過去の業績推移は?
以下は過去の営業利益・純利益と営業利益率の推移を示すグラフです
株価はどうなっている?
以下は過去の株価とPERの推移を示すグラフです。一般にPERはその企業の利益に対して、株価が割高なのか、それとも割安なのかを判断するための目安になります。
事業内容は?
当社グループは、株式会社エノモト及び子会社4社で構成され、主にパワー半導体用リードフレーム、オプト用リードフレーム、コネクタ用部品とそれらの製造に使用する精密金型・周辺装置の製造・販売を行っています。
事業セグメント
- パワー半導体用リードフレーム: パワー半導体用リードフレームと、それらの製造に使用する精密金型・周辺機器の製造及び販売を行っており、民生用機器・産業用機器・自動車部品などで使用される部品を提供しています。
- オプト用リードフレーム: オプト用リードフレームと、それらの製造に使用する精密金型・周辺機器の製造及び販売を行っており、自動車部品メーカーや照明機器メーカーと協働し、LEDディスプレイ、液晶ディスプレイのバックライト、自動車の各種ランプなどに使用されるリードフレームを提供しています。
- コネクタ用部品: コネクタ用部品と、それらの製造に使用する精密金型・周辺機器の製造及び販売を行っており、スマートフォンやウェアラブル端末向けの極小化が必要なコネクタを提供しています。
事業の特徴・強み
- 金型技術の基本である「抜き・曲げ」に、「つぶし(コインニング)・絞り」及び樹脂成形など多彩な技術を複合させることにより、高度な要求に応えられることを強みとしています。
- 金属プレス・カシメの各工程を一貫して大量かつ安定的生産・供給を可能としています。
- 国内・海外とも金属端子部のプレス加工からメッキ加工、樹脂成形加工に至る設計から製造までの一貫生産を行っています。
今後の展開・方針
今後も多彩な技術を駆使し、国内外の工場を活用して、各種部品メーカーに対する安定供給を続けていく予定です。
キャッシュフロー推移
以下は過去のキャッシュフローの推移を示すグラフです。
どんなことに設備投資している?
当社グループは、過去10年間にわたり、主に生産能力増強を目的とした設備投資を継続的に行ってきました。各年度において、プレス機及び射出成形機、金型、建物、検査装置などの導入を通じて、製造能力の向上を図っています。これにより、効率的な経営資源の投入を実現し、競争力を高めることを目指しています。
※過去の投資内容は下記のとおりです。
- 2015-03-31 (643,559千円)
目的: 生産能力増強
詳細: プレス機及び射出成形機、工作機械、金型の導入 - 2016-03-31 (1,341,305千円)
目的: 生産能力増強
詳細: 建物、プレス機及び射出成形機、工作機械、金型の導入 - 2017-03-31 (943,541千円)
目的: 生産能力増強
詳細: 建物、プレス機及び射出成形機、工作機械、金型の導入 - 2018-03-31 (1,635,379千円)
目的: 生産能力増強
詳細: プレス機及び射出成形機、検査装置、工作機械、金型の導入 - 2019-03-31 (1,851,119千円)
目的: 生産能力増強
詳細: プレス機及び射出成形機、検査装置、工作機械、金型の導入 - 2020-03-31 (1,706,602千円)
目的: 生産能力増強
詳細: プレス機及び射出成形機、金型、建物、検査装置、工作機械の導入 - 2021-03-31 (2,173,169千円)
目的: 生産能力増強
詳細: プレス機及び射出成形機、金型、検査装置、津軽工場増築に係る建設仮勘定の導入 - 2022-03-31 (3,127,928千円)
目的: 生産能力増強
詳細: 建物、プレス機及び射出成形機、金型、検査装置の導入 - 2023-03-31 (2,979,450千円)
目的: 生産能力増強
詳細: プレス機及び射出成形機、鍍金設備、金型、建物の導入 - 2024-03-31 (1,809,499千円)
目的: 生産能力増強
詳細: 金型、プレス機及び射出成型機、検査装置の導入 - 2025-03-31 (1,707,911千円)
目的: 生産能力増強
詳細: プレス機及び射出成型機、金型、検査装置の導入
負債・純資産と自己資本比率の推移
以下は過去の負債・純資産と自己資本比率の推移を示すグラフです。自己資本比率とは、企業の総資産のうち、返済する必要のない「自己資本」がどのくらいの割合を占めているかを示す財務指標です。
簡単に言うと、その企業がどれだけ借金に頼らずに経営しているか、つまり財務の安全性がどれくらい高いかを表す指標となります。
貸借対照表の比較図
以下は過去の貸借対照表の過去と現在を比較する図です。貸借対照表の比較図は、企業の財務状況の変化を時系列で把握するのに役立ちます。資産・負債・純資産の各項目が増減しているかを見ることで、会社の体力(安全性)が強まっているか、借金が増えてリスクが高まっているか、あるいは投資活動が活発かなどを一目で判断できます。これにより、単年度では見えない経営の傾向や潜在的な問題を読み解くことができます。
純利益・配当推移
以下は過去の利益・配当の推移を示すグラフです。純利益・配当の推移グラフは、企業がどれだけ稼ぎ、その利益を株主にどれだけ還元しているかを示します。純利益の伸びと配当の増減を比較することで、企業の成長性、株主還元への姿勢、そして将来の投資に資金を回しているかなど、経営戦略を読み解くヒントが得られます。これにより、その企業が健全な成長をしているか、あるいは無理な配当をしていないかなどを判断できます。
純利益と配当性向の散布図
以下は過去の純利益と配当性向の散布図です。純利益と配当性向の散布図は、企業の稼ぐ力(純利益)と、その利益をどの程度株主に還元しているか(配当性向)の関係性を視覚的に示します。プロットされた各点が右上に位置するほど、純利益も配当性向も高いことを意味し、企業が成長しながら株主還元も積極的であることを示唆します。これにより、企業の利益創出力と株主還元のバランスを把握できます。
棚卸資産と在庫回転率の推移
以下は過去の棚卸資産と在庫回転率の推移を示すグラフです。棚卸資産とは、企業が在庫として持っている商品や原材料などの資産のことです。在庫回転率とは、一定期間における棚卸資産の回転数を示す指標で、在庫の効率性を測るための指標です。在庫回転率が高いほど、在庫が効率的に回転していることを示し、在庫の滞留が少ないことを意味します。