過去の業績推移は?
以下は過去の営業利益・純利益と営業利益率の推移を示すグラフです
株価はどうなっている?
以下は過去の株価とPERの推移を示すグラフです。一般にPERはその企業の利益に対して、株価が割高なのか、それとも割安なのかを判断するための目安になります。
事業内容は?
当社グループは、国内外の鉄鋼事業および環境リサイクル事業を主たる事業とし、連結子会社16社、持分法適用関連会社3社で構成されています。
事業セグメント
- 国内鉄鋼事業: 電気炉を使用して鉄スクラップを溶融し、土木・建設用鋼材を中心とした鉄鋼製品を製造・販売。主要製品は異形棒鋼、構造用棒鋼、平鋼、山形鋼、I形鋼、ネジ節鉄筋(タフネジバー®)、ビレット(半製品)、鉄筋加工製品等。
- 海外鉄鋼事業: 自社電気炉で鉄スクラップを溶融・精錬した半製品、または外部購入の半製品に圧延成形を施し、土木・建設・鉱石粉砕用鋼材を中心とした鉄鋼製品を製造・販売。主要製品は異形棒鋼、ネジ節鉄筋、線材、鉱石粉砕用丸鋼、鉱石粉砕鉄球用丸鋼、ビレット(半製品)。
- 環境リサイクル事業: 医療廃棄物、産業廃棄物の中間および最終処理、再生砕石事業を行う。医療廃棄物はメスキュードシステムで無害化溶融処理。産業廃棄物はガス化溶融炉で中間処理し、燃料ガスを製造。
- その他: 港湾事業、鋳物事業、保険代理店業等を行う。
セグメント別の業績は?
事業の特徴・強み
- 国内外における鉄鋼製品の製造・販売ネットワークを持ち、環境リサイクル事業での独自技術を有する。
今後の展開・方針
今後の具体的な展開・戦略についてはテキストに記載がありません。
キャッシュフロー推移
以下は過去のキャッシュフローの推移を示すグラフです。
どんなことに設備投資している?
過去から現在に至るまで、当社グループは国内外の鉄鋼事業における生産能力増強や合理化、効率化を目的とした設備投資を継続的に実施してきました。特にベトナムや米国、カナダの生産拠点における投資が顕著であり、環境リサイクル事業や全社共通資産への投資も行っています。近年では物流体制強化や新たな営業受注システムの構築など、効率化を重視した投資が増加しています。
※過去の投資内容は下記のとおりです。
- 2015-03-31 (15,920百万円)
目的: 生産能力増強
詳細: ベトナムの生産拠点における工場建屋・設備等への投資、国内既存鉄鋼製造設備の維持更新や合理化投資、環境リサイクル事業の周辺環境対策 - 2016-03-31 (9,999百万円)
目的: 生産能力増強
詳細: 国内鉄鋼事業の維持更新や合理化投資、ベトナム南部の生産拠点の生産能力増強、環境リサイクル事業の産業廃棄物処理機能の高度化 - 2017-03-31 (7,026百万円)
目的: 合理化
詳細: 国内鉄鋼事業の維持更新や合理化投資、ベトナムの生産拠点の合理化、環境リサイクル事業の産業廃棄物処理機能の高度化 - 2018-03-31 (5,803百万円)
目的: 合理化
詳細: 国内鉄鋼事業の維持更新や合理化投資、ベトナムの生産拠点の合理化、管理型最終処分場用地の整備 - 2019-03-31 (5,507百万円)
目的: 合理化
詳細: 国内鉄鋼事業の維持更新や合理化投資、ベトナムの生産拠点の合理化、管理型最終処分場用地の整備 - 2020-03-31 (8,895百万円)
目的: 効率化
詳細: 国内鉄鋼事業の維持更新や合理化投資、物流体制強化、ベトナム、米国の生産拠点の合理化 - 2021-03-31 (10,863百万円)
目的: 効率化
詳細: 国内鉄鋼事業の維持更新や合理化投資、米国、カナダの生産拠点の合理化、ベトナムにおける鋳物工場の新設移転 - 2022-03-31 (12,971百万円)
目的: 効率化
詳細: 国内鉄鋼事業の維持更新や合理化投資、米国、カナダの生産拠点の維持更新、ベトナムにおける鋳物工場の整備 - 2023-03-31 (9,332百万円)
目的: 効率化
詳細: 国内鉄鋼事業の維持更新、海外生産拠点の維持更新、国内鋳物事業の製造設備の維持更新 - 2024-03-31 (11,499百万円)
目的: 生産能力増強
詳細: 国内鉄鋼事業の維持更新、海外生産拠点の維持更新や合理化、山口事業所の太陽光発電設備 - 2025-03-31 (17,064百万円)
目的: 生産能力増強
詳細: 国内鉄鋼事業の維持更新、ベトナム北部拠点の生産能力増強、国内鋳物事業の製造設備の維持更新
負債・純資産と自己資本比率の推移
以下は過去の負債・純資産と自己資本比率の推移を示すグラフです。自己資本比率とは、企業の総資産のうち、返済する必要のない「自己資本」がどのくらいの割合を占めているかを示す財務指標です。
簡単に言うと、その企業がどれだけ借金に頼らずに経営しているか、つまり財務の安全性がどれくらい高いかを表す指標となります。
貸借対照表の比較図
以下は過去の貸借対照表の過去と現在を比較する図です。貸借対照表の比較図は、企業の財務状況の変化を時系列で把握するのに役立ちます。資産・負債・純資産の各項目が増減しているかを見ることで、会社の体力(安全性)が強まっているか、借金が増えてリスクが高まっているか、あるいは投資活動が活発かなどを一目で判断できます。これにより、単年度では見えない経営の傾向や潜在的な問題を読み解くことができます。
純利益・配当推移
以下は過去の利益・配当の推移を示すグラフです。純利益・配当の推移グラフは、企業がどれだけ稼ぎ、その利益を株主にどれだけ還元しているかを示します。純利益の伸びと配当の増減を比較することで、企業の成長性、株主還元への姿勢、そして将来の投資に資金を回しているかなど、経営戦略を読み解くヒントが得られます。これにより、その企業が健全な成長をしているか、あるいは無理な配当をしていないかなどを判断できます。
純利益と配当性向の散布図
以下は過去の純利益と配当性向の散布図です。純利益と配当性向の散布図は、企業の稼ぐ力(純利益)と、その利益をどの程度株主に還元しているか(配当性向)の関係性を視覚的に示します。プロットされた各点が右上に位置するほど、純利益も配当性向も高いことを意味し、企業が成長しながら株主還元も積極的であることを示唆します。これにより、企業の利益創出力と株主還元のバランスを把握できます。
棚卸資産と在庫回転率の推移
以下は過去の棚卸資産と在庫回転率の推移を示すグラフです。棚卸資産とは、企業が在庫として持っている商品や原材料などの資産のことです。在庫回転率とは、一定期間における棚卸資産の回転数を示す指標で、在庫の効率性を測るための指標です。在庫回転率が高いほど、在庫が効率的に回転していることを示し、在庫の滞留が少ないことを意味します。