向)の関係性を視覚的に示します。プロットされた各点が右上に位置するほど、純利益も配当性向も高いことを意味し、企業が成長しながら株主還元も積極的であることを示唆します。これにより、企業の利益創出力と株主還元のバランスを把握できます。

純利益と配当性向の散布図

棚卸資産と在庫回転率の推移

以下は過去の棚卸資産と在庫回転率の推移を示すグラフです。棚卸資産とは、企業が在庫として持っている商品や原材料などの資産のことです。在庫回転率とは、一定期間における棚卸資産の回転数を示す指標で、在庫の効率性を測るための指標です。在庫回転率が高いほど、在庫が効率的に回転していることを示し、在庫の滞留が少ないことを意味します。

棚卸資産と在庫回転率の推移グラフ