過去の業績推移は?
以下は過去の営業利益・純利益と営業利益率の推移を示すグラフです
株価はどうなっている?
以下は過去の株価とPERの推移を示すグラフです。一般にPERはその企業の利益に対して、株価が割高なのか、それとも割安なのかを判断するための目安になります。
事業内容は?
当社グループは、耐火煉瓦の製造・販売を基礎として産業向け耐火物の製造販売、セラミックス分野を始めとするプラントの設計・施工、建築材料及び舗装用材の販売等の事業を展開しています。
事業セグメント
- 耐火物事業: 耐火煉瓦、不定形耐火物、その他の耐火材料の製造・販売を行い、セメント業界などで使用される高温下での耐久性や耐火性が求められる製品を提供。
- プラント事業: 工業炉などの設備の設計・製造・施工を行うプラント部門と、工業炉の中に耐火物を施工するエンジニアリング部門に分かれ、セラミックス業界や化学業界で使用される設備を提供。
- 建材及び舗装用材事業: 美州興産株式会社が建材及び舗装用材の販売及び施工を行い、当社が一部の舗装用材と加工製品を製造、供給。耐久性や施工性に優れた製品を提供。
- 不動産賃貸事業: 所有している不動産の一部をオフィスや住宅向けに賃貸。
- その他: 外注品等を販売し、セメント・石灰及び環境分野などで使用。
セグメント別の業績は?
事業の特徴・強み
- 高品質かつ高耐久で信頼性が高く、顧客の要求スペックに応えるカスタマイズやサポートが可能。
- プラント設備は生産性向上や省エネルギー化の効果をもたらす。
- 環境に配慮した製品ラインナップを提供。
今後の展開・方針
特に記載なし
キャッシュフロー推移
以下は過去のキャッシュフローの推移を示すグラフです。
どんなことに設備投資している?
当社グループは、過去数年間にわたり生産能力増強と不動産賃貸事業の拡大を中心に設備投資を行ってきました。特に耐火物事業における工場設備の新設や改修に加え、不動産賃貸事業の賃貸用住宅建築にも注力しています。近年では、環境対応としてCO2排出量削減のための燃料転換工事も進めています。
※過去の投資内容は下記のとおりです。
- 2015-03-31 (147百万円)
目的: 生産能力増強
詳細: 亀崎工場の原料粉砕設備32百万円、成形用プレス改造20百万円 - 2016-03-31 (254百万円)
目的: 生産能力増強
詳細: 瑞浪工場のトンネルキルン新設50百万円、NC工場の真空焼成炉更新20百万円 - 2017-03-31 (360百万円)
目的: 生産能力増強
詳細: 四日市工場のトンネルキルン改修27百万円、煙突耐震補強工事26百万円 - 2018-03-31 (697百万円)
目的: 生産能力増強、不動産賃貸事業の拡大
詳細: 不動産賃貸事業の賃貸用住宅建築402百万円、技術研究所の表面形状形成装置18百万円 - 2019-03-31 (966百万円)
目的: 生産能力増強、不動産賃貸事業の拡大
詳細: 不動産賃貸事業の賃貸用住宅建築341百万円、亀崎工場の独身寮建築76百万円、瑞浪工場の600トン油圧プレス及びトンネルキルン新設134百万円、亀崎工場の6㎥シャトルキルン新設他106百万円 - 2020-03-31 (887百万円)
目的: 生産能力増強、不動産賃貸事業の拡大
詳細: 四日市工場の2,500トン油圧プレス及び付帯設備新設277百万円、不動産賃貸事業の賃貸用住宅建築113百万円 - 2021-03-31 (872百万円)
目的: 生産能力増強、不動産賃貸事業の拡大
詳細: 東京営業所及び不動産賃貸事業の賃貸用住宅であるビルの建築554百万円、亀崎工場の原料配合設備42百万円 - 2022-03-31 (592百万円)
目的: 生産能力増強、不動産賃貸事業の拡大
詳細: 不動産賃貸事業の賃貸用住宅建築190百万円、四日市工場の自動選別ライン97百万円 - 2023-03-31 (232百万円)
目的: 生産能力増強
詳細: 瑞浪工場の800屯油圧プレス及び付帯設備37百万円、1㎥高温シャトルキルン高温化改造11百万円 - 2024-03-31 (377百万円)
目的: 生産能力増強
詳細: 瑞浪工場の2㎥高温シャトルキルン高温化改造42百万円、山岡工場の乾燥炉更新38百万円 - 2025-03-31 (711百万円)
目的: 生産能力増強、環境対応
詳細: 瑞浪工場の真空炉、脱脂炉、受電設備133百万円、亀崎工場の17号トンネルキルンLNG化工事128百万円
負債・純資産と自己資本比率の推移
以下は過去の負債・純資産と自己資本比率の推移を示すグラフです。自己資本比率とは、企業の総資産のうち、返済する必要のない「自己資本」がどのくらいの割合を占めているかを示す財務指標です。
簡単に言うと、その企業がどれだけ借金に頼らずに経営しているか、つまり財務の安全性がどれくらい高いかを表す指標となります。
貸借対照表の比較図
以下は過去の貸借対照表の過去と現在を比較する図です。貸借対照表の比較図は、企業の財務状況の変化を時系列で把握するのに役立ちます。資産・負債・純資産の各項目が増減しているかを見ることで、会社の体力(安全性)が強まっているか、借金が増えてリスクが高まっているか、あるいは投資活動が活発かなどを一目で判断できます。これにより、単年度では見えない経営の傾向や潜在的な問題を読み解くことができます。
純利益・配当推移
以下は過去の利益・配当の推移を示すグラフです。純利益・配当の推移グラフは、企業がどれだけ稼ぎ、その利益を株主にどれだけ還元しているかを示します。純利益の伸びと配当の増減を比較することで、企業の成長性、株主還元への姿勢、そして将来の投資に資金を回しているかなど、経営戦略を読み解くヒントが得られます。これにより、その企業が健全な成長をしているか、あるいは無理な配当をしていないかなどを判断できます。
純利益と配当性向の散布図
以下は過去の純利益と配当性向の散布図です。純利益と配当性向の散布図は、企業の稼ぐ力(純利益)と、その利益をどの程度株主に還元しているか(配当性向)の関係性を視覚的に示します。プロットされた各点が右上に位置するほど、純利益も配当性向も高いことを意味し、企業が成長しながら株主還元も積極的であることを示唆します。これにより、企業の利益創出力と株主還元のバランスを把握できます。
棚卸資産と在庫回転率の推移
以下は過去の棚卸資産と在庫回転率の推移を示すグラフです。棚卸資産とは、企業が在庫として持っている商品や原材料などの資産のことです。在庫回転率とは、一定期間における棚卸資産の回転数を示す指標で、在庫の効率性を測るための指標です。在庫回転率が高いほど、在庫が効率的に回転していることを示し、在庫の滞留が少ないことを意味します。