[5261] リソルホールディングス の財務・株価分析レポート

リソルホールディングスの2025年03月期の営業利益は2,681百万円、営業利益率は9.4%と前年比559百万円増、営業利益率は1.2%pt増です。

過去の業績推移は?

以下は過去の営業利益・純利益と営業利益率の推移を示すグラフです

営業利益・純利益と営業利益率の推移グラフ

株価はどうなっている?

以下は過去の株価とPERの推移を示すグラフです。一般にPERはその企業の利益に対して、株価が割高なのか、それとも割安なのかを判断するための目安になります。

PER推移グラフ

事業内容は?

当社グループは、ホテル運営事業、ゴルフ運営事業、リソルの森事業、福利厚生事業、再生エネルギー事業、投資再生事業及びこれらに付帯するサービスを行っています。

事業セグメント

  • ホテル運営事業: ホテルの経営、ホテル・宿泊施設の運営、リゾート施設の運営、コンサルティング業務、ホテル等の施設管理業務、保養所等の再生事業及び販売を行っています。
  • ゴルフ運営事業: ゴルフ場の経営、ゴルフ場・ゴルフ場付帯施設の運営、コンサルティング業務、ゴルフ場の施設管理業務、リゾート施設会員権の販売を行っています。
  • リソルの森事業: リゾート施設・ゴルフ場の運営事業、スポーツ・アウトドア施設の運営事業、リゾートマンション・別荘等の販売・管理事業、リゾート施設の新規企画開発や会員権販売事業を行っています。
  • 福利厚生事業: 福利厚生・健康支援サービス提供のためのICT開発、福利厚生代行サービス、CRM事業、海外・国内旅行の販売を行っています。
  • 再生エネルギー事業: 太陽光等自然エネルギーを活用した地産地消・売電事業、太陽光関連の設備・不動産における開発事業、太陽光設備等の販売・管理業務を行っています。
  • 投資再生事業: デューデリジェンス業務、投資再生事業不動産等の販売、投資再生子会社の売却を行っています。

セグメント別の業績は?

セグメント別利益の推移グラフ

事業の特徴・強み

  • 多様な事業分野における専門性と、各事業に付帯するサービスの提供により、幅広い顧客ニーズに対応しています。

今後の展開・方針

報告セグメントの名称変更に伴い、事業区分の名称を変更し、各事業の強化と拡大を図っています。

キャッシュフロー推移

以下は過去のキャッシュフローの推移を示すグラフです。

キャッシュフロー推移グラフ

どんなことに設備投資している?

過去から現在に至るまで、主にホテル、ゴルフ場、旅館等の運営事業用施設及び太陽光設備の拡充を目的とした設備投資を継続的に行っている。特に「Sport & Do Resort リソルの森」の大規模リニューアルを含む大規模な投資も実施しており、生産能力の増強を図っている。

※過去の投資内容は下記のとおりです。

  • 2015-03-31 (537,428千円)
    目的: 生産能力増強
    詳細: ゴルフ場、ホテル及び旅館等の運営事業用施設の拡充
  • 2016-03-31 (1,026,873千円)
    目的: 生産能力増強
    詳細: ゴルフ場、ホテル及び旅館等の運営事業用施設及び太陽光設備の拡充
  • 2017-03-31 (403,676千円)
    目的: 生産能力増強
    詳細: ホテル、ゴルフ場及び旅館等の運営事業用施設及び太陽光設備の拡充
  • 2018-03-31 (275,199千円)
    目的: 生産能力増強
    詳細: ホテル、ゴルフ場及び旅館等の運営事業用施設
  • 2019-03-31 (3,074百万円)
    目的: 生産能力増強
    詳細: ホテルの運営事業用設備及び太陽光設備充実
  • 2020-03-31 (2,037百万円)
    目的: 生産能力増強
    詳細: 「Sport & Do Resort リソルの森」の大規模リニューアル、ホテルの運営事業用設備及び太陽光設備拡充
  • 2021-03-31 (2,398百万円)
    目的: 生産能力増強
    詳細: 「Sport & Do Resort リソルの森」の大規模リニューアル、ホテルの運営事業用設備
  • 2022-03-31 (607百万円)
    目的: 生産能力増強
    詳細: ホテル及びゴルフ場等の運営事業用設備拡充
  • 2023-03-31 (1,102百万円)
    目的: 生産能力増強
    詳細: ホテル及びゴルフ場等の運営事業用設備拡充
  • 2024-03-31 (1,026百万円)
    目的: 生産能力増強
    詳細: ホテル及びゴルフ場等の運営事業用設備拡充
  • 2025-03-31 (2,006百万円)
    目的: 生産能力増強
    詳細: ホテル及びゴルフ場等の運営事業用設備拡充

負債・純資産と自己資本比率の推移

以下は過去の負債・純資産と自己資本比率の推移を示すグラフです。自己資本比率とは、企業の総資産のうち、返済する必要のない「自己資本」がどのくらいの割合を占めているかを示す財務指標です。
簡単に言うと、その企業がどれだけ借金に頼らずに経営しているか、つまり財務の安全性がどれくらい高いかを表す指標となります。

負債・純資産と自己資本比率の推移グラフ

貸借対照表の比較図

以下は過去の貸借対照表の過去と現在を比較する図です。貸借対照表の比較図は、企業の財務状況の変化を時系列で把握するのに役立ちます。資産・負債・純資産の各項目が増減しているかを見ることで、会社の体力(安全性)が強まっているか、借金が増えてリスクが高まっているか、あるいは投資活動が活発かなどを一目で判断できます。これにより、単年度では見えない経営の傾向や潜在的な問題を読み解くことができます。

貸借対照表の比較図

純利益・配当推移

以下は過去の利益・配当の推移を示すグラフです。純利益・配当の推移グラフは、企業がどれだけ稼ぎ、その利益を株主にどれだけ還元しているかを示します。純利益の伸びと配当の増減を比較することで、企業の成長性、株主還元への姿勢、そして将来の投資に資金を回しているかなど、経営戦略を読み解くヒントが得られます。これにより、その企業が健全な成長をしているか、あるいは無理な配当をしていないかなどを判断できます。

利益・配当推移グラフ

純利益と配当性向の散布図

以下は過去の純利益と配当性向の散布図です。純利益と配当性向の散布図は、企業の稼ぐ力(純利益)と、その利益をどの程度株主に還元しているか(配当性向)の関係性を視覚的に示します。プロットされた各点が右上に位置するほど、純利益も配当性向も高いことを意味し、企業が成長しながら株主還元も積極的であることを示唆します。これにより、企業の利益創出力と株主還元のバランスを把握できます。

純利益と配当性向の散布図

棚卸資産と在庫回転率の推移

以下は過去の棚卸資産と在庫回転率の推移を示すグラフです。棚卸資産とは、企業が在庫として持っている商品や原材料などの資産のことです。在庫回転率とは、一定期間における棚卸資産の回転数を示す指標で、在庫の効率性を測るための指標です。在庫回転率が高いほど、在庫が効率的に回転していることを示し、在庫の滞留が少ないことを意味します。

棚卸資産と在庫回転率の推移グラフ